2007春の新作

昨日届いたニクリナ女史の作品に
含まれていました。

この伝統手芸と向き合って１０年、
感動することしばしばでしたが、
今回は震えました、あまりにも美しい！

ストレッチする甘いミハエラ編みと上品な強さが特徴のマクラメレースが
ひとつになった細ショール。


世界中でここに１枚しかないこの作品、
実物は３月１３日（火）から１９日（月）までの１週間
銀座三越７階でご覧下さい。

黒ドレス

近くのホテルでこの週末、たくさんの結婚式があっていました。

祝福に駆けつけたレディ達の８割以上、
なんと！黒いドレスに薄いショール、制服のようにそろって。
中には「おへそだし」黒も。

結婚式に出ない年齢になって随分時間が流れるうち、
お祝いの席での正装が様変わりしていました。

あの頃、招待客の「白」はタブー、でも
「黒」ドレスの人はいなかった・・・。

この現象をどう考えたらいいのか、
答えが出ません。

アプリポワゼ

「星の王子様」ときつねが出会うシーンで
繰り返して使われる言葉　「アプリポワゼ」、
数々の翻訳者が最も苦労した単語だそうです。
（先日の教育テレビから）

ニュアンスは「少しずつ関係を築いて親しくなり
かけがえのない存在になっていく」

当然の愛情で結びつく血縁とは違う関係、存在。

一言で表現できないこの言葉を輸入してみたいです。

もっとも大切なものは見ることも、聞くこともできない、
そんな大きなテーマに繋がっていると思うのです。

ルーマニアレース

レースを通して
長くお付き合いいただいている方のサイトを是非ご覧下さい。

言葉を失うほど美しい作品の数々をラインナップ

デザインの構図も考え尽くされた珠玉のレースです。

更新も手抜かりなく・・・脱帽です。

右と左

お客様から8年前に頂いた手作りの雛人形。
「あれ？どっちが右？」

地域や時代によって変わるのだそうです。

ところでラブラブカップルが手をつなぐ時、
どちらが右に？

利き手をフリーにして手をつないでいる方が
相手を支配したがる傾向に。

利き手でつなぎたがる方は、
相手に依存したがる傾向がある、って本当でしょうか。

だとしたら・・・・

東風吹かば

気持ちのいい休日にプチハイキング。

菅原道真公が遠くに左遷されたことをひどく嘆いていた山から
東方向の写真を撮ってみました。

福岡だって文化面ではかなり遅れてるけど
住むには悪くないのに、なんでそんな悲しかったと？

交通手段がなかった当時、京都までの450ｋｍ（？）には
3週間以上はかかったでしょう、しかもきっと危険で険しい道。

今やここからそんなに時間を要する場所は、
地球上にないのでは・・・。

現代社会では想像できない遠さだったのです。
「暗い人」と思ってました、ごめんなさい。

ベネチアンビーズ

古くから伝わる工芸には多くの物語があります。

イタリアのムラノ島で作られてきた美しいベネチアンビーズ、
その技術が外にもれないよう、職人を幽閉までしていたとか。

その昔、アフリカからの人身売買で人と交換されたことも。
だから、アフリカ向けのちょっと変わったベネチアンビーズが
今もかの地に残っています。

そんな歴史も聞けて実物も見ることができるお店があります。
B's Beads

知ってしまうと、見る目も変わります、
人の手による仕事には、たまに悲しみもつきまとうようです。

本日のお出かけ

冬？春？
窓を開けても寒さを感じない朝でした。

だったらお出かけは春っぽく。
あかね染色でアルミ媒染のレース。

「いくつになっても女性は可愛いのが好き」
85歳のご婦人がつぶやいた言葉です。

大賛成！
マニッシュなモノトーンに執着した過去は遠く、
私も確実にそちらの路線をいっています。

アレンジチョーカー

従来のぶどうのチョーカー、しっかりタイプと
繊細タイプの中間の作品が届きました。

首にちょどいいサイズ、
ぶどうが裏返しになる心配もなく、
ステッチも豊富です。まさにニクリナ'ｓスペシャル。

世界中のおしゃれな女性に
届けたい優しさと力強さに満ちたファッションアイテムです。

心の発汗

ラテン系ダンスのサルサの新年会がありました。
ラテンのノリが大好きなメンバーは
誰でも主役。
「さぁ私を見て！」
好みのスタイルに変装して歌って踊る。ただ楽しいだけ。

レッスンよりもっとエネルギーを消費しました。
日々いろんな事が続きます。
たまには心でも汗をかきたいもの・・・
そしてまた昇る明日の太陽を
全身でキャッチ、
来週もがんばろっと。