ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

不揃いの竿ケースたち

2013-05-21 22:14:37 | 釣り
普段はそれほど気にかけない竿ケース(竿袋)の話です。
昨年秋に新しい振り出しが出たCXTを1本購入し、2度ほど使ってみて身体に合っていると納得しました。以前の並継BXでは、固着に悩まされ、体力に合わずに苦労しました。力持ちの仲間と一緒のオホーツクの鮭釣りに使うのみでした。

CXTは、見市川右の平磯でマネモノさんが私の右手でホッケを次から次と上げるのを見たときに、先調子で硬い割にはホッケにも対応できることを確認しておりました。先日の磯ゴミの中で釣った時に腰の強さに確信を持ちましたので、貯めた小遣いで2本目を買うことにしました。

家に持ち帰って前のと比べてみると、竿自身に変わりはないことを確認しました。この竿はガイドが大きく、傷まないように竿ケースに入れて持ち運んでいますが、竿ケースの長さが大分違います。そのことを話すと、このようなクレームが初めてだったようで釣具店でも驚いていました。

電話をしてから釣具店で、ほかの425の竿ケースの長さを比べてみると、店員もびっくりするほど不揃いでした。竿が高価なので2本以上を揃えて大人買いしていくヒトは少なく気がつかなかったようでした。大きなガイドを保護する竿先ケースが有れば、わざわざ竿ケースに入れていくこともないのですが。


時には立ち止まることも

2013-05-20 10:46:29 | 釣り
釣りに行かないと決めた1週間いろいろと学びました。時には立ち止まることも必要です。
先日の筒井教授の講義は、短い時間内に沢山の情報を盛り込んでいる割には、ゆっくりと話されて流石と感じ入りました。私が入院している時に、「同門ですから」と見舞に見えられたのには、びっくりしました。北海道内の各地で活躍している後輩たちに多くのフアンが出来た理由が分かった気がしました。

20代の頃、生きていく上で何が一番大切なんだろうと話題になったことがありました。その時に、大学院での指導教授が「誠実だよ」と話されました。アメリカでも、そのようなおしゃべりの輪に入って来たボスが「誠意」と、言って通り過ぎました。海外では、就職や転職の時に「推薦状」を持参する習慣があります。どのようなキャリアーの持ち主かと同時に研究者に「誠意、誠実さ」が要求されているのでした。

最近、日本の有名大学でも、研究しないで論文を書いたり、恐ろしいことに、偽の臨床成績まででっち上げて薬の効果を喧伝した事件が多発しました。自責の念で辞任した教授も出ました。大きな釣り大会でも、入賞という名誉を求めて似たような事件が起こらないことを望みます。

私事の第二次ピロリ退治も1週間大過なく過ぎ、昨夜無事終了しました。除菌成功を願っています。服用中の抗凝固薬ワーファリンの血中濃度がピロリの抗菌薬メトロニダゾールとの薬物相互作用で上昇し出血傾向を示さないか内心不安でした。実際に、足の爪を切っていて傷つけた出血が中々止まらないというアクシデントが起こりましたが、無事凌ぎました。釣りに行けなかった大きな理由でした。




今日は充電の日?

2013-05-19 19:19:36 | 釣り
18日正午近く、高校同期会幹事の集まりで封筒の宛名書きでも手伝って貰おうと思って出かけたが、男性幹事の1人は先日亡くなり、一人は当直。女性陣は、昼食を取りながらの雑談から日頃のおしゃべりに発展したので、宛名書きを手伝って貰うのを断念した。家に帰って「筆ぐるめ」を使用しA4長3長封筒を入れて一気に印刷しょうようとしたが、プリンターの機能が良くないので1通づつプリントせざるを得なかった。これを黙々とこなし、就寝した。

19日、素晴らしい快晴の朝を迎えた。「洗濯日和」とカミさんが喜び、「洗濯機が止まったなら、毛布やシーツは、ベランダのポールに干して、届かないから」と、出て土いじりを始めた。人類には農耕民族か狩猟民族の血が流れていると言われているが、カミさんには農耕民族の血が、私には狩猟民族の血が流れているらしい。「力がないから去年の耕した部分だけでも土をおこして」とお願いと言うか命令が下るのを見越して、ひと坪分の土を掘り起こした。

こんないい日に釣りが出来て羨ましいと島牧の方角を見やった。小田西にいるアイナメさんに電話してみると、さっぱり駄目。オノちゃんも栄浜横の平盤に移動したという。何度も交綸会のバスに乗ったことのある医釣会の会長が、二師会のリベンジに急遽参加し原歌からカンバラまで歩いてやっとホッケにありついたという。

佐藤忠良展が芸森で開催されるのを見物に行こうと、二人で決めていたので農耕仕事のあとに出かけた。芝生は家族連れで賑わい、展覧会も混雑していた。昔、研究室に有った一つの忠良作の彫像を眺めていたので親近感がある。デッサンや凄い数の彫刻に圧倒された。流石、98歳まで生きた男の集大成だ。坂の上の唯一のレストランは、30分以上の待ち時間、忍耐力のある方に向いている。ブユッフェのみ。展覧会は、65歳以上にシニア割引で800円。一般1000円、駐車料金500円。98歳まで釣りに行くぞという気力を貰った、充電できたと思う。

遊動天秤

2013-05-18 21:11:53 | 釣り
釣りに行くたびに、ヒトの遊び道具が気になって欲しくなるのは、3歳児の頃、富山湾に面した新湊の浜の傍に住んでいたじいさんの釣り竿をせしめて、浜にあった磯船の中で竿を抱いて眠りこんだ頃からです。

先週、帰りの釣りバスで赤子のように不貞腐れた私の機嫌を取るように、トチさんがC鱗会の会長さんから頂いた仕掛けを一つ見せて呉れました。その仕掛けが非常に斬新で面白く、見た瞬間に心が晴れました。よっぽど欲しそうにしていたのでしょう。「A川さんにあとで了承を取ってね」と2ケのうち1ケを分けて呉れました。早速了承を取りました。

来月の利尻遠征でのクロやホッケ狙いの仕掛けですが、いろんな釣りに使えるアイデイアあふれる天秤です。見て真似をして贋作を造ろうと思っても、なかなか造れそうにないものです。天秤は自由に上下に動きます。この天秤の芯をどのように細工するかが一つポイントです。

次は、FK谷さんなどのIS釣りクラブの方達が、昔からいつも使う軽い錘がポイントです。ネットにコマセを入れて、下針にイカゴロを付けるから全体の重量を考え竿に負担にならない重さを使うという理にかなったものですが、自由に動き根がかりして止まるような不安を持つ私には果たして使いこなせるかが問題です。身体に合った、天秤の長さとネットのサイズに改造し、先ずは島牧で使ってみます。

釣りバスでは眠って行こう

2013-05-17 20:36:38 | 釣り
平岸の豊平沿いにある寒地研の桜も満開、円山公園の桜もジンギスカン日和、家のつつじもきれいに咲きました。私の釣り風土記では、平磯を攻めてみたら?の気候にやっとなりました。「家に居る時は天気がいいね」とカミさんに冷やかされています。

今年になってから5回釣りに行っていますが、日ハム並みに不漁続きでストレスが溜まる一方です。(負けがこんでいるからこそ、大谷のピッチングも見られるようになったという見方もあります。ダルビッシュの粘投も相当ですね。)今週の釣りを休み英気を養い来週の島牧に思いを馳せています。いろいろと、釣りに対する勉強不足を痛感しました。昨年の納会には、道糸が切れてばかりで大魚を逸していました。

12日には、糸はゴミがついても耐えていましたが、腰の弱い竿のために曲がるばかりで魚の潜るのを持ちあげる力はありませんでした。隣の小樽支部の方から「あなたの場所は、遠投すると大きなクロが来るよ」と言われ、胴つき2本針仕掛けで自分なりに岩虫に替えて遠投していました。風の強い時には硬めの竿を普段は選択するのですが、胴調子の柔らかい竿を2本持ってきていました。3本のうち1本は、先調子の硬い竿でしたが、運の悪いときには柔らかい竿に着くものです。

今年は、もう少し腰の強いのを揃えて臨もうと思っています。来週は、中央支部の役員がパキパキ処理するでしょうから、私は万事控えめにして、誰かさんのように、行きのバスの中では静かに眠って行くことにしょうっと。明日午前は、7月に開催する高校の同期会準備の幹事会、釣り休みにはいろんな仕事を済ますことが出来ます。しばらく落ち込んでいましたが、やっと頭と身体が動くようになってきました。大病をすると、友達の死は応えますね。

浦島太郎にならないように

2013-05-16 21:36:59 | 釣り
午前8時過ぎに、健診で不整脈の多発する方の精査を知り合いの不整脈の専門医に紹介状を書いている時に、「今日から生涯教育講座が始まりますよ」とメールが入った。私が、一度忘れて受講しなかったことがあったので、後輩が知らせてくれたのだった。

医療機器や新薬の開発などの進歩に加えて、循環器疾患の診断から治療指針を含めたガイドラインが世界の趨勢を踏まえて日々更新していくので、現場の医師はそれに遅れを取ってはいけない。特に循環器内科の場合には、カテーテルで大動脈弁狭窄の治療まで行えるように進んで来たので、情報を知っておくことは日頃の診療に重要である。

この生涯教育講座は、平日の夜間に開催される「夜間学校」、月に1回半年続く。午後7時から1時間半ほどの講義と質疑応答である。100名前後の受講生が疲れた身体を鞭打って集まって来た。徹夜の釣りに慣れている私でも、夜の講義を受けている時には、ついうとうとする。

時々改訂版を出す教科書の分担執筆者としては、医療知識や情報を欲深く取り込んでいかねばならない。世界中が、同じ治療法で疾病に挑んでいる時代なので、釣りばかりして浦島太郎になってはいけない、と肝に銘じ、後輩の共同執筆者と学んでいる。生涯学習は、釣りの度に学ぶに似ている。


釣りバスの運行

2013-05-15 11:59:23 | 釣り
釣りの前日に、長い近所付き合いをしていた知人が亡くなり、その知らせの直後、高校同期の親友の死を知らされました。親友には、3度お見舞いに行ってましたが、別の病院に移りましたので近々顔を見に行く予定にしていました。知人にはカミさんの都合に合わせて今週お見舞いに行く予定でしたのに、二人とも突然の訃報でした。二つの葬儀が重なりましたので、普段の例会なら欠席したでしょう。

二師会という対抗戦でしたので、哀悼の気持を引きずって参加し、釣りへの切り替えが出来ずらい背景もありました。釣りバスを終点で降りた手前、道々仲間を拾ってバスに乗せる役でしたのに、小田西のカーブの魚干し場の陰で待つ仲間を見落とし、というか見えなかったのです。気がつくと、Uーターンできない狭い道でしたので原歌までバスを走らせるという失態を演じました。「みなさん、スミマセンでした」、心ここに非ずの状態だったのだと思います。

運転手が二人も乗っていましたが、釣りバスの運転が初めてでした。カーブであろうが、道端に釣り人を見つけたなら徐行し拾って帰るということを知らせておくべきでした。私の時計が進んでいて、9時以前に現場を通過した為に待つ方も油断していたのだと思います。バスが出発する前に次に乗る予定の仲間に連絡を入れるべきでした。いろんな配慮をするゆとりがなかった私のせいです。前夜、釣りバスが終点に着いた時にもこんなことがありました。

同行のO田さんが、エサの入ったクーラーを探して残っていたクーラーをみると酔っ払いMさんのもの。同じような色だったという。O田さんも私もMさんの携帯番号を知らない。会長に電話し、電話番号を聞き出し、Mさんに電話するが、つながらない(後で切っていたことが判明)。同行者の電話に出て貰いバスが栄浜から本目漁港まで戻って貰いクーラーを交換するというハプニングでした。お通夜に出ず、釣りに来たのを咎められたのでしょう。審査と直会の頃には、気力が衰え、恒例の集合写真を撮影することも忘れていました。

ピロリに敬意を表し釣りを休む

2013-05-14 19:55:30 | 釣り
先週の10日金曜日は、毎月の消化器内科受診日。ピロリの除菌は失敗でした。一次除菌には、クラリスロマイシン、アモキシシリン、プロトンポンプ阻害薬を規定の用量、1週間服用しました。1ケ月以上経ってから呼気試験でピロリが退治できたかどうかを探りました。

残念なことに上記の三種の薬物の効果は、呼気にピロリ陽性反応が出て一次除菌療法は失敗に終りました。呼気試験に干渉する薬物を別のものに変えて臨んでいましたのに残念です。ちなみに一次療法の失敗率は10~20%です。多分、私の酸度の強い胃壁に住んでいるプロリ菌は、クラリスロマイシンに耐性のあるものでしょう。

ピロリを放置しておくのは、癪ですので二次除菌療法を13日月曜日の朝から始めました。アモキシシリンとプロトンポンプ阻害薬は同じように使いますが、新しくメトロニダゾールという抗菌薬が処方されました。朝夕2回ほぼ同じ時間間隔で忘れることなくのまねばなりません。血中のアルデヒド脱水酵素を阻害する作用がメトロニダゾールにありますので、酒類を飲むと血中のアセトアルデヒドが増加します。

また、私の日頃服用している抗凝固薬ワルファリンの血中濃度を上昇させる作用もあります。きちんと、定時に服用し、且つまた副作用の出現を警戒しながら1週間過ごす必要がありますので、18-19日の交綸会の釣り会に参加するのを諦めました。釣りが3週間続いていましたので、ピロリが休養を与えて呉れたと思って、25-26日の釣りに備えることにします。カミさんに、フロリダに住むEmilyさんから母の日のお花が送られてきました。メールが届いたか判然としませんので、無事届いてカミさんが喜んでいることを知らせたいので載せました。エミリーさんが、私のブログの背景になっている花に合わせて花束を贈ってくれたのでしょうね。Dear Emily, We are grateful that you take care of us every time.




金子バス停のことなど

2013-05-13 16:52:50 | 釣り
昨夜は、釣りから帰って顔を洗って高校1年の時からの友の通夜に急ぎましたので、補足をします。
 優勝者中川さんの入漁した場所を「金子バス停前」と書いたところ、「どこにあるの」という問い合わせが有りましたので地図にて紹介します。島牧村に問い合わせた方から「そのようなところはない」と言われたということです。下の地図は「北海道の釣り:釣り場ガイドマップ1981年1月号」からのものです。昔覚えた名場所の通称は現在には通らないのでしょう。

画面中央の「豊浜大岩場」のことです。上のガイドブックから抜粋します。「以前通称金子商店前と呼ばれた所で、道路寄りが水溜りとなり、前方が小高い岩場である」と、あります。この地図のバス停も今はどうなっているか、各自でお調べ下さい。私は、大平(オビラ)の湾洞の右端が好きで、雨の時化の時に入ります。豊浜大岩場に繋がるところに小さな船揚げ場が有ります。この脇に雨宿りのできるホラ穴があります。目の前に離れ岩があり、竿を両脇に投げて、ホラ穴から覗いています。

当日の参加者の集合写真です。団体優勝した歯釣会のメンバーが座ってニコニコしております。医釣会は惨敗ですので、苦虫をかみ殺して笑っています。ゲストのヨシゾーさんやO川さん夫妻、A川さん方は屈託のない明るい笑顔です。

実は、気になって最終地点の栄浜漁港に降りました。25日の全道大会の当番幹事の一員ですので、終点となるポイントを確かめてみました。やはりこの地図は間違っていました。岸壁の「工事中」とある部分の通称ヘソが有りませんでした。港内を広げる為に削ったのかもしれません。実際にここで1時間ほど右や左に遠近と投げ分けてみましたら幻のヘソの場所で天秤ネットゴロ仕掛けが2ケ根がかりで回収できませんでした。この地図では港内にヘソ(築港内の突堤)の数は4ケですが、漁港入り口の案内図には3ケでした。大会の監督会議でお知らせがあるかと思います。

二師会結果

2013-05-12 16:24:39 | 釣り
強風のもとで開かれた第48回二師会対抗戦は昭和41年から続いておりますが、40年以上、参加しているのは医釣会が私、歯釣会では二人になりました。50周年記念まで生きていれるかな、というと歯釣会に夫婦でゲスト参加されていたO川さんの奥さんから「大丈夫」とのお墨付きを頂きました。

医釣会16名、歯釣会13名の対抗戦でしたが、団体各チーム上位10名の2の5の審査法による点数の総計では、歯釣会10140点に対しはじめ4272点と言われた医釣会は再度計算し直した結果8354点でした。いずれにしろ大敗です。理由は言いません。

入賞者。左から準優勝の歯釣会渡辺祐也さん、終点の第二栄浜より少し瀬棚寄りに歩いてカジカ468(身長賞)と420のアブ他で1290点。中央は優勝者の中川弘さん(歯釣会)、金子バス停前の岩場で450と417のアブ他で1323点でした。右は3位、医釣会の古川孝士さん、小田西左岸で415と378のカジカ他で1181点で一矢報いました。

次点4位はヨシゾーさん、43と41のホッケ他で1145点でした。仕事の都合で参加できなくなったハゴトコさんややみいさんに会えず残念がっていましたよ。私は、バスの最終点まで行き、トラブルもありましたが、なんとかホッケ1匹を釣り、ボーズは免れました。3回川の右でゴミと戯れていました。早春は、左が良さそうですね。これから、親友のお通夜に行ってきます。心ここにあらずの釣りをしていました。