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「荻窪ラーメン」は
戦後、荻窪駅北口には闇市ができ、駅前に屋台のラーメン屋が並んだ。後にこれらの店は青梅街道沿いに店舗を出すようになっていく。
荻窪を中心とする中央線沿線には、昭和初期から作家文人が多く住み、彼らのいきつけの店などがたびたび随筆に書かれて知られていた。
これらのラーメン店にも文化人のファンが多く、すでに1960-70年代には「春木屋」が映画監督の山本嘉次郎のグルメ本で紹介される等、荻窪ラーメンは比較的早くから一部では有名な存在であった。
1985年に公開された伊丹十三監督の映画「タンポポ」は、「佐久信」をモデルに制作された。※浮きペディアより