もまない、呑まない

早朝から雪で渋滞の中を琴似まで走り、６０数名のインフルエンザ・ワクチンの接種です。釣り仲間のＨさんが待っていました。本当に来たんだ、と言われましたが、釣りの話も程ほどに、ひとりひとり体温を測って貰い、３７度以上の発熱のないことを確かめました。

今日の体調を尋ね、次いで今までにインフルのワクチン注射を受けたか否かを尋ね、念をおして「トリ肉や卵」にアレルギー反応を起こさなかったかどうかも確認しました。肺炎ワクチンなどの接種を受けた方には、所定の期間を過ぎているのかも再確認しました。

風邪気の方には、扁桃の発赤や腫大がないかを舌圧子を使って確かめました。０．５ｍＬの皮下注射の後で、揉まないで下さい。激しい活動はしないで、アルコールは飲まないで下さい。と注意しながら進めました。そのうちに、並んでいる受診者のみなさん方にも「もまない、のまない」がゆきわたるようになりました。

一旦早い昼食を摂るためクリニックに戻り、今年最後の外勤健診に輪厚まで走りました。ジャスト６０名の健診を終えてクリニックに帰り着き、記載漏れが無いか、心電図所見の再検をして帰路につきました。家ではホームステイのご夫妻が待っていました。ご主人の足のサイズが２９ｃｍの理由が分かりました。痛風で足の「おやゆび」拇指（ぼし）が腫れ上がって、強力な抗痛風薬コルヒチンを現在頓用していました。酒も止めていました。