ダイアリー・オブ・カントリーミュージック・ライフ

現代カントリー・ミュージックのアルバム・レビューや、カントリー歌手の参考になりそうな情報を紹介しています

モーガン・ウォレン Morgan Wallen - "Don’t Think Jesus"

2022-04-28 | Morgan Wallen モーガン・ウォレン レビューまとめ

★この曲も収録されている、2023年のアルバム「One Thing at a Time」を取り上げました

 

モーガン・ウォーレンが、新曲をリリースし、ビルボード・ホット100で初登場7位、同カントリー・シングルで1位に躍り出ました。カントリーのシングルで、ホット100のトップ10に入るのは、ほとんど起きない事です。

 

 

注目の内容は、昨年自身がプライベートで発したNワード発言に端を発した騒動に対する自戒の念をにじませると共に、それを批判した人々の事にも触れているようです。一部聖書をモチーフに(ヨハネによる福音書8章7節「罪のない者が最初の石を投げる」)したりしているようで、厳密な解釈は荷が重いですが、ざっくりした訳詞を載せておきます。

 

少年はギターを手に入れ、歌を書き始めた
ウイスキーと女と酔っぱらいについて
彼は最初のショーでその3つを手に入れた
故郷では "ジーザスがそんなことをしたとは思えない "と言われた
少年は都会に移り住み 激しく生きた
ホンキートンク・バーで悪魔を追いかけ始めた
"ジーザスはこんな風にはしない "と言う声は無視した

 

(コーラス)

僕が神ならこう言うだろう 「お前なんかくそくらえだ」「お前を助けることはできない」
天国を与える他の誰かを見つけろと言っている
僕は僕を辱め、僕を責めるだろう
自分のミスを償わせる
でも神様はそんなことしない

 

少年は一人きり、頼る者もない
彼は祈るしかない。他に何ができるだろうか?
彼は言った 「もっと簡単な方法で私を目覚めさせてくれたらいいのに」
でもジーザスはそんな風にはしない

 

(コーラス)

僕が神ならこう言うだろう 「お前なんかくそくらえだ」「お前を助けることはできない」
天国を与える他の誰かを見つけろと言っている
僕は僕を辱め、僕を責めるだろう
自分の過ちを償わせる
しかし、僕はジーザスがそのように行うとは思わない

 

世界は背中を向けて石を投げるのが好きだ
だから少年は自分で石を投げたいんだ
しかし、主は僕が完璧でなく、それが僕の場所ではないことを知っている
そして、僕はジーザスがそのようにするとは思わない
みんなはジーザスがそのようにすると思うかい?

 

 

昨年は時折聴衆の前に現れては復帰を待望されてはいました。ただ、事が事だっただけに、華々しくプロモーションして、というわけにはいかないのかもしれませんが(「Dangerous:The Double Album」が年間ナンバー1になるなど、チャートアクションは十分華々しいですが・・・)、彼は有能なアーティストであることは間違いないので、事の推移を前向きに見守りたいです。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿