「ボブ吉」デビューへの道。

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宇多田ヒカルさんの似顔絵。「花より男子 2(リターンズ)」最終回「拝啓、父上様」第10話

2007-03-17 21:19:02 | 有名人似顔絵【あ行】


●「花より男子 2(リターンズ)」最終回「史上最高のプロポーズ」
第9話の2人を取り巻く事態の深刻さ、そしてあの雨の別れのシーンから、
つくし(井上真央)と道明寺(松本潤)が復活するシナリオって、
どんなものなんだろう?と、興味を持って見ていました。
自殺しようとした謎の社長との出会い、道明寺の記憶喪失、
海(戸田恵梨香)の登場と、まあ、ちょっと「とってつけた感」も
強かったけど、そこはそれ、見応えある最終回に、
すべて吸い込まれていきました。
雪山で遭難!?武道館に12,000人のエキストラ!?いやいや、それよりも
男子的には、つくしと中島海の温泉シーン?(笑)
もうある程度、最終回の着地点は見えてただけに、その過程を楽しむには、
充分過ぎるほどの話題・エピソード。ホント、堪能させていただきました。

宇多田ヒカルさんの似顔絵を描いたという事で、音楽の話題も触れておきます。
今期「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」でも感じてたんですが、
挿入歌というのかイメージソングというのか、「歌」の使い方が
素晴らしかったように思います。
東京タワーなら、コブクロの「蕾」、花男2なら「Flavor Of Life」、
それが流れ出すと、まるでスイッチが入るように、感動が高まりました。
しっかりした原作があってこそ、出来る構成だとは思うんですが、
心憎いやり方です。

冬ドラマ、続々と最終回を迎えますが、視聴率では、「華麗なる一族」
「花より男子 2」「ハケンの品格」と3強の争いでしたね。
一足早く「ハケン~」が最終回を迎え、26%という高視聴率をマーク。
平均視聴率では、華麗>花男>ハケンの順で、ほぼ決ってると思うんですが、
最終回単独での視聴率争いも、面白そう。

●「拝啓、父上様」第10話
大女将(八千草薫)「あの部屋にね、キムタクが入院してるの。」
一平(二宮和也)「ホントですか!?」
大女将「(小指を立てて)さっき来てた。」
一平「奥さんがですか?」
大女将「チェ・ジウ!あの2人できてるの。国際不倫!ところがね、
さっき婦長さんに聞いたらね、そんな人いないって、とぼけるの。
きっとジャニーズの方針だと思う。」
一平「・・部屋にいきましょうか(汗)」
病室に入った一平と、大女将。
母・雪乃(高島礼子)と、(もしかしたら自分の父親かもしれない)
津山冬彦(奥田瑛二)の関係を、大女将に聞こうとする一平。
だが一平よ、この時点で、今の大女将に聞くのは無謀だと気づけ(笑)
一平(二宮和也)「知ってますよね?当時のあの2人の事・・
2人は子供を作ったんですよね?2人の間には子供がいるんですよね?
それは、つまり誰の事ですか?」
大女将(八千草薫)「名前をつけたのは、この私・・」
一平「一平って、ですか?」
大女将「つよし。」
一平「俺、最初は、つよしって名前だったんですか?」
大女将「つよしが成長して、草なぎ剛。それでその剛が、チェ・ジウをこっそり
キムタクに紹介して、2人ができたってわけ。それが真相。
わかった?真実って面白いでしょう?」
困り果てる一平「(心の声)面白過ぎた・・」
このドラマを見てない人が読んだら、意味不明なセリフの数々に
驚いてしまう事でしょう(笑)
拝啓、倉本様。ぶっとびすぎです。もう、このドラマの虜です。
もう一平の父親なんか、津山冬彦以外なら、誰でもいいです(笑)

旧き良き日本の、大切なものが、誰のせいでもなく
消えていこうとする切なさ。それがドラマ全体を覆っているのに、
こんなセリフでさえ、馴染んでしまう。いや、馴染むというより、
「スパイス」になってしまう、とても不思議なドラマです。
いよいよ来週は、最終回。
一平の惚れた女性、唐沢ナオミ(黒木メイサ)の父親・津山冬彦は、
果たして、一平の父親でもあるのか?
いや、竜さん(梅宮辰夫)に、「韓国ドラマみたいだな?」と、
ツッコませたからには、絶対に違うはず・・と思いたい(笑)