ルーマニアンマクラメの世界

ルーマニアの伝統手編みレースの魅力をさまざまな角度からアプローチします。
http://e-macrame.com

ポストの意味いろいろ

2021年03月25日 | ルーマニアン・マクラメ

長いピアスのデザインには、ロング・・・なんだっけ後ろが長いの、の方が落ちにくいのでは、、
はい、それは「ポスト」だそうです。だからロングポスト。
郵便ポスト、重要なポスト、
ピアスの後ろに出ているあの棒もポストというのか、知らなかった。
確かに柱、支柱、そんな重要な存在ではあります。

もしかしたらラテン系生まれの言葉かしら・・

便利な時代、ちょこちょこっと調べると出てきました。
ルーマニア語にもあるPUNE=置く・据える にStation=駅
が加わって成り立った模様。やはりラテン語由来。


ではポストモダン、ポストコロナのポストはなんでそういうのか。
どうやら「待機している状態」つまり今起きている事の次に
待っている状況・・・らしい。

柱は構えて次の時代を待っている。
ピアスの「柱」も「重要な存在」で構えてかわいい笑顔を「待っている」。
ピアスのポストはいろんな意味を兼ねています。ということで理解しておきます。

 






変わり続ける色・海と空

2021年03月24日 | ルーマニアン・マクラメ

あれよあれよという間に色が変わる空と海、
お日様の角度や湿度の変化が原因のようです。

コロナコロナでご心労をためていらっしゃる皆様に
お届けするご案内状は海を背景に!と決めました。

解放感を味わっていただきたい、同時に
ルーマニアンマクラメの美しさも。

ところで色は変わり続けるけれど海は最高のスタジオ、
これ以上ないほどの自然光に満たされます。

5~6月に全国各地にお邪魔します。
すべて1点ずつ、
1か所ごとに異なる海の色と作品です。

 

 

 

 


職人技はスタイリッシュ

2021年03月21日 | ルーマニアン・マクラメ


ルーマニアンマクラメの基本となるエビコード、
カギ針で編みます、本来必死で編みます。

現地でコードだけを編む専門の職人スタンさんは、必死ではありません。
楽々に見えるだけでなく、スタイリッシュ!

戻りながら進めるこの不思議な手法は構造からして丈夫、
ましてスタンさんの安定したリズムによる均等な目の連続はそれだけで糸の工芸です。

絶妙の硬さ加減と速さには右に出る人がいない。
他の職人さん達からも大絶賛、
仕上がる作品はこのコードの質で左右されるので重要な存在です。

ひょうひょうとしていてチャーミング、常に余裕とユーモアを忘れないスタンさん。
この技と精神を後世につなぎたい!
ルーマニアンマクラメに関わる全員が強く願うテーマのひとつです。


小さな時間をつなぐ物語

2021年03月20日 | ルーマニアン・マクラメ

 

高倉健さんが何かの映画収録のあと
「一生懸命な仲間と仕事をするのは本当に幸せなこと」と(いった内容を)
静かにゆっくりと話されていました。

ひとつのテーマと向きあうメンバー、
解決の方法を見出そうとする複数の熱いハート、
時に反対の意見がぶつかっても、
必ず笑いあえる瞬間が来る。

いつも掛け算の効果が見つかるチームメンバー。
小さな時間の粒を積み重ねてつなぐ物語の動画はこちらです。

クチュリエヌーボー

大切な仲間=宝物よりもっと宝、がどんどん増えていきます。


 

 

 


わずか2gのアクセサリー

2021年03月19日 | ルーマニアン・マクラメ

匠の手、黄金の技で作られたぶどうの実。
日本人の目にはお菓子の「らくがん」にも見えます。

先人の知恵に現在のマイスター秘伝の技を取り入れています。
その難しさといったら・・・
なぜなら糸だけ、鍵針だけで仕上げているからです。

その特徴は硬さと軽さ。

ぎゅーっと押してもつぶれない、頑丈です。
この10個でなんとわずか2グラム。
その2大個性を生かしたアクセサリーがクチュリエヌーボー。

まずは福岡市六本松の蔦屋内スターバックスでアナログ本格デビューです。

淡々と毎日を過ごしている方の、
パワフルに毎日を過ごしている方の、
無垢な心に寄り添う優しいアクセサリーです。