昨年の今日も同じようなタイトルでブログを書いていました。
2月28日はニクリナ先生の誕生日。
この時期、こんなに重い気持ちで過ごすことはなかったような気がします。
ルーマニアはウクライナのすぐ南、あんな美しい町が壊され
悲しみと怒りと憎しみにあふれ、小さな子供たちが恐怖に震えている。
独裁者の理屈など通用するわけがない、家族を含め周りの人達は
あのモンスターを止められないほど神経を麻痺させられているのだろうか。
怒りで眠れない今日この頃です、
ごめんなさい、先生の誕生日なのに。
昨年の今日も同じようなタイトルでブログを書いていました。
2月28日はニクリナ先生の誕生日。
この時期、こんなに重い気持ちで過ごすことはなかったような気がします。
ルーマニアはウクライナのすぐ南、あんな美しい町が壊され
悲しみと怒りと憎しみにあふれ、小さな子供たちが恐怖に震えている。
独裁者の理屈など通用するわけがない、家族を含め周りの人達は
あのモンスターを止められないほど神経を麻痺させられているのだろうか。
怒りで眠れない今日この頃です、
ごめんなさい、先生の誕生日なのに。
5年前のワンシーンです。
手前はルーマニアのニクリナ先生、
奥は受講生(襟元にはご自身作のチョーカー)。
目線の先には針の巧みな動き。
50年間に培われた技に含まれる暗号のような動きの解読に挑戦、
果たして成功されたでしょうか。
東欧ルーマニアで長く守られてきた伝統のひとつルーマニアンマクラメ。
「僕たちの国は、アーリア人かロシア人がやってきては
何もかも破壊されてきました、だから建物は30年間もてばいいんです」
と、あるルーマニア人が話していました。
今、まさにロシアが試みているではありませんか。
そんな状況と相反するルーマニアンマクラメの力強い美しさは、
何が起きても決して変わらない家族への愛を象徴しているように思えてなりません。