「ボブ吉」デビューへの道。

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温水洋一さんの似顔絵。「あしたの、喜多善男」第5話

2008-02-06 16:14:56 | 有名人似顔絵【な・は行】


●「あしたの、喜多善男」第5話「誘拐犯が人助け!?」
面白いドラマは、感想がスラスラ書けるもんですが、
意外にこのドラマって、感想を書くのが難しくないですか。
思い返してみると、「吉高由里子(宵町しのぶ役)がいい!」
としか、言ってないような気がします(笑)
で僕は、ドラマも中盤になると、1話から見返してみるんですが、
今回も、ちょっと見返してみました。

「人生にわるい事が起きた時、それは良い事が起きる
前兆なんだと、ものの本に書いてあったりする。」
第1話冒頭のナレーションです。
5話でも、善男の担任の先生が持っていた
寄せ書きの色紙に、こう書いてありましたね。
『先生から言われた「つらさの後には、幸せが訪れる。」
という言葉を胸に刻み、がんばります。』
憶えてます?善男って、第1話から、死にそうな目に
毎回遭ってるんですよ。
第1話(1日目)ベランダから転落しそうになる。
第2話(2日目)看板が直撃しそうになる。
第3話(3日目)ジャグジーで石鹸ですべって転倒。
第4話(4日目)サウナに閉じ込められる。
第5話(5日目)殺し屋が背後に迫る!!
そして、1話を見返してる時、気付いたんですが、
1話で、善男(小日向文世)と平太(松田龍平)は、
こんな会話をしています。
「平太さんは何かないんですか?死ぬ前にしておきたい事ですよ。」
「そうだな・・1回でいいから犯人はおまえだ!って
やってみてぇな。
あと、上から何かでっかいものが落ちてきてさ、
その下にいるすっげぇいい女を、逃げろーーーっとか言って、
そっから恋が芽生えるとかさ。」
平太の「してみたい事」、後半の1つ、第2話(2日目)で
叶ってると思いません?
そう、善男とこれで恋に落ちるわけですよ(笑)
それは冗談としても、平太は善男に対して、特別な感情が
生まれつつあるんじゃないでしょうか。
そして数日後に「犯人はおまえだ!」って言うシーンが
やってきそうで、コワイです。
なぜ、コワイのかって?
それは、「してみたい事」が叶ったら、何か悲しい事が
待っていそうじゃないですか。

さてその平太、1話から毎回、「父親の話」を引用してしゃべってます。
4話だったか、殺し屋(温水洋一)相手に、「ファザコンじゃねぇからな。」
と言ったのは、皆さんも憶えていらっしゃると思います。
松田龍平自身に、「ファザコンじゃねぇ。」と言わせてる時点で、
面白いのですが、平太は父親に対して、特別な感情があるんでしょうね。
今後も、平太の「父親の話」に注目してみてください。

今回、5話の話はほとんどしてないですね(笑)
じゃ最後にちょっとだけ関係のある事を。
2話で、鷲巣みずほ(小西真奈美)は、こんな事を言っていました。
「(夫の件に)犯人なんていないんだもの。」
「事件性はない。」という意味にも聴こえますが、
「犯人は、この世の中に居ない事になってる人物」とも、とれますよね。
三波貴男(今井雅之)さんは、もしかして本当は生きてる?
そして杉本マサル(生瀬勝久)が、みずほにカマけてた
「あなたの窮地を救う為に、動いてる人物」というのが、
その三波貴男だったりするんでしょうか?