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ザ バイク道 の巻き

私ひで坊は思うのです。

職業ライダー(プロレーサーや郵便屋さん、白バイ警官等々)でも無い限り、誰かに頼まれて仕方なくバイクに乗ったりはしない。
自分の意思で乗るのだ。

夏は暑くて、冬は寒くて、雨が降ったらずぶ濡れで、排気ガスをもろに浴びるし、事故ったら直に怪我に繋がるし、理不尽なことだらけだ。ましてや、走っていないとバランスを失って倒れるという、人が跨がらないと完結しない不完全な乗り物。

でも、世の中からバイクは無くならない。それは、乗った人にしか分からない魅力があるから。

ここで考える。
バイク乗りの平均年齢は、確実に上がっている。昔に比べると若者が少ないと感じる。極端な話、このままライダーの高齢化が進み、いやライダーが死滅してしまったら、この世からバイクは不要なものとなり、メーカーも作らなくなってしまう。
いやだな、それは。

だから、ライダーを絶やさないために、若いライダーを増やさなければならないのである。そんなことはメーカーが必死になってやってる。じゃあ我々ライダーかできることは?

若者に、ちびっこに、憧れられるライダー・・・バイク乗りになることだ。自分もあんな風にカッコ良くなりたい、バイクに乗りたい!って思わせるバイク乗りになろう。
だから、バイク乗りはカッコ良くならなければならない。バイク乗りは美しくなければならない。
カッコ良いとか美しいっていう基準は人それぞれだけど、三段シートにお椀ヘルメットだけは、いやだなぁ。あれに憧れるのは一部の特殊な環境のちびっこにだけだと思いたい。

スピードなんて要らない。誰かと競争なんてしなくて良い。
だけど、何かと闘うのがバイク乗り。暑さや寒さ、風圧や横風、冷たい雨や漆黒の暗闇、睡魔や尿意。いつも闘ってるでしょ!

とにかく、バイク乗りは、バイクに乗っている間だけでも良いので、スタイリッシュで凛として颯爽と走って欲しいのである。ヘルメットさえ脱がなきゃ、顔も見えないし。

俺はどうかなぁ?まだまだバイク道を極めるには程遠いなぁ。
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