三丁目のひこうき雲

★べー坊ワールドへようこそ♪
楽しく面白く、ポエム&エッセイ風に落書きします。写真も大好き♪月1~2回程度更新中★

線香花火、花火大会、どちらも…

2005-08-06 01:07:24 | ポエム・歌
 きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる
露草模様を 信じたんだね 
きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ
くすり指から するりと逃げる
きみの線香花火を 持つ手が震える
揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから
火玉がぽとりと落ちて シュッ  
   
 
     ( 「線香花火」さだまさし・作詞作曲 )

僕の住む地域では、8月6日に「いたばし花火大会」がある。
恒例?のごとく、僕は行かない…
元来、僕は子供の頃から、『祭りなど』が好きじゃなかった。
それに…いっしょに行く女性もいないし… ぐすん…

だいぶ前、友達と、その彼女と、僕の3人で「隅田川花火大会」に行ったことがある。
でもね、案の定、そのとき友達カップル二人は、僕がいるにもかかわらず手をつなぎ、「イチャイチャ」…
で、僕はというと、恐ろしく寂しい思いをして、「お先に…」と遠慮して、トボトボ、泣きそうになって帰ったことが…

みんなも、そんな『ひどく惨めな経験』、ありませんか?
「ない?」そっか~!ちくしょ~!ぐれてやる(笑)

『花火大会』って、お祭りの一種ですよね!屋台が出たり、みんなオメカシして…
ものすごい人ごみで…
まあ、彼女となら、何処に行っても楽しいだろうけど…

『線香花火』…こちらは、地味ですね!
でも、海辺や、川辺などで、二人きりでする「線香花火」…
これなら、「花火大会」より、こっちの方が好きだけどな!僕は…

左手で、花火を持つ浴衣の袖に手をやり、かがんだ美しい姿…
そして僕は、そんな君をいとおしく見つめる…
そんな真夏の世の夢‥見てみたいなあ…


 きらきらと星が微笑み 袖をまくる きみも微笑む
風もないのに ふたり両手をかざして 火を灯す
ぼくの肩が きみのやわらかい胸にぶつかる
言葉を忘れたきみがいて 時を置き去りにしたぼくがいた

線香花火はチリチリ 無邪気に輝きを地面に落とし
その放物線を見つめ 過ぎ行く夏にコオロギが泣いた   


【 ☆ by bey 】
コメント (35)
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