最初は雪バックのシルエット。
フレンドリーなカケスが多い公園だったので,一瞬,またカケスか,と思ってしまった。
そのくらい大きかった。

トラツグミって,こんなにデカかったっけ,と思うくらいデカかった。

ある図鑑によると,ツグミが全長24㎝,トラツグミが全長29.5㎝。
全長のみで単純比較はできないが,ツグミの1.23倍,2割増しを超える大きさだ。
全長のみで単純比較はできないが,ツグミの1.23倍,2割増しを超える大きさだ。

「日本鳥類目録」(改訂第7版)によると,トラツグミはヒタキ科トラツグミ属。
ツグミはヒタキ科ツグミ属なので,属が違う。
トラツグミ属は,マミジロと本種の2種。
ツグミはヒタキ科ツグミ属なので,属が違う。
トラツグミ属は,マミジロと本種の2種。

この子は,この公園で越冬していて,ときどき人前に姿を見せているようだが,トラツグミは,姿を見る機会が少ない鳥。
幸運だった。しかも,雪景色の中だったし。

そして,ポンと頭上の木に飛び移る瞬間も見ることができた。


被写体ブレはしているが,翼の模様が見えた。

下面の太くて白い2本の翼帯がよく目立つ。

木に止まってよく見えたこの子の胸の模様。

発見。トラツグミの胸には,飛んでいる鳥がたくさんいる。

トラツグミの英名は,Scaly Thrush 。直訳すると「鱗(うろこ)ツグミ」。
この模様を鱗(うろこ)に見立てるのは納得だが,あまりに即物的で,何かつまらない。
しかし,お腹に飛んでいる鳥を持っている,それを自分は知っている,と思うと,愛しさが増してくる。
この模様を鱗(うろこ)に見立てるのは納得だが,あまりに即物的で,何かつまらない。
しかし,お腹に飛んでいる鳥を持っている,それを自分は知っている,と思うと,愛しさが増してくる。
人に教えるようなことではないけれど…。
(2024/02/24 トラツグミ)
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