元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

船頭多くして船山に上る。

2024-12-03 06:54:17 | 政治・経済



『コックが多すぎるとスープが台無しになる』。これは英国のことわざだが、これ即ち「船頭多くして船山に上る(川を渡る)」てな事。つまり指図する人が多すぎて統一が取れず、物事が見当違いな方向に進んでしまう事だが、割りとそんな事は多々あり、今や国会議員が正に「それ」ではあるまいか?国会中継を観るが良い。議事堂本会議での溢れる議員を見てると余計にそう思う。さて昨日は休みだったので、区役所へ行き、今更ながら「マイナンバーカード」の申し込みに行った。制度上、決まったものは仕方ない。駆け込み申請だが、殆どそんな人ばかりだった。人と言うものは、どうもケツに火が点かないと動かない性質らしい。しかしながらこの制度、全く問題がない訳でもなく、それなりの悪い噂は未だにあり、不安が払拭された訳ではない。前担当大臣のキナ臭さが印象を悪くしている面もあるが、御上には逆らえまい。結局はこうなる。昨日は、それで役所では3時間程待たされたのでクタクタだった。帰宅後には、例のTRIOのカセットデッキのゴムベルトの交換をしたが、流石に疲れていたので感覚が鈍った。現在は安定してるが、ちょっと前にテープガイドが急にズレた。



此処で「さて巷では?」だが、色々とあったもので、自民党参議院議員の猪口邦子氏宅の火事は、日頃、人権にうるさい筈のオールドメディアたる日本テレビが、実に不謹慎な報道をした為にネットでは大炎上をしている。陰謀論が唱えられているが、憶測でものを述べるのは危険なので、陰謀論は無いが「陰謀」はあるとだけ止めておこう。しかし碌に実証もされていないのに「ガソリンは撒かれてはいない」と断言をしたのは不思議だった。あまり火が上がっていないうちの取材も変な印象を与えた。これではまるで、その火事が起こるのを知っていたかのようだ。てな訳で、不審な点もあり、やはり気になる。だが伏線を繋げたくもなる。猪口邦子氏は、党では保守系で通っていた。

さて内政だが、時事通信に「国民民主に協力呼び掛け 企業献金禁止、野党案提示へ―野田立民代表」てな記事があった。これは1日に新潟市で講演をした際に立憲民主党代表の野田佳彦氏が、企業・団体献金の禁止に関し、国民民主党に協力を呼び掛けたのだが、アッサリと同党代表の玉木雄一郎氏に梯子を外されてしまった。記事を引用すると、玉木代表は「立民案が献金禁止対象から政治団体を除外していることを問題視している」と。そこで「野田氏は講演後、記者団に「『抜け穴』を作ろうとは全く思っていない」と語った」との事。つまり玉木代表は、立憲民主党の意図を「見破っていた」と言う事だ。わざわざ『抜け穴』の否定をするのは、裏返した意味にも取れる。



国民民主に協力呼び掛け 企業献金禁止、野党案提示へ―野田立民代表
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024120100407&g=pol
竹中平蔵氏が“重大発表”予告「引退ですか?」「石破内閣に関わる?」→答えはまさかの…(スポニチアネックス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d746f6a88b64dab2ff054f9ece78bbd4697b362
生稲晃子氏の靖国参拝報道、林官房長官「誤った報道が混乱を生じさせた」…共同通信に説明要求へ(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20241126-OYT1T50115/
【ペットボトル人影は誰】猪口邦子の自宅火事は放火!?目撃された不審者の噂・・・
https://www.rosmersholm2023.com/archives/2881

後は「なんかあったかな?」だが、スポニチアネックスに「竹中平蔵氏が“重大発表”予告「引退ですか?」「石破内閣に関わる?」→答えはまさかの…」なんて思わせ振りな記事があった。思わず「なんの事?」だが、なんの事もない。「初の生放送チャンネルを開設しました」と報告。「初回放送は12月8日(日)!月に2回、日曜夜に配信します。ここでしか聞けない#竹中平蔵の本格的な経済・政治・社会 解説チャンネル」と説明していた」との事。呑気なものだ。日本の雇用形態を壊し、「失われた30年」の元凶とは言わないまでも、加担し、「結果、そうなってしまった」とは言えないだろうか?非正規雇用の枠組みを拡げると言う事は、そう言う事なのだ。



それと日韓関係だが、大統領が尹 錫悦氏になり、日本への理解度が、その政権で増したようには思えたが、外務政務官の生稲晃子氏が過去に靖国参拝をした事が、共同通信から報道された途端に生稲氏が出席者した「佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)での(朝鮮半島出身者を含む全ての労働者の)追悼式典に韓国の政府関係者が欠席すると言う事態になった。結局、その報道は誤報なのが判明したのだが、これでは知日家だと思われた尹政権も、以前の韓国政府とは家わりなく、「こんなものさ」と思った。あまり騒がないので、それも戦略なのだろう。本性は、こんな時に出る。所詮は「日韓友好」もポーズだけである。お粗末なものだ。

コメント
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