松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

オートバイひとり旅・シベリア横断~中央アジア  69 イラン・テヘラン~イスファン 

2013年12月18日 | 赤道直下と陸路国境148か所

上・イラン・イスファン・・これからパキスタンへ
下・テヘランから半分200キロ走ってきた・・イスファンまであと200キロ

2003年10月17日金曜 朝20℃ 25℃ 30℃
イスファンに向けて再スタート。テヘランのホテルを出る。オートバイは部品屋
オーナーが8時前に出してくれていた。ありがたい。ハイウェイの入口まで引っ
張ってもらった。

その前市内を走っているとマイカーの人が突然日本語で話しかけて来た。ビック
する直近に寄って来た・・停まる寸前にバランスを崩して倒れる。マイカーのう
しろのタイヤにオートバイのミラーがくい込んでしまった。親しく話していたが
倒れてから保証してくれ・・と。

「なにを言ってるんだ」あんたが「突然」「話しかけたからだ」マイカーはその
まま走り去った。ミラーは工具を出して直す。イスファンに向かってハイウェイ
を走り途中の料金所でおまわりに止められて「オートバイはダメ」ときた・・

「ふざけんじゃない」「きのうは大丈夫だった」日本語でまくしたてる。隣りの
事務所にエライ人?がいるところまで連れて行かれる。結果はOK。


高速道路・・・テヘランからイスファーン

そのままハイウェイを走りテヘランから約400kmイスファンに14時頃着いた。
イスファンに着く100キロ手前から高原になっていた。イスファンの宿はウズベ
キスタンで会ったひとり旅の女性カドデラさんにおそわったメモを持っている。

そのメモをオートバイの兄ちゃん二人に見せホテルまで引っ張ってもらった。
ほんとにオートバイの人にはお世話になるなー。ホテルには日本人がわんさか
泊まっているとのこと。

泊まる手続きをしていると日本人が「オートバイできたの」と話しかけ玄関前に止めて
いるオートバイを数人で見に行った。中庭のある宿になって何人かはくつろいでいた。

日本人旅行者10人以上泊まっているようだ。自転車3人、ツーリスト3人、その
他ひとり旅とか・・。泊まり10$=1200円。さっそくお店を聞いて夕食の買
い物を済ませるイスファンは夕方肌寒さを感じる。標高1400mあるらしい。

2003年10月18日土曜 はれ温度計見られず はれ19℃ 昼30℃

朝方寒い・・やっぱりテヘランとはチト違う。朝5時前に目が覚めてから寝つかれづ
ウトウト9時過ぎてベッドから出る。11時半頃ホテルの前の道に続く有名?な「橋」
を見に行く。

長い石橋を渡ってみる。けっこう地元の人たちの人出があり川の岸辺ではくつろいで
いるひとも。橋の途中には見晴らし台みたいな避難場所みたいものもこしらえてあり
めずらしかった。


めずらしい橋・・渡りきったところから

そのまま帰りにはエルム(イマーム)広場へ。家族連れで来ていた親子に写真を撮っ
てもらったりしていた。ここは静かでゆったりしている、が。案内の青年がひつっこ
くついてくる、案内してあげるみたいなことを言う。

「あっちへ行け」最後はどなる。一人でゆっくり歩きたいのだ。おじゃま虫め。宿に
3時に戻った。ネットは宿にあり3時間(360円)過ごす。夕食はニワトリのブロ
イラー焼き半分買ってきた。



青のタイルが美しい・・エルム(イマーム)寺院

午前中にパキスタンやアフガニスタンを旅してきた自転車旅人に情報を聞いた。反対
車線に強引にはいってきたり、追い越しなど相手かまわず走ってくると。追い越し車
が来て田んぼに「飛び下りた」こともあるとか・危なかったと。

アフガンは危ないとか、インドはもっとひどいとかの話にビビってしまう。本当に危
ないのかな。

しかし、「人に聞かれたら」話そうと大げさに「整理した」話しに聴こえた。普通に
話ししてもらえればいいのに・・。まぁ注意して走れなければと思う。さーあしたか
らパキスタンに向かって走ろう。