「ボブ吉」デビューへの道。

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生瀬勝久さんの似顔絵。「14才の母」第3話

2006-10-27 04:34:42 | 有名人似顔絵【な・は行】


「突然だけど、私、桐ちゃんのこと、好き。」
「本当に、突然だね。」
智志(三浦春馬)も同じ気持ちなら、妊娠してる事を告げようと
思ってた未希(志田未来)。
もし同じ気持ちでなかったなら、告げずに手術してたんでしょうね。
それを思うと切ないシーンではあるんですが、
気持ちを確かめないまま、行為に至ったってことの方が、
怖くもあり、それが現代なのかなと思ったり。
ただ、このドラマでは、そうなったいきさつが問題ではなく、
そんな普通と思える子が、妊娠した後、命の大切さを知るともに、
どう生き抜いていくかを、描いていきたいんでしょうね。
少女漫画のような1話から、思いっきり現実を突き付けられた
2話への落差を見ても、そう感じてしまいます。

今回、手術直前までいきますが、やっぱり手術なんか出来ないと
病院を飛び出す未希。
僕は、父親目線で見てしまってるので、産むということには
やっぱり賛成しかねます。
ただ、どの選択が正しいかなんて、わかりませんよね。
間違った選択に思えても、やがてそれを正解にできる可能性はある。

昼間の「ザ・ワイド」では、「人気の秘密は役者魂」と、
紹介されてた志田未来。志田未来・田中美佐子・生瀬勝久を中心とした、
白熱した演技のぶつかり合いもさることながら、
「いざ」といった時の母親・父親の行動の違いも、細かく描いてますよね。
前回では、意気込んで相手方の母親(室井滋)に会いに行ったものの、
一瞬ひるむ父親(生瀬勝久)、逆にそれまで尻込みしてた母親
(田中美佐子)は、覚悟を決めて、すっと前に出る。
今回も、混乱してギアをバックに入れ、あわてて直そうとするが、
今度はワイパーを動かしてしまい、さらにあせる父親、
それを見て運転を代わる母親。
こういう細かさって、女性脚本家ならではのような気がします。