雅子皇太子妃・徳仁皇太子・愛子内親王の現状は”第二の女系天皇問題”安倍元総理暗殺は第3の敗戦、愛子天皇は終末の敗戦だ

※当ブログでは明治典範にも違反する生前の譲位に抗議し、ブログタイトルは違法即位後も同タイトルとします。

【教育 規範意識低下】ルールの方が間違っているから破っていい?大分高校他、この夏の高校スポーツで起きた3つの「事件」

2016年08月27日 20時54分02秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

筆者がスポーツの話題について書くのは、ブログを初めて10年近くの中で初めてだと思う。

生前退位問題や終戦の日、さらに他ブロガーとの論戦などで、いささか時期を逸してしまったが、今夏、高校スポーツという教育の場で、「ルール」にまつわる気になる事例が3件も続いたので、時期が遅れても取り上げねばと思い、筆を執る次第である。

その3件を時系列順に示す。

1.7月9日、高校野球沖縄大会 浦添商業高校対小禄高校:8回表に先攻・浦添が逆転も8回裏途中ですさまじい豪雨となりコールドゲームのため、8回表裏が規定により無効となり、試合は7回で終わったものとして扱い、小禄高校の方が勝利。

2.8月2日、高校野球全国大会(甲子園) 大分高校女子マネージャー、女子は試合中や練習中にグラウンド立ち入り禁止にも関わらず、グラウンドにユニフォーム姿で入り練習を補助、関係者から制止される。顧問が自分のミスだと釈明。

3.8月7日、高校サッカー大阪大会 大阪学院大学高等学校 開会式を欠席し、棄権扱いに。原因は顧問のミスだという話。



お断りしておくが、私自身、スポーツの規則には疎い方なので、ネットの声を読む一方、詳しい友人にルールのことを尋ねたりしていた
(これも書くのが遅れた一因です)


それぞれについて、やや詳しく書いてみよう。話の都合上1→3→2の順とする。

1.の件に関しては、他の2件に比べればまだ異様さはなかった。異常豪雨のため、試合続行は危険と考えられた以上、審判の打ち切り宣言はやむを得ない。

私も知らなかったのですが、プロ野球とアマチュア野球では、コールドゲームの時の扱いが異なるようですね。
高校野球では「すでに両軍の表裏が完了した回まで遡り、そこまでの得点で勝敗を決める」とは。
それがルールであれば、規定通り行われたので、残酷かもしれないが、雨を恨むよりないだろう。
8回表の得点を「温情」で認めてしまったら、それはルール違反であり、小禄高校の方が不当な敗北で大会を去ることになる。

3.に関してだが、詳細が不透明な部分がある。なぜこのような事態になったのかが、まったく報じられていないからだ。
ともあれ、ネット上でも「生徒の落ち度ではないから救済すべきだ」「開会式のない地域もある」的な擁護論が広がった。
調べていくうちで、私が賛同したのは、
「運営側から見れば生徒も学校側である。」
「これだけ情報化している時代、学校や部活の誰一人気づかないというのがありうるだろうか」
という意見である。

すでに高校自身が公式サイトで謝罪している。
大会運営側に落ち度がないのなら、責任は学校側である。
それで終わったと思ったら、サッカー部の保護者会が、大阪市教育委員会に救済措置を訴え出たという。恥の上塗りという他あるまい。

2.の件、筆者は特に取り上げたかったのは、この大分高校の話である。
この女子マネージャーについては、すでに実名も顔も全国に報道されてしまっている。未成年者であり犯罪者ではないので、あえて名だけは伏せる。

それでも、いささか(犯罪者ではない)未成年者への個人攻撃になってしまうが、この問題の背後には特に誤った世論が渦巻いていたし、政治的背景も気にかかったので、あえて厳しく書く。

「事件」そのもののあらましは上に書いたとおりだが、この女子マネージャーについては特に奇妙な擁護論が相次いだ。

「運動能力のない男子の方が危険だ」「3年間一緒に頑張ってきた」「男女差別だ」「女子野球もあるのに」など。
あるスポーツ紙は「史上初めてグラウンドに立った」「あっ、立っちゃった」的に、ルール違反をもみ消すような報じ方をしていた。

一方、顧問は、ルール勘違いと謝罪したが、本人は悪びれた様子もなく、謝罪したという話も聞かない。
出場2度目でルールを勘違いしていることはあり得るだろうが、この件に関する公的な謝罪が報じられていないのが気にかかる。

もう一つ驚いたのは、本人が自主的に、あるいは学校側が、このような不始末を起こした生徒を、最後まで公の場に出し続けたことだ。

本人は翌日も抽選会に出席し、「まただめなのかと思った」など、まったく反省を感じさせなかった。
試合の時にはには男子部員に交じって、甲子園の応援席に座ることになった。
(一部マスコミが彼女をそこまで追いかけまわしていたのも呆れるが。)

大分高校はこの報いか知らないが、初戦で大敗して甲子園を去った。
それで終わりと思いきや、甲子園が終了してからも、一部スポーツ紙などは、彼女を「勝利の女神たち」の中に加えて礼賛し続けた。

この後、ルール改正が検討されるまでになったらしいが、結局、女子がグラウンドに立ち入るのは危険だ、と却下された。

サッカーやバレーを見ても、男子と女子が分けられている。明確に体力差があるからだ。
男女混合と女子のみの競技は違うのではないか? そこが混同されていないか? 
逆に、女子チームに男子の助っ人が入ったらどうなる、と考えたらいかがだろうか?

それから、大分県というのは九州で最も左翼・日教組が強いとの情報を得た。
思ったのだが、本人はともかく、この事件の背後に男女同権闘争に持ち込もうとする動きはなかったのだろうか。
加えて、高校野球のバックには毎日新聞がいる。政治的に本件を利用しようとけしかける動きがあっても不思議ではない。
学校側が故意にルール違反をさせた可能性はないだろうか?
マスゴミもその意図を察していたので、彼女を擁護し続けたとしても不思議ではなかろう。

このマネージャーの件では、STAP疑惑の小保方晴子を思い出した。自分が不正を働きながら被害者面をして、科学に疎い世論を味方につけて、政治闘争でごね勝ちしようとしたあの人物を。

マネージャー本人も、ルール違反した自分も悪かったのだと認識し、二度とこのような過ちをなさないでほしいものだ。

3件に共通しているのは、当事者よりもむしろ周囲や社会から、ルールを奇妙な温情とやらで壊そうとする、甘やかし世論の渦巻いたことだ。
いずれも、部員の喫煙などという違法行為ではなかったのは幸いだが、それが逆に妙な温情論にもつながっているのではないか。
高校スポーツは校舎内と同じく教育の場であり、ルールを守る、守らせるのは当たり前のことではないか。

安易な救済措置により、ルール違反を正義のごとく扱い、ルールを守った側が馬鹿を見たり、迷惑をこうむるという視点が全く欠けているのも共通している。
小禄高校はどうなる?開会式にちゃんと参加した他の高校は?グラウンドに出たくても出られなかった他の女子マネージャーは、さらに他の高校は?

現行ルールに違反するしないと、ルールそのものの是非や改正が混同されていたのも、この3件の特徴だ。
その混同の帰結が

「ルールの方が間違っているから破ってもよい」

だ。
まさに戦後日教組教育の産物であり、社会秩序を乱してきた大きな一因だろう。

尤も、今の日本では、最も高貴な方々が、そういうお考えという…。


日本人なら忘れてはいけない、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件は、戦後の日本弱体化、人権至上、子供性善説の招いた犠牲だ。

昭和から平成にまたがった女子高生コンクリ詰め殺人は終わっていない。犯人の凶悪少年4人(うち犯行現場の少年Cの両親は共産党員)が平然と社会復帰し、再犯までしている現在進行形の事件。 日本人なら被害者(あえて実名で)古田順子さんを弔おう。 元をたどれば戦後レジームの犠牲者だ。