このところ毎日のようにマイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」の
ライブ映像を見ております。
この楽曲の中には「ゼロ・グラヴィティ」というダンスパフォーマンスが
あるんです。
このパフォーマンスは、両手両足を揃えて起立した状態から、踵を支点にして
身体を前方へゆっくり傾けていき、斜め45度の角度で静止した後、
また元の体勢へ戻るというもの。
これ初めて見たときには、CGか何かだと思いました。
ムーンウォークは真似して出来るようになったんですが、
さすがにゼロ・グラヴィティは出来ない・・。
もう10年以上前かな。
ダンス経験者の方に、「ゼロ・グラヴィティって出来るん?」と
聞いたことがあるんです。
「出来ます」と言われて「うそーCGか何かじゃないん?」と。
そこで思考が停止してしまって、検索を怠った。
で最近になって、YouTubeのおすすめで「Smooth Criminal」が上がってきて
ゼロ・グラヴィティを再び見ることになったわけです。
自分でもチャレンジしてみるけど、絶対にできない。
そこで検索して調べてみると・・
これ当初はワイヤーを使ってたみたいですね。
でもステージ上では、再現が難しいということで考え出されたのが・・
足首まで覆う靴を使用(足首までの靴と見えない工夫がされていますね)
靴のかかとに金属パーツ
床から出たフックにその金属パーツを引っ掛ける
足を軸として身体を前方に倒す
筋力を使って直立の姿勢まで自力で戻す
フックから金属パーツを外す(フックは即座にステージ上から引っ込める)
これライブ映像で見ると、ダンサーの1人がフックを外すのに
一瞬手間取ってる様子がわかります。
でも1曲の中の、たった1回(数秒)のパフォーマンスに
これだけの仕掛けを用意するなんて、ただただ頭が下がります。
そういう意味でも、この映像を何度も見てしまうんですよねぇ。
公式マークがついてるから、動画のアドレスを載せても大丈夫かな。
この動画を繰り返し見ていると、何気ない動きがすごく魅力的に見える。
なにも特殊な動きをするだけがダンスではないんだなと思うのです。
ハットを斜めにする、ハットをかぶる。
変な歩き方をする。マイケル独特の決めポーズ。
癖になって、何度も見てしまうんですよねぇ。
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