松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

オートバイひとり旅・シベリア横断~モスクワ~中央アジアの旅48 ウズベキスタン~タジキスタン

2013年05月14日 | 赤道直下と陸路国境148か所

タジキスタンの国境はすぐだと思っていたがちょっと様子が違って走っても走っても国境につかない・・どうしてだ。


まっすぐ行くと国境アフガニスタン・テルミズ方面の標識・・タジキスタンの首都ドウシャンベはここから左に入る

ウズベキスタンからタジキスタンへ向かう
2003年9月18日木曜 20℃はれ 30℃はれ
夜中も仕事で働いているルスタンさん9時に帰って来た。朝食をごちそうになったあと、さータジキスタンに向かおう。気持ちだけでもとお金を渡そうとしたが受け取りは拒否される。家族の写真を撮ったあと10時に出発・・ほんとうにおせわになりました。朝から太陽の陽差しは強く照らしてくる。タジキスタン国境まで60キロぐらいだからすぐに入国出来るだろう思っていたが・・・道なりに走っていたのにどうも違うようだ・・。どうしたんべ・・ドウシャンベ。

400キロ走っても国境ゲートに着かない、どうしてだ。走るに走る。ベンジンを入れよう。交差点の大きなスタンドは閉まっている。少し待っていると開いた(開けてくれた)満タンに入れて進む。途中スタンドではないところでベンジンをペットポトルで売っている。開いているとこで補給しておかないとどうなるか不安だったので2リッター二本を買って走る。ウズベキスタンのベンジンスタンドはほとんど閉まっているのでひやひやしながらの走行だ。

砂漠の山岳地帯に入った。車は走ってこない。追い越す車もない。なんだか不気味な砂漠の岩山が続く。標識は真っすぐ行くとアフガニスタン・テルミズ。ここから左に入ってドウシャンベに向かう。直線になっている道路でアイスの水を売っている子供たち。なんだか小さい顔の日本人の顔に似ている子供たち。こんなところで売れるのかなー。ちょっと休みながら写真を撮らせてもらった。


砂漠地帯みたいなところで冷たい水を売っていた、タジキスタンに近いウズべキスタンのはずれに住む子供たち・・顔が小さくて日本人に近いかわいい顔(日本人に似ているじゃなくて日本人がにてるのか・・)

標識で見るとタジキスタン・首都ドウシャンベまであと100キロのところの「デノ」とゆう街についた。宿に入ってシャワーを浴びてすぐ食堂に行く。ホテルの一人がついてくる・・なぜだろう。ひとりの方が気が楽だからと帰ってもらった。二軒目のうどんや見たいな食堂に入る。地元の腹の出た中年がまとわりつき・・隣りに座る。言いがかりみたいな言葉を言っている。いやなので席を移りさけた。

食堂の人がなにかゆうが効き目がないようだ。「うるせ―なー」怒鳴った、するとおれの「胸ぐらをつかんだ」。ゴムゾ―リを脱いで裸足になった。片足上げて空手の姿勢で「カモン!」「お前の眼」を「えぐり抜く」ぞと「眼球を獲る」「しぐさ」を見せた。すると今まで威勢(いせい)のよかった太った男は突然両手を上げて「バンザイ」の形でおとなしく降参した。本気でけんかするつもりだった。どこにでも安い酒を飲むといばってからむ男がいるもんだ。まったく気分が悪い。


ほとんど民家がなくなり砂漠の中の道路になってきた