ルーマニアンマクラメの世界

ルーマニアの伝統手編みレースの魅力をさまざまな角度からアプローチします。
http://e-macrame.com

ついつい歩みが遅くなる

2022年05月08日 | ライフスタイル

あ、この花はなんという名前かしら、
あれ、こんな所に大きな木、あったかな
今日も元気な燕ファミリー、

バッグからごそごそとスマホを取り出しパシャ。
きょろきょろ見回し、マスクを外して花々に近づく、
ふぁ~いい香り・・・

早歩きはもったいないのがこの季節、
目的地までの所要時間がいつもより長い。

健康診断の問診にある不思議なチェック項目
「同世代の人より歩くのが早いですか?」
今なら迷わず いいえ にチェックします。

 

 


真摯な思いのバトンタッチ

2021年06月23日 | ライフスタイル

写真から絵に。

綿のレース糸を職人さんの手がケープに仕立て、
カメラマンが背景を考えながら写真を撮り、
その写真から絵へ。
ケープ自体はやがてどなたかの肩を包み、おしゃれのお手伝いをする。


真摯な思いのバトンタッチ、仕事とはそんな事なんだろうか。

何かに似ている、なんだろう、わからない。
ま、いいか。



有楽町で無事を祈る

2021年06月22日 | ライフスタイル

有楽町で逢いましょう。

やさしさが冒頭にバーンと現れる

あなたを待てば雨が降る、
濡れてこぬかと気にかかる・・・

傘を持っていますように、忘れていてもなんとか濡れませんように、
無事でありますように、祈る。

誰かを大切に思うとき「祈る」ことが伴う。
自分の力ではどうしようもないんだから祈るしかないのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

祈りのメッセージが山ほどに込められたルーマニアンマクラメ展を
有楽町の交通会館地下1階で開催しています。
すみません、お知らせでした。

 

 


結果は100年後に

2021年06月19日 | ライフスタイル

こんなに勉強しているのに成績があがらない。
どうすればいい・・・
遠い昔散々悩んだ末、あることに気づいた。
結果は半年後に出る。

もしも今でいう勉強法なるものに気づいたり、
それに気づく能力があればその期間は短かったはず。
でも勉強は無駄になっていない、と信じた。

今は仕事の上でそう考えることにしている。
皆様にいつも丁寧に、
感謝の気持ちを抱き続け、どうすればもっと幸せになっていただけるか
自分にできる最大限のことをする。

それがあの頃勉強と思っていたことに似ている。
スパンは当時よりずいぶん長い、20年後、30年後、100年後?
結果は自分で判断しよう。

 


gooブログ

2021年06月17日 | ライフスタイル


このブログを始めて間もないころ撮った写真、その頃はスマホではなく携帯電話。


途中さぼった時期が長くあっという間に5500日経過。
昨日、初めて知らない方からメッセージ、うれしい!
返信の仕方がわからず、あれこれしているとフォローするところがありました。
ポチとするとフォロー。

5500日も過ぎて初めて知った機能です。
遅すぎです、ちゃんと調べないままボチボチ打っているだけの日々、
我ながら呆れています。

そのうえ、今度はその方がフォローしてくださったとメールが届きました。
またまたびっくり。

gooさん、あなたのことを今から少し勉強します。


朝の挨拶

2021年06月14日 | ライフスタイル

猫だって笑う。
むしろ微笑む。

こんな笑顔は伝播してこちらも思わずにっこり、
そんな姿を見ていた紳士もにっこり、
横を通ったご婦人もにっこり、
女学生もクスクス、

無欲な一瞬に辺りは光り輝く。

顔はすぐには元に戻らずそれぞれが光を連れて次の場所へ。

さぁ今朝もお散歩にでかけよう。



増加し続ける気になる数字の種類

2021年06月13日 | ライフスタイル

気になる数字。

血圧・体重・血糖値・コレステロール、体温、
税金・収入・貯蓄・保険、
時間・月日・年齢、
感染者数・人口比率・ワクチン接種者数、
このブログのアクセス数、ランキング、
その他いっぱい

自分でコントロールできるものはほとんどない。
そしてほとんど全部に翻弄される。
上がった、下がった、増えた、減ったに一喜一憂。

その値は、人生にとってそれほど大事なんだろうか。
例えば
毎朝決まったタイミングでカラスから雀になき声が変わる。
そんな彼・彼女たちに時計は要らない。
ちょっと体重が増えたから今日はダイエットするわ、と
猫は言わない。

何かの具体的な指標が見える化されるのは確かにありがたい、
でも、それ、ストレスその原因になっていないかな、
数字は人間が勝手に作った便利な概念。
指標はフレキシブルで政治的、商業的なことも。
さらにデジタル化がその現象に拍車をかけている。

いっそ全部の数字から解放されたい。

と願いつつ、このブログを書き終えたら、
Instagramのフォロワー数をチェックしなくちゃ。
この数字に解放されるどころか執着している今日この頃。
スマホを見る回数も増えている。

弊店のインスタグラムはこちらです。
amiinaart




 

 

 


恋人の日

2021年06月12日 | ライフスタイル

だめですよ、といわれると、したくなる。
行けないんですよ。といわれると、行きたくなる。

そんなことを考えていらっしゃる方はきっと多いでしょう。

コロナが収束したら、とにかく出かけたい、片思いの国へ。

ママリガの田舎風の香りが懐かしい、
とうもろこしそのものの野性的な味。素朴。

以前、ルーマニア人に「日本ではどうやってママリガを作るの?
電気の鍋があるの?」としばしば尋ねられた。
地元から出ないでいると、そんな感覚になるのでしょう。
「日本ではママリガを食べません」
「え?!じゃ何食べるの」
「お米」
「あるある。ピラフつくろう」
優しくてシンプル。だいたいこんな話の流れになる。
素直で純粋な心と触れる瞬間がやってくる。

今日は「恋人の日」、縁結びの神様、聖人アントニウスの日(ブラジル)で恋人たちが写真を額にして交換する風習があるとか。
かのち地で撮ったベストショットを再チェックしてせめて額の写真を変更しよう。

 


心を動かす魅力

2021年06月11日 | ライフスタイル

 

精一杯生きれば苦しいこともなお増えて
怒ったり泣いたりする事も増える。

昨日無邪気な4歳児と過ごした。
笑って泣いて怒って泣いて喜んでの繰り返し。

小さな感動を何度も何度も繰り返していた。
それ見て久しぶりに感動した。

聞くところによると
この感動の回数が少なくなるほど時間の経過を早く感じるとか。
「時間の流れが加速する」=感動の回数が減った。

さもありなん。

ではなぜ感動が減るのか。驚かくなるのか。
原因がわかって改善すれば、
感動できるようになるのか、
驚けるようになるのか。

そろそろ先始める蓮の花、例年同じような色で、同じような顔で並ぶ、
とりあえず今年は何かしらの変化を見つけてみよう、感動するかな。

 

 

 

 


コストゼロの非日常、いつでもできる自由旅

2021年06月10日 | ライフスタイル

ギターを習い始めて6年、一日の終わりを奏でて締めくくっている。
とても良い先生に恵まれた。

レッスン中はお話を伺う時間が長い、
特に練習をさぼった後など先生のおしゃべりが半分以上。
うまくいかないのがわかっているからお披露目したくないためでもあるが、
とにかく話が面白い。

音楽の基本を大学で学んだ彼は、その知識を
読書やテレビの内容とリンクさせてた上で、
リズミカルに話を進めてくれる。

そして、その中に散りばめられた印象深い一言に
私は支えられている。

それは、指ガチガチのままギターにしがみついている私に
「とにかく頭の中は自由なのですよ、音と間違いなく拾うことなど二の次で
抱いたイメージの世界を表現してみてください」

そう、頭の中は自由なのです。

トンビになって誰かのサンドイッチを空から狙っている、
ルーマニアの市場で人気のパン屋さんに並んでいる、
鹿鳴館時代の社交界でナイスミドルとワルツを踊っている、
楠木正成の側近で活躍する・・・ ・・頭の中では一瞬で時空を超えることができる。


現在練習しているチェンバロ協奏曲では
「中世(あいまいである)ドイツの小さな村に渡ってきた青年が、その村の年上の女性に恋をする、
その彼女にはフィアンセがいる、どしても僕の思いを伝えたい」そんな妄想に浸りながら演奏している。
楽しい。(バッハ先生、申し訳ありません。)
指が届かなくても、まぁいい、思いを伝えるのために演奏しているんだから、となる。

夜更けのギターで旅をする、新しい日常がコストゼロの非日常を教えてくれた。