「運使うのって怖い」。こちらも明石家さんまさんの名言にあったが、確かに物事が上手く行っている時は、その先にツイていた時のしっぺ返しがないかと心配になるものだ。最近は平穏な日が続く。昨日から改めて8ミリフィルムのテレシネを始めたが、今度は映写機が非力で残念な事になっている。またヤフオクで探そう。キャノンの映写機は映写ランプが切れてしまった。通称、タヌキ球と言われている8v50w規格の電球だ。当然、現在は入手がしづらい。なのでヤフオクで、デッドストック品を探すしかないのだ。なれば反って映写機を新調した方が早いのかも知れない。検討しよう。それで昨日にテレシネしたHD規格のデジタルデータだが、その転送が些か厄介である。(ようやくそれ用のライティングソフトをカスタマイズしてインストールした。)やはりWindowsは動画編集には非力なのだろうか?(問題は変換だ。)準備の手間ばかりが掛かり、その後の作業に辿り着くまで大変である。平日は色々と差し支える。一昨日久々に旧知の知人に会ったが、その度に時間の大切さを実感してしまう。
そんな感じで家庭の記録映像を元にした作業は、第二部を手掛けている段階。主に写真が中心となるが、見当たらない物が在ったり、記憶違いも在ったりして、人の記憶なんぞ、大して宛にならない事を実感してしまうのも今更だ。こちらの作品も尺が、45分になる予定だ。その位の長さがやはり見易いようだ。一昨日にカセットデッキを修理する為に発注していた電解コンデンサーが揃った。結局は何度も復活させているLo-Dのカセットデッキの為だ。今度はレベルメータのアンプの部品だが、次は何処が悪くなるだろう?その内部は回路にまで、手が入り、既にオリジナルからは遠くなった。回路は単純で、それ故にシンプルで音が良い。もっと良い機種は在るが、結局、それに落ち着いてしまう。
さて時事だが、現在の臨時国会に於いて、与党たる自民党が参議院幹事長である世耕弘成氏が、内閣総理大臣の岸田文雄氏を猛批判したのだが、その参議院幹事長と云うのも「何か意味が在るのかいな?」と思う程だ。その世耕氏と言えば、未だに経産省大臣の頃の印象が深いが、仕事の出来る人は、時にそれを疎む者も中には居るだろう。しかしながら大臣と官僚の関係ではどうだろう?官僚への目が常に届く為に、好き放題には出来まい。それで参議院幹事長なんて役職に「追いやられたのでは?」てな事を思ったりする。これは私見だが、世耕氏のような人が、外務大臣なり、官房長官になれば、かなりの事が改善されるのではなかろうか?それだけ安倍内閣当時の世耕氏の動きは敏速だった。正に必要な場所には必ず居る経産省大臣だった。とても有能な政治家だと思う。衆議院に鞍替えするのは如何だろう。
その世耕氏だが、岸田総理の所信表明演説に関し、猛批判をしている。読売新聞によると「世耕氏は、9月の内閣改造後も支持率が低迷し、衆参補欠選挙が1勝1敗に終わった要因について、「国民が期待するリーダーとしての姿が示せていないことに尽きる」と指摘した」との事。その上で「あるべきリーダー像に関し、「決断し、分かりやすい言葉で伝え、人を動かす」などと説明したうえで、「税収増の還元」は「還元という言葉が分かりにくい」と批判。「給付か減税かなど、与党内でも臆測を呼び、世の中に対しても、何をやろうとしているのか全く伝わらなかった」と厳しい見方を示した。これに対し、首相は「強い意志を持って政策を実現する姿勢を示すことが重要だ。常に省みつつ、有言実行を貫いていきたい」と応じた」と報じられた。自民党内での批判なので、見方によっては「ガス抜き」とも取れるが、その反面、世耕氏なれば文句のひとつ位は言いたくなる気持ちは解る。
岸田首相 所信表明演説 全文
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231023/k10014234351000.html
岸田首相、与党に期限付き所得減税の検討を指示へ 税収増の還元策で
https://www.asahi.com/articles/ASRBM6G45RBMUTFK00Y.html
自民・世耕参院幹事長が首相に直言「リーダーの姿が示せていない」「何をやろうとしているのか」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20231025-OYT1T50168/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます