バードトレーニング

行動分析学の理論に基づく鳥のトレーニングやしつけのサイト。

鳥にトレーニングが必要なの?

2004年10月03日 | トレーニングとしつけ
■鳥にトレーニングできるの?

            

 三歩歩いたら忘れる、なんていわれる鳥ですが、覚えの良さは驚くほどです。また、鳥たちもトレーニングを楽しんでいるようです。

 トレーニングを始めるのに遅すぎるということはありません。種類や性別、年齢も問いません。鳥には素晴らしい学習能力があるのです。

■トレーニングは必要?バードトレーニングとは

 トレーニングは、芸を覚えさせるためのものだけではないように思います。
 トレーニングの理論を知り実践することで、こちらの意図を伝える方法や、彼らがどうやってこちらにサインを出しているかがわかってきます。トレーニングの方法を学ぶということは、動物たちとのコミュニケーション能力を高めることにも繋がっていくように思うのです。

環境エンリッチメント

 また、ちょっとした芸を教えることで一緒に楽しく遊ぶことができるようになります。トレーニングを上手に使えば、刺激が少なく単調になりがちな飼育環境を豊かにすることもできるのです。

■鳥に優しいトレーニング

 動物のトレーニング、訓練、しつけ、曲芸というと、「アメとムチで従わせる」というイメージから、嫌悪感を持たれる方もおられるかもしれません。しかし、ここでご紹介しますトレーニングでは、罰を使いません。また、餌を見せて行動を促す「餌で釣る」ことも原則としてしません。鳥の自発的な行動を誉めてトレーニングします。 鳥は一緒に遊んでいるつもりなのでしょう。このトレーニングが好きです。

■どういうふうにトレーニングするの

鳥がうれしいと思うことが良い行動の直後に起こるようにしてみましょう。

     何か行動をする→嬉しいこと出現!

行動の直後にうれしいことが起こることが繰り返されると
鳥はその行動を取ることが多くなります。

■でも、ほめているのにちっとも言うことを聞かないけど。

そんなときは、ほめていることが伝わっていないのかもしれません。
どうやったら、「そうだよ!」「いい子だね!」を鳥にわかるように伝えることができるのでしょうか。

まずは、クリッカートレーニングのページをご覧下さい。
上手にほめる方法がわかります。
クリッカートレーニング


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