母が老健に入っています。
2週間に一度行くその近くに、道の駅があります。
その道の駅には四季折々の旬の野菜がいっぱい。
その中で朴葉を見つけました。
実家でも近所から朴葉をもらってきて、作っていたのを思い出しました。
あまり好きではなかった朴葉寿司ですが、
なぜか懐かしくなり、作ってみることにしました。
朴葉寿司の具には、きゃらぶき、卵焼き、しゃけ、シイタケの甘煮、でんぷ、紅ショウガなど。
一応でんぷ以外はお手製。しゃけは塩麹につけておいたものを焼きました。
紅ショウガは、昨年の梅の時期に作ったもの。
ちょっとしょっぱい紅ショウガですが、みじん切りにして入れる量を少なめに。
同じように卵焼きも塩少々とこしょうで味付け。
キャラブキは天むす用に作ってあるもの。
葉を購入するとき、道の駅に買い物に来ていた地元の方に葉の処理法を聞きました。
「葉を洗った後で、酢で拭いているよ」
朴葉に寿司飯をのせ、具を並べて四角く包めば完成。
朴葉は大きいとごはんがたくさん入ると思って、小さいものを求めましたが、少し大きめの方が包みやすいです。
具材はこれからもいろいろ考えて、その時期の旬の食材と保存食をうまく組み合わせたいですね。
子供の頃の我が家では、朴葉ずしがあまり大きな地位を占めていたとは思いませんが、わが生まれ育った地方の伝統食を、なぜか作り続けて行きたいと思うようになってきたこの頃です。