●「ロス:タイム:ライフ」第1話 カメラマン編
カメラマン編の主人公は、中山(瑛太)。
第2話刑事編の主人公は、都並(小山慶一郎)。
あのロスタイムの悪夢、「ドーハの悲劇」の時の
日本代表メンバーの名前を、拝借するんでしょうか。
まあ日本人にとって、「ロスタイム」と言えば、
「ドーハの悲劇」ですもんね。
じゃ、「ラモス」・・
いやいや、女性主役で「ルイ」って名前も出てくるかな。
『人生はサッカーであり、サッカーは人生だ。
それが本当だとしたら、ロスタイムには何かが起こるはずだ。』
予告もコミカルで、これは「モップガール」のように、
明るく楽しく見れるのかなぁと、期待してたんですが、
ちょっと違いましたね。
ロスタイムに何かが起きるとするなら、逆転できる
可能性も残して欲しかった。
1話は、「作者が作ったルール」を、紹介する意味合いが
強かったのかもしれませんが、
例えばロスタイム中の中山(瑛太)が、身を呈して人助けを
したらどうなるの?とか、ちょっとした疑問も浮かびました。
いや実は、そういう展開になるのかなと思ってたもので。
コメディタッチで演出しても、あのロスタイム終了の
ホイッスルで、すべて吹っ飛んでしまいました(汗)
胸が苦しくなりましたよ、やっぱり。
ところで中山がタクシーで移動してた時、あの審判団は
どうやって移動してたの?
病院に着いた時、審判団がぜぇぜぇと肩で息してたら
面白かったのに(笑)
●「SP SECURITY POLICE 警視庁警備部警護課第四係」追記
最終回まで堪能した後、第1話から見返してみると
すごく面白いですよ。色んなセリフが、心にしみ込んできます。
そして見落としてたもの、言葉なども発見でき、
それが後で意味を持つのか?と、期待も膨らみます。
今回はとりあえず、第1話での「気付き」を書き留めておきます。
◎聞き逃してたセリフ(冒頭の合コンシーン)
「君さ、東北出身でしょ?多分、青森。
今日のお昼、カレー食べた?
もしかしたら昨日の晩ご飯かもしれないけど。
それに彼氏が3年も居ないっていうのは、ウソだよね。」
と、井上(岡田准一)が、まくしたてるシーンがあったでしょう?
でもその途中で、尾形(堤真一)から着信があり、
井上と尾形が、携帯で会話をします。
その途中で、ぼそっと入る、井上の友人(ムロツヨシ)と
合コン相手(井端珠里)の会話が面白い!
井上の友人「何カレー食った?」
女性「グリーンカレー・・」
と、女性は、『東北訛り』で答えてるんです(笑)
録画してる人は再生してみてください。
演出の細かさに笑ってしまいます。
◎ウソを見抜く(合コンシーン)
「人はウソをつく時にさ、視線を左に向けるんだよね。
こんな感じで。」
合コン相手(井端珠里)のウソ(可愛いウソだけど)の
根拠を説明した井上。
そこで思い出してもらいたいのが、エピソード0。
「正義を守る為(に警察官になった)。」と言う尾形に、
「うそなんですね。」と、井上は冷静に否定してましたよね。
あの時尾形も、視線を左に逸らしてたんですよ。
もっと探してみたら、他の誰かがウソをついているか、
この「ウソ」の仕草、見つかるかもしれませんね。
◎意味深な「手錠」不携帯
合コンの場から呼び出され、SPとしての身支度をする井上。
手錠を手に持ち、「要らないよな・・」と、机に仕舞う。
しかし、都知事警備の現場でテロリストを逮捕し、
「手錠貸してもらっていいすか?持ってくるの、忘れちゃって。」
と、尾形に手錠を貸してもらう。
明らかに、故意に手錠を携帯していないんですよね。
手錠を貸してもらうシーンは、リバプールクリーニングの2人を
逮捕した回でも出てきましたが、今後訪れるであろう
クライマックスで、意味ある使い方がされそうで、
期待(妄想)が膨らんでしまいます。
例えば、手錠を貸してもらい、その「貸してくれた人」に、
手錠をかけるとか(笑)
前半だけで、こんなに出てきてしまいました。
細かく探していったら、たくさんの味わいどころが出てきそう。
不定期にはなりますが、また記事にしたいと思います。