三丁目のひこうき雲

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かぐや姫に恋した僕…の物語

2007-09-22 01:54:18 | 小説・物語・童話
満月の明るい夜、釣竿の先の、光る浮きを見つめていた。
今夜は、大きな魚が、たくさん釣れていた。
ふと、小さな湖の反対側の竹やぶで、何かが光っている。
僕は釣竿を置いて、恐る恐る、その竹やぶに入った。

一本の竹から、まぶしい光が四方に放っていた。
一瞬、パカッと竹が二つに割れ、中から掌サイズの赤ちゃんが出てきた。
それが、この切ないストーリーの、始まりだった…

その赤ちゃんは、僕が驚いて、どうしようかオドオドしているうちに、
どんどん成長し、ほんの30分ほどで小学生ほどになった。
それも、この世のものとは思えないほどの絶世の美女だった。
警察に届けようか、いや、宇宙人だったらNASAにメールしようか?
悩んだ挙句、とりあえずその子を家に泊めた。
彼女もそうしたいとゴネたからだ。



翌朝には、彼女はすっかり大きくなり、りっぱな大人の美女になった。
夢のようなSF映画のような話だけど、僕はなぜか不思議にも思わなかった。
そして、僕は知らぬ間に、一目ぼれをしていた。
彼女の名は「かぐや」
かぐやも、僕のことが大好きだと言った。
遠い星から、迷子になってこの地球に来たのだと語った。

僕たちは3日後には、ファーストキスをし…
おいしい朝食のパンを二人で食べ、
手をつないでスーパーに買い物に出かけ、
お笑い番組を見て、笑いこげる君を抱き寄せ、
どこにでもいるような、仲のいいカップルになった。

そして、そんなに日がたたない、9月のある日、
かぐやは泣いた…十五夜が近づいていたから…
・・・・・

…そして、長い長い時が経ち、10数年後の9月25日、
中秋の名月の夜が今年もやってきた。
あのときのことは、遠い遠い、記憶の宝箱に仕舞ってある。
あれ以来、満月は見ないと決めている。

(おしまい)これは、僕のまぎれもない実話である。

・・・・・


もちろん、これは小説ですよ!
僕はかぐや姫が大好きでス!
世界の歴史上、文学上の女性で、一番好きかも。
かぐや姫と言うと『竹取物語』、日本最古の物語らしい。
映画では1987年に沢口靖子主演で、僕も映画館で見ました。
上のミニ小説は、かぐや姫役に「沢尻エリカ」をイメージしました。
相手役はもちろん、僕ですが(笑)

今年の『十五夜』、つまり『中秋の名月』は9月25日です。
実際には満月は9月27日ですが、まあ、ほぼ92%満月らしい。
お団子を食べたいですね。
お供えの団子の数は15個が標準らしいです。
小食の僕は、そんなに食べれないです(^_^;)
ギャル曽根ちゃんなら、1500個くらい食べれそうだけど…
(そうそう、中居正広のキンスマのギャル曽根、見ました?)

・・・・・



【写真解説】
1番上は、サイトよりダウンロードしました。
2番目と3番目は、去年の12月に『六義園』にて撮影。
夜間紅葉ライトアップのとき、偶然満月だったので。
4番目と5番目は、前回につづき、『新宿御苑』の8月の写真です。
『熱帯スイレン』と『サルビア』の花です。

・・・・・


【ごちそうさま】
今回はふたつ!
ヤマザキのランチパック『クリームチーズ&ハム』と、
Asahi & KAGOMEの『完熟トマトのカクテル』です。

『クリームチーズ&ハム』は、まあまあかな?
おいしいんだけど、さほどインパクトはない?
『完熟トマトのカクテル』は、最初の一杯目には飲む気がしないです(^_^;)
昔は、酔っ払ってきたとき『トマトのカクテル』を飲んだこともありますが。
びみょ~~(^◇^;)

コメント (15)
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