じゃがいもにまつわる2つの思いで。
1つはじゃがいもニョッキを母に褒められたこと。
半世紀+(およそ)10年で母に褒められたのはそれが最初で最後、
不愉快を前面に出すのが母の日常だっただけに
強烈に印象に残っています。
もうひとつは、ルーマニアで作った初フライドポテト。
急な接客、台所にあるのはじゃがいもだけ、
っもう揚げるしかない、焦る脳からの指令でした。
ひたすらカット、熱い油に投入、なんだかよくわからないけど、
とりあえず取り出し、お皿に盛ってお塩を振る、、
なんとなくできたかな。
ちょっと味見「お、おいしい!」
酸味と甘み、
かすかに残る大地の香り、
サクサクな食感、
じゃがいもとはこんなに美味しい食べ物だったのか!
胃袋はすぐに順位をつけたがる
ルーマニアのじゃがいもは私にとって世界一美味しいのです。
今日はニョッキを作ります。
感染予防でほとんど会わない母には、
残念ながらごちそうできません。