★2020年の「Starting Over」を取り上げました★
に 続き、大きな期待でもって迎えられた、2017年の2枚のシリーズ・
アルバム です。それぞれ、5月と12月にリリースされました。特に、
セカンドに当たる「Vol.1」が出た時は、たった9曲で時間も30分チ
ョッと、という簡素極まりない体裁に最初は拍子抜けしましたが、内容
は前作に勝るとも劣らなく、短い分濃縮された充実感に唸りました。続
く「Vol.2」もほぼ同様の体裁とクオリティで、結果、時間差を付けた
極上のダブル・アルバムってなイメージになりました。 触れておかなく
てはいけません。
アルバム です。それぞれ、5月と12月にリリースされました。特に、
セカンドに当たる「Vol.1」が出た時は、たった9曲で時間も30分チ
ョッと、という簡素極まりない体裁に最初は拍子抜けしましたが、内容
は前作に勝るとも劣らなく、短い分濃縮された充実感に唸りました。続
く「Vol.2」もほぼ同様の体裁とクオリティで、結果、時間差を付けた
極上のダブル・アルバムってなイメージになりました。 触れておかなく
てはいけません。
音楽的には、「Traveller」同様、古来のホンキー・トンク・スタイル、
中でも70年代にウェイロン・ジェニングス(この人、あの「We Are
the World」に途中まで参加していたのです!)を筆頭に一世を風靡し
たアウトロー・カントリーが芯になっていて、そこにブルース、R&
Bやサザン・ロック(パンク的にも思える)の要素で具現化し現代
性を醸しています。シンプルで骨太なバンド・サウンドや、クリスのギ
ターの根っこにあるのは、60年代後半のロックが参考にしたサザン・
ソウル・サウンドであり、リアルに現代に蘇らせているのが見事で
す。
たアウトロー・カントリーが芯になっていて、そこにブルース、R&
Bやサザン・ロック(パンク的にも思える)の要素で具現化し現代
性を醸しています。シンプルで骨太なバンド・サウンドや、クリスのギ
ターの根っこにあるのは、60年代後半のロックが参考にしたサザン・
ソウル・サウンドであり、リアルに現代に蘇らせているのが見事で
す。
「From A Room」に収められている曲想は、ミディアムからスロー曲
がほとんどでパッと見地味。しかし、いずれの曲もしっかりフックを持
ってます。ハードからメロウまで歌いこなせる歌唱力に裏打ちされたバ
ラエティ性もしっかり考えられていて、アルバムとしてじっくり楽しめ
ます。
シングル・ヒットした"Broken Halos"や"Millionaire"も、今の感覚だ
とシングルになるような曲ではない。こんなことが出来るのは、クリス
への業界やファンの信頼、期待度がなせる業でしょう。どんなにカント
リーがポップになり、いろんなスタイルをドンドン取り込んでいっても、
とシングルになるような曲ではない。こんなことが出来るのは、クリス
への業界やファンの信頼、期待度がなせる業でしょう。どんなにカント
リーがポップになり、いろんなスタイルをドンドン取り込んでいっても、
クリス・ステイプルトンがカントリー・ミュージック、そして南部ルー
ツ・ミュージックの文化を守ってくれる、という。。。
「Vol.1」は、2018年のグラミー賞で、カントリー・ソロ賞、カントリ
ー・ソング賞、カントリー・アルバム賞を総なめ受賞しました。ところ
が甲乙つけがたい「Vol.2」は、2019年のグラミーで受賞出来ませんで
した。CMAアワードでもアルバム賞を逃しています。いうまでもなく、
カントリー・ミュージックの未来を神々しく提示したケイシー・マスグ
レイヴスの「Golden Hour」に阻まれたのです。さすがのクリスも、こ
れには敵わなかったといったところでしょうか。
が甲乙つけがたい「Vol.2」は、2019年のグラミーで受賞出来ませんで
した。CMAアワードでもアルバム賞を逃しています。いうまでもなく、
カントリー・ミュージックの未来を神々しく提示したケイシー・マスグ
レイヴスの「Golden Hour」に阻まれたのです。さすがのクリスも、こ
れには敵わなかったといったところでしょうか。
最新情報では、クリスとモーガン・ステイプルトン夫妻は、5人目のお子
さんを授かり、5/29にはインスタにその赤ちゃんの姿を投稿したよう
です。おめでとうございます!
さんを授かり、5/29にはインスタにその赤ちゃんの姿を投稿したよう
です。おめでとうございます!
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