ワクチンではなく鳥の話し。
この日,この公園には,マヒワとカワラヒワ,アトリの3種が混ざり合った群れが入っていた。
この3種はしっかり混ざっていたわけではなく,混ざったり,分かれたりを繰り返していた。
休日の公園なので,犬の散歩やジョギングで訪れる人も多く,地面に降りていた鳥たちは,人が通るたび,樹上に避難していた。
マヒワは,スズメより小さな鳥で,オスはメスより黄色味が強く,黒い帽子がチャームポイント。
画像で見ると渋い色に見えるが,野外では,この黄色が,より黄色く,鮮やかに見える。
メスは,かなり地味になるが,めんこいことに変わりなし。
遊歩道に面した木に止まってくれるので,散歩の方々の目も楽しませてくれていた。
カワラヒワは,マヒワより大きく,がっしりしている。しかも,この日にいたのは,亜種オオカワラヒワ。亜種カワラヒワよりひと回り大きいやつ。
カムチャッカ,樺太方面から越冬のために渡ってきた冬鳥だ。
マヒワと一緒になると,マヒワより大きいのが,よくわかる。
亜種オオカワラヒワは,背中に見える三列風切に白色部分が多いことと,頭から後頭にかけて灰色であることなどで,亜種カワラヒワと区別して,識別するらしい。
亜種カワラヒワと比較できると良かったんだけれど,亜種カワラヒワと断言できる個体は,群れの中に見つけられず。
背中に見える三列風切は,地面にいるときより,樹上の方がわかりやすい。
大きさが歴然と違うようなので,亜種カワラヒワがいれば,大きさでも区別できそうだが,比較対象がない場合,大きさで判断するのは,野外ではむずかしい。
アトリは,この前日に大きな群れが入っていたそうだが,この日私が確認したのは,置いてけぼりにされたオス2羽だけ。
夏羽への換羽は,これから,という感じかな。
季節が進んで,鳥も動き始めている。
(2024/02/24 マヒワ,カワラヒワ,アトリ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます