東京から友人の家には、上野から高崎線にのります。
東京駅があまりの人出で、予定を1時間繰り上げて上野に着きました。
上野を散策しようと思うエネルギーが失せて、そのまま高崎線にのってしまいました。
電車はクリスマスの買い出しか、年末の買い出しか、満員です。
車内は暑くて、コートを脱ぐくらいでした。
新埼玉駅あたりで、車内も少しだけ空き、私も座ることができました。
乗ること1時間半あまり、降車駅の深谷に着きました。
途中、友人には予定より1時間繰り上げたこと、でも、深谷で散策するから気にしないでという旨のメールを打ちました。
降り立った深谷の駅は東京駅のミニチュア版。
レンガ造りのしゃれた建物でした。
駅舎は高いところありました。客待ちのタクシーが数台止まっています。
あたりを見渡すと、雪をかぶった山々が見られます。
4時近くになっていました。エスカレーターで下におりました。
ちょっと時間まで散策。
暮れかかった空が灰色で、吹く風の冷たさを感じます。
夜になるとイルミネーションになるのでしょうね。
マスコットのふっかちゃん。
うさぎのようでシカのようで、つのは深谷ねぎを表しているそうです。
駅の周りを一回りして4時の時報の頃、ふっかちゃんの下に男の人の銅像みたいなものが隠れるのを見ました。
「からくり時計の上段には深谷市のマスコットキャラクター「ふっかちゃん」が回転し、1時間ごとに渋沢翁のお顔がせり上がってくる仕掛けです。渋沢翁は日本の市松人形とアメリカの「青い目の人形」を持って時を刻みます。」
と書いてありました。
携帯が鳴りました。
友人が迎えに来てくれたようです。
約束の時間より早く到着した私を彼女も予定を繰り上げてきてくれたのでしょう。
暮れかかった知らない地で、彼女の顔を見て安堵。
早く迎えに来てもらったことに感謝です。