円ジョイ師匠とセタッシーの時事ネタ

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白桜忌

2013-05-29 12:16:41 | マスター独り言
本日は、与謝野晶子の命日「白桜忌」である。

やは肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君 

妻子のあった与謝野鉄幹にぶつけた情熱の歌です。 女性の官能をおおらかに謳う処女歌集『みだれ髪』を刊行。

反体制反戦歌『君死にたまふことなかれ』を『明星』に発表。

女性解放思想家としても巨大な足跡を残した。墓は多磨霊園にある。

円ジョイ好みの歌人である。

彼女のことを知ったのは円ジョイが小学生の時である。
母の支持者で、円ジョイの事をとても可愛がってくれた作家で文芸評論家の「キヌタ文庫」の永島冨士夫ジイチャンが、セックスの意味さえ知らないオクテの円ジョイに、晶子との性愛体験をファンタジーのように語ってくれたのである。

もちろん、晶子もみだれ髪も知らないバカ小学生だったケド、ジイチャンの晶子とのオマ〇コ連発発言は、45年たった今でもハッキリ記憶に残ってる(笑)

晶子は性に奔放なプレイガールだったのだろうか?

同時代の成城 野川の野鳥の会の出身の女性解放の活動家「平塚らいちょう」の共産主義とは政治心情は大きく違うように思うが、とても日本の古典女性のセンスを正直に歌にした女性なんじゃないかと思う。

小泉純一郎がいなければ、間違いなく総理になってた孫の天才コンピューター政治家の与謝野馨と共に興味深いゾ

業平忌

2013-05-29 00:47:10 | フレンチ酒場(祖師谷大蔵)
 毎年五月二十八日に、京都市小塩の十輪寺で、在原業平を偲ぶ「業平忌」が営まれている。この三弦法要に参列したのは、20年前のことであった。 六歌仙の一人である業平は、五十六歳で没するまで、晩年を小塩で過ごした。菅原道真とも交流があり、ともに詩歌管弦の遊びを楽しんだこともあったという。  業平の父は平城天皇の皇子、阿保親王で、母は桓武天皇の皇女。業平は天皇の孫なのだが、父が薬子の変に係わったため、臣籍に下って在原姓となった。かきつばたを折句にした歌などで知られる業平は、また派手な女性遍歴を重ね、伊勢物語のモデルであるともいわれている。

円ジョイ好みの歌人である。

プレイボーイと言われているが、軍国や暴力セックスを肯定する権力思考の今の維新の政治家より、歌とユーモアで愛を語り歴史に残る業平のが素敵なのだ。

大好きな古典落語「ちはやぶる」や「かきつばた」を季語でなく、あいうえお作文で詠む洒落感覚は今も円ジョイを魅了する。

関西や東海地区だけでなく、関東や江戸でも大人気の業平は、もちろん隅田川の業平橋や言問橋に云われを遺すが、
「放縦不拘(物事に囚われず奔放なこと)」という描写と相まって、高尊の生まれでありながら反体制的なユーモア歌人貴公子なのだ。

ところで「業平橋駅」を「とうきょうスカイツリー駅」と駅名を変えるセンスにはユーモア感覚ゼロだと思うゼ(笑)