「ボブ吉」デビューへの道。

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ユースケ・サンタマリアさんのGIFアニメ。「今週、妻が浮気します」最終回

2007-03-28 22:06:18 | 有名人似顔絵【ま・や行】


●「今週、妻が浮気します」最終回「幸福の選択」
これは、「妻が浮気した夫婦の再生ドラマ」としては、弱かったと思う。
自ら求めたという「浮気」は、そんなに簡単に断ち切れないだろうし、
浮気相手の春木夫妻も、あまりにドラマ上都合が良過ぎます。
ただ実際の夫婦や、これから結婚される人には、参考になる事も
多々あったんじゃないでしょうか。
一度失敗した人が、再び失敗を繰り返さないようにするのは当り前の事。
ならば、このようなドラマで、「疑似失敗」を経験させて、
現実の失敗を回避させてあげる、それもドラマの、
存在意義の一つではないかと思います。

しかし、ドラマの作りから見ると、安易な展開も多く、
そこまで感情移入が出来にくくなってたのも事実で、残念です。
最終回で言えば、「現代公論」廃刊の危機を回避できるキーマンに
ハジメが出会うという、ありがちなパターンを使ったのは、
少なからず違和感があったんじゃないでしょうか。
講学館・会長(平泉成)の「わしが、この会社を起こしたのはね、
社会の不公平や矛盾を是正し、消してはならない、文化や歴史を
次の世代に伝えていく為だ。現代公論には、その志がある。」
というのも唐突でした。
序盤で、現代公論は、特集記事のヒットがない状態。
そこから「大きな男特集」、「今妻男」のヒット、
そして10話に出てきた「陽だまりの町」特集と、サイドストーリーで
ちゃんと雑誌の成長が描けていれば、まだ納得できたかもしれません。
それか10話の「陽だまりの町」特集に関連づけて、
講学館会長と出会う、という選択はなかったんでしょうか。
いずれにしても、そういう小さな違和感の積み重ねが、
本筋を見せる邪魔になったと感じています。
まあ、そんなもっともらしい事を、わかったように書いてる僕ですが、
ハジメのスピーチでは、ボロ泣きだったわけで(笑)
「07年 冬クールドラマを振り返って」の記事でも書きましたが、
「今週、妻が~」は、もっと煮詰めていれば、すごく面白い内容に
なってたんじゃないかと思います。

そうそう、ちょっとIQサプリ的なんですが、堂々家の名前、
「ハジメ」は「一」、陶子は、「十」子とも書けます。
マイナス(-)をプラス(+)に変えるチカラ、という意味が
込められてたんでしょうか。

さて春クールの火9は、石原さとみ、時任三郎、田口淳之介による
「花嫁とパパ」(4月10日スタート)。
予告見ました?ちょっとキツそうな内容ですね(汗)
石原さとみは好きですが、キンキン声は出させない方がいい。
ナースあおいほど、職業的な魅力もなさそうだし、厳しいパパとの
騒動だけで、「ダンドリ。」「役者魂!」「今妻」と続いた
火9の負の連鎖を断ち切れるのか?(汗)