「ボブ吉」デビューへの道。

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森山未來クンの似顔絵。「役者魂!」第1話 「14才の母」第2話ほか。

2006-10-19 14:43:07 | 有名人似顔絵【ま・や行】


●「役者魂!」第1話
瞳美(松たか子)のあり得ないほどの妄想グセや、
本編とは関係なく、ショートストーリーになってる(らしい)
エンディングの映像など、変化をつけてるところはあるものの、
目新しさを感じるまではいかず、ハッキリ言ってしまうと、
期待外れの初回でした。
ただ、このドラマの持つ雰囲気は好きです。
「どこが?」と聞かれても困るんですが、安心感のある優しい感じと、
適度なベタさ加減でしょうか。

「役者魂」というタイトルにはなってますが、天涯孤独の瞳美(松)、
瞳美が担当する俳優・本能寺(藤田まこと)、そして本能寺の
子供だと言い張る謎の子供たちと、人の結びつきがメインに
なりそうな予感もします。
でも役者がしのぎを削る展開も、期待したいところです。

※あの子役の女の子は、見た憶えあるなと思ったら、夏クールの
「誰よりもママを愛す」に出てた女の子(川島海荷)ですね。

●「14才の母」第2話
これこそ「役者魂」を感じるドラマでした。
2話の展開は、予告を見ていれば、予想のつく範囲内だったと
思うんですが、両親と娘のやりとりは、役者同士の闘いも感じさせ、
気付けば次週の予告になってたという、あっという間の1時間でした。

1話の感想で、未希(志田未来)と智志(三浦春馬)の関係や
心理描写など、もっと丁寧に描いてくれたら・・と書いたんですが、
考えを変えました。
「入り口」は、あえてあまりイメージを限定せず、
誰の身にも起こりうる事として、多くの人を招き入れ、
妊娠以後の運命の過酷さを、訴えたかったんじゃないですかね。

娘の相手の家に、乗り込む父親(生瀬勝久)、その父親の勢いに
押され、ただついていく母親(田中美佐子)。
しかし、相手の母親を目の前にして、一瞬ひるむ父親、
逆に覚悟を決め、前に出る母親。
この辺の細かさも際立った、第2話でした。

●「僕の歩く道」第2話
「チクってんじゃねーよ。」
「チクる?それ、使い方間違ってる・・」

僕が言っても、あまり重みがないんですが、
今回は、個性というか、可能性のお話だったんでしょうか。
「チクる」という言葉、こんな使い方もできるのか。
この脚本家さんは、「蛍光灯の交換」や「ペンキ塗り立て」で
お話1本作る人。いつも新鮮な驚きを与えてくれます。

今回の似顔絵は、新鮮な驚きを与えられずスマヌ(汗)