ウォーム&テンダー・ボイスの新人男性シンガー・ソングライターが今チャートを賑わせています。その名はChuck Wicks。リード・シングルで、彼独特の優しみと素朴さと、それでいて適度なキレを併せ持つ素晴らしい声が堪能できるカントリー・バラード"Stealing Cinderella"がカントリー・チャートのトップ10に迫る勢い。アルバムのトーンも、Dann Huff(ダン・ハフ)がプロデュースに絡み、適度なポップ・フレイバーを振りまいた、気持ちよく聞けるコンテンポラリー・カントリー・サウンドになっています。オープニングの"All I Ever Wanted"からその声に耳が引き付けられました。この系統のミディアム"Good Time Comin' On""If We Loved"や"The Easy Part "そしてマイナーなスローの"What If You Stay"などの、Chuckのソウル・ボイスを引き立てる極上メロディのコーラスを持つナンバーが満載。また、ダウン・ホームなスロー"Mine All Mine"では素晴らしくエモーショナルでジックリ聴かせてくれます。一方、ロッキン・カントリー"What If You Stay"での疾走ぶりも堂に入ったもの。確かにRascal Flattsと共通する声質で、そこからカントリー・エッセンスを抽出し濃縮した感じなのかな。
CMT.comで早速特集インタビューがアップされています。このデビュー・アルバム、1曲を除いて全曲彼が作曲にクレジットされていてソングライターとしても非凡な才能を見せてくれていますが、その歌詞には自動車に関する描写が多いようです。「ドライブはとても好きさ。でも君に言われるまで、そんな事考えた事なかったよ」そして彼の以前の仕事ともなんら関係ないと彼は言ってますが、その仕事~セレブご用達のステーキハウスFleming'sのパーキング番人~で彼は、Kenny Chesney、Keith UrbanやTim McGraw Faith Hill夫妻の車のハンドルを握ったとの事。一番チップが弾んだ人は?との質問には、「それはどんなレコード会社で働いてるか、そしてヒット・ソングを書いてるか、ヒット曲を持ってるかによるよ」
デラウェア州Smyrnaの農場で育ち、Florida Southern Collegeへ。そこでカバー・バンドでプレイすると共に、House of BluesのIDチェック員をやりながら、様々な音楽に触れました。「僕はB.B.キング(B.B. King)からジェリー・ルイス(Jerry Lewis)、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & the News)、そしてブラッド・ペイズリー(Brad Paisley)やワイノナ(Wynonna)まで全てを見たんだ。それも無料でね。そして、いろんなジャンルのアーティストがどんな風にオーディエンスを盛り立て、対してオーディエンスがどう応えるかを見たんだよ」大学生最後の2002年に、RCAのdevelopmental(教育)契約でナッシュビルに。しかし、それは彼に仕事を約束するものではなく、そこから彼の本当の修行が始まります。「僕は音楽ビジネスについて何も知らなかった。僕が歌い方を知っているんだという事を、皆に知ってほしかった。最初に買ったアルバムはアラン・ジャクソン(Alan Jackson)の「Don't Rock the Jukebox」だったんだけど、シカゴ(Chicago)やジャーニー(Journey)も聴いてた。それでいて、ジョー・ディフィー(Joe Diffie)やトレイシー・ローレンス(Tracy Lawrence)のように歌おうともしてたんだ。僕はレコード・レーベルの連中に、僕が出来る幅広さを見せたかった」彼が行った最初の本格的なデモ・レコーディングは満足なものではありませんでした。「もし5年前にレコードを出しても、こうしてインタビューを受けるまでにはいかなかっただろうね。でもナッシュビルに来たおかげで、沢山の偉大なロングライター達に曲の書き方を教わる事が出来たんだ」
そして年間100曲を書いていたうちの1曲がRCAの興味を引きました。その"Stealing Cinderella"がRCAからラジオ局に提供されたのは昨年2007年夏で、上々の評判に。その年の秋にChuckは”Nashville”というテレビ・ショーに参加していましたが、残念ながら2回で終了。しかしこれが逆に功を奏し、シングル曲のプロモーションに注力、グランド・オール・オープリーにも出演したのです。そしてすぐに"Stealing Cinderella"は、結婚式での父娘のダンスに欠かせない曲になったのでした。
現在Chuckがツアーのオープニング・アクトを務めているBrad Paisleyも"Stealing Cinderella"を気に入った一人。「Bradは"Stealing Cinderella"をラジオで聴いて「誰が歌っているのか分からないけど、誰か知りたいね」と、彼のマネージャーに電話してくれたんだ。そうして全ては有機的に、自然に起こっていったんだ」
Chuckはパーキング番の頃、Bradの車も扱った事があるようです。BradはChuckの事を覚えていた?との質問に、「わかんないよ。そんな事聞いた事ないし、聞いて良いものなのかな?」
●ChuckのMySpaceページはコチラ●
CMT.comで早速特集インタビューがアップされています。このデビュー・アルバム、1曲を除いて全曲彼が作曲にクレジットされていてソングライターとしても非凡な才能を見せてくれていますが、その歌詞には自動車に関する描写が多いようです。「ドライブはとても好きさ。でも君に言われるまで、そんな事考えた事なかったよ」そして彼の以前の仕事ともなんら関係ないと彼は言ってますが、その仕事~セレブご用達のステーキハウスFleming'sのパーキング番人~で彼は、Kenny Chesney、Keith UrbanやTim McGraw Faith Hill夫妻の車のハンドルを握ったとの事。一番チップが弾んだ人は?との質問には、「それはどんなレコード会社で働いてるか、そしてヒット・ソングを書いてるか、ヒット曲を持ってるかによるよ」
デラウェア州Smyrnaの農場で育ち、Florida Southern Collegeへ。そこでカバー・バンドでプレイすると共に、House of BluesのIDチェック員をやりながら、様々な音楽に触れました。「僕はB.B.キング(B.B. King)からジェリー・ルイス(Jerry Lewis)、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & the News)、そしてブラッド・ペイズリー(Brad Paisley)やワイノナ(Wynonna)まで全てを見たんだ。それも無料でね。そして、いろんなジャンルのアーティストがどんな風にオーディエンスを盛り立て、対してオーディエンスがどう応えるかを見たんだよ」大学生最後の2002年に、RCAのdevelopmental(教育)契約でナッシュビルに。しかし、それは彼に仕事を約束するものではなく、そこから彼の本当の修行が始まります。「僕は音楽ビジネスについて何も知らなかった。僕が歌い方を知っているんだという事を、皆に知ってほしかった。最初に買ったアルバムはアラン・ジャクソン(Alan Jackson)の「Don't Rock the Jukebox」だったんだけど、シカゴ(Chicago)やジャーニー(Journey)も聴いてた。それでいて、ジョー・ディフィー(Joe Diffie)やトレイシー・ローレンス(Tracy Lawrence)のように歌おうともしてたんだ。僕はレコード・レーベルの連中に、僕が出来る幅広さを見せたかった」彼が行った最初の本格的なデモ・レコーディングは満足なものではありませんでした。「もし5年前にレコードを出しても、こうしてインタビューを受けるまでにはいかなかっただろうね。でもナッシュビルに来たおかげで、沢山の偉大なロングライター達に曲の書き方を教わる事が出来たんだ」
そして年間100曲を書いていたうちの1曲がRCAの興味を引きました。その"Stealing Cinderella"がRCAからラジオ局に提供されたのは昨年2007年夏で、上々の評判に。その年の秋にChuckは”Nashville”というテレビ・ショーに参加していましたが、残念ながら2回で終了。しかしこれが逆に功を奏し、シングル曲のプロモーションに注力、グランド・オール・オープリーにも出演したのです。そしてすぐに"Stealing Cinderella"は、結婚式での父娘のダンスに欠かせない曲になったのでした。
現在Chuckがツアーのオープニング・アクトを務めているBrad Paisleyも"Stealing Cinderella"を気に入った一人。「Bradは"Stealing Cinderella"をラジオで聴いて「誰が歌っているのか分からないけど、誰か知りたいね」と、彼のマネージャーに電話してくれたんだ。そうして全ては有機的に、自然に起こっていったんだ」
Chuckはパーキング番の頃、Bradの車も扱った事があるようです。BradはChuckの事を覚えていた?との質問に、「わかんないよ。そんな事聞いた事ないし、聞いて良いものなのかな?」
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