松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

韓国の旅 釜山(ブサン)から東海岸を北上 

2008年11月12日 | 北朝鮮「朝鮮民主主義人民共和国」の旅

韓国料理はセットで出てくるので食いきれないな。もったいない。
これにアナゴの塩焼きを注文。

2008年11月9日日曜 朝くもり はれたり小雨
4日間釜山にいた。夕べの雨も上がったようだ。空の一部は青空も出て来た。
8時12分東海岸を走って北上北朝鮮の国境を目指す。7号線、7号線と信号
で停まるたびにドライバーに聞きながら走る。なかなか7号線に乗れない。

あーヤバイ!高速のゲートに入ったようだ。韓国はオートバイで高速道路
を走ることが出来ないのだ、Uターンは出来ない。右端にオートバイが来た
あ、走れるのか?。あとをつけるオートバイが通り過ぎようとしたらゲート
が閉まって、腕木が折れてしまった。ゲート内で停まる。係官が怒って何
とか言っていた。そしてわたしに「行け」と手で合図。

料金はいらないのかな、ありがとう。ここは高速道路ではなかった。安心した。
でもなぜに料金ゲートがあるのだろうかなー。高速道路の標識をはっきり
区別できないがそれらしき標識を見るとさけて走り続ける。高層住宅地に
入り込んだ。ゆるやかな突飛がありスローで走る。


海の上長大な橋を架けてその上は高速道路だろうか。

海岸に出た。サンフランシスコのゴールデンブリッジのような立派な長い橋だ。
その橋は高速になってるのだろう。その橋を見渡せる遊歩道ではジョッキング
する人、散歩する人、まだ酒の抜け切れない若者達が遊んでいる。地図を開き
現在地を聞く。だいぶ走ってきたようだがまだ、釜山市内を抜け切れていない
ようだ。

どうも7号線に乗れない。大きな交差点でオートバイを停める。タクシーを止
めて「7号」を聴く。そこを右に折れてまっすぐ「どこまでも行け」と教えてく
れた。北の方面に向って走っていることはなんとなくわかる。いつのまにか
7号線を走っていた。あーよかった、よかった。


ようやく7号線に乗ることが出来た。


日本海の見える東海岸べりを走っているが海は時たましか見えない。三時間
で120km。GSスタンドでだいたいの距離を聴く。もっている地図には距離は
書いてないので助かった。北朝鮮国境まであと350kmぐらいか。ここらあた
りまでくると道幅が狭くなり海岸どうり特有の小さいカーブがつづく。

また雨が降ってきた。ここまで晴れたり、小雨になったりと繰り返していた。
カニの産地なのだろうかカニの看板が掲げられている港を過ぎる。カニを
食いたいがまだ1時と泊まるには、ちと早い時間だ。

突然ハイウェイのような道に出た。時々このような高速道路のような道に出る。
韓国では高速ではなくとも一般道路も立派な道を建設している。泊まる予定
をしていた街チャムソンに着いた。海岸通りに回り「安い小さいモーテル」を
聴く「デスカウント、スモール、スモールモーテル」

地元の人なのだろうか三軒並んでいるモーテルの中から「そこがいい」と
指さしておしえてくれた。一階二階はレストラン3階以上が部屋になってい
る。一泊30000フォン=2400円、泊まることにする。部屋からは目
の前が海だ。いつも走るときは朝からなにも食わずに水だけで走ることが多い。
今日も朝から食わず、途中寒かったのでコーヒーを飲んだだけで腹ペコに
なっている。



泊まったモーテルとオンドルの部屋。あったかくて気持ちがいい。


泊まっているホテルの二階のレストランに行くと「一人」では「ダメ」とこと
わられる。韓国のひとり旅はつらいなー。となりのレストランに行った。
なにかけげんな顔をみせたが「OK」となった。水槽の魚、ひらめを10000
フォン(800円)かと紙幣を見せたら「おーNO」「50000フォン(4000円)
だと大笑いされる。

じゃ10000フォン=800円の魚をお願いしますと注文する。いやな顔を見せ
ず「OK」とこころよい返事。隣は子供たちも4,5人いる三家族がテーブル
を囲んで食事中でにぎやかだ。出て来た注文のビールに小皿9皿といつも
のセットらしい。サンマの塩焼きと800円の刺身は大どんぶりに入っている。
床暖房なので座っていて気持ちがいい。



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