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アソウのヨソウはハズレたが、華麗なる一族の噺

2007-09-23 22:32:17 | マスター独り言
予想通り麻生太郎の大健闘。なぬ!ハズレだって。だからゴメントとコメントしたろう。福田さんの出馬宣言前の予想だったからネ。さて二代目福田ソーリの誕生ですが、福田康夫くんは世田谷区生まれ(高崎市じゃないのヨ!)の世田谷在住、世田谷地盤のおちみちお元代議士は義弟でおちたかお代議士(落ちた顔とギャグにされる名前)は甥にあたるそうで世田谷ゆかりの華麗なる代議士一族なのだ!(そして私も世田谷生まれ世田谷在住、毎日カレー作ってる加齢臭の漂うかれいなるコックさんなのだ!(笑い)。群馬県や世田谷区の自民党関係者はさぞ喜んどるにちがいない。
今までの権力争いは自民党だけで行われていたけど、二大政党制になった今、権力抗争は民主党との政権抗争になり、内閣の寿命は読めなくなった。三角大福や角福戦争と言われた時代が懐かしいゾ。だけど田中真紀子が野党にいるから二世による角福戦争があるかも、真紀子さんに最近パワーが感じられないのが残念だけど。
どっちにしろ国民不在の権力志向はかんべんしてもらいたい。
政治の話はつまんないので落語会の華麗なる噺家一族の話をしましょう。
私はNHKの秘蔵映像でしか聴いたことないけど伝説の昭和の名人、古今亭志ん生師匠!
かずかずの武勇伝をのこし少年期から飲む、打つ、買うの道楽三昧、しかし落語にかんしては天才的才能を発揮、まともな古典はモチロン、高座で寝てしまったり、ヨッパラって話したり、扇子と手ぬぐい忘れて演ったり、一言も声を発せずに落語を成立させたりしました。のちの関係者や研究者によると師匠は勉強家で落語の可能性を実験的に、それら計画的に演っていたのでは?と言う証言もあります。
真意は私にはわかりませんが、そんな志ん生師匠9/21が命日だったそうです。
命日といえば、その志ん生師匠の息子さんで、私がもっとも大好きな噺家、志ん朝師匠の命日が、それも七回忌がもうすぐ10/1に控えています。古今亭一門は今週から来月初旬まで、たてつずけの追悼興行で、さぞ大変なことでしょう。63歳ですか、だれからも愛された噺家なので、私がいまさらですが、早すぎます残念です(泣)
生で高座見たのは昔の池袋演芸場でしたが、師匠登場でいままで居眠りしてた客が、かぶりつきで乗り出したのを揶揄して「落語はのどかでいいですな、眠気眼で肩の力抜いてぼんやり聞いていただく・・これが一番です。」で話だしたのを強く記憶に残っています。
落語を知らなくとも、ジブリのアニメ《平成狸合戦ぽんぽこ》のナレーションで、みんなご存知ですよネ。師匠の語りなくして、この映画は成り立たないと監督の高畑勲さんは、おっしゃっていました。私もジブリアニメ1.2位の映画です。時々ビデオをみては師匠の声色を真似しています。この語りは平成の長編古典落語として高座で語り続けてもよい名作になり得るじゃないでしょうか、古今亭一門のお弟子さん、どうかチャレンジして下さい,お願いします。
大名人志ん生師匠の息子たち2人、馬生師匠、志ん朝師匠、天才が天才を育てた稀な一族、これこそ私が思い描く権力とは無縁な本物の華麗なる一族だと思います。(合掌)

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