ルーマニアンマクラメの世界

ルーマニアの伝統手編みレースの魅力をさまざまな角度からアプローチします。
http://e-macrame.com

毎日誕生日、毎日が記念日

2021年02月28日 | ルーマニアン・マクラメ

今日が誕生日の人は全人口の365分の1、理論上。

そのひとりが黄金の手と湧き水のように清い心を持つルーマニアンマクラメの巨匠ニクリナ先生です。

お誕生日おめでとうございます!

益々ご活躍くださいね。

 

思うに毎日毎日、誰かの誕生日、それはその命がスタートした何より尊い日、つまり記念日。

ということは毎日が地球の記念日ではありませんか!だから大切に時を刻もう。

そのようにして気持ちを改める令和3年2月の末日です。

 

 

 


家族の幸せをシンプルに祈る

2021年02月26日 | ルーマニアン・マクラメ


手のひらの上に
クチュリエヌーボー のひとつ デコラティヴキュートなブローチ。

久留米絣とのコラボがまた粋なデザインです。

ルーマニアンマクラメの最大の特徴
「子や孫に届けたい祈りのメッセージ」について
お客様に説明すると
「そうよね~どこにいてもみんな同じこと、家族の幸せを願っているのよね」とお応えいただきます。

場所が変わっても、時を経ても、シンプルで優しい思いが続く限り人類はなんとかなる!
と思えてならないのです。



大量生産の商品にも物語

2021年02月20日 | ルーマニアン・マクラメ

ルーマニアンマクラメは、縫い針とカギ針、後で外す布だけを用いて
制作します。いずれも何度も使える無駄のない、近年の言葉でいうエシカルな手法です。

まぁこんな大変で面倒なことをよく続けていますね。
えてして世界の伝統文化には、面倒さが伴うように思います。

ルーマニアンマクラメのご愛用者の多くの方がおっしゃるには
「ユニクロのTシャツやインナーに重ねるのが一番!」


大量生産商品に1年がかりの「糸の宝石」を重ねる、
インナーの色を変えればイメージも変わります。
なんという素敵な発想でしょう。
物語をご自身で作ることでインナーにもスパイスが加わります。

 

現代のライフスタイルにアレンジできる柔軟性も
世界の伝統文化にある個性のひとつではないでしょうか。


 


手から手へ

2021年02月18日 | ルーマニアン・マクラメ

 

大切に心を込めて誰かに渡す、
丁寧に愛をこめて次世代に伝える、
言葉にならないほどの熱い思いを形に、
言葉にできないほどの深い祈りを込めて。

そんな思いでプロデュース中のクチュリエヌーボー、
チームアミーナのメンバーが力を出し合って、大きな扉を開き始めました。

ルーマニアンマクラメ部分はルーマニアのマイスターたち。
  50年以上編み続けた職人さんたちの丁寧な針仕事。

草木染は染色チームで。
  胡桃やざくろ、あかねでの手染、気を抜けない工程を繰り返します。

素材の魅力を最大限に引き出すデザイナー、そして組み立ての縫製。
  刺す針の方向ひとつで仕上がりが変わります。

この優しい物語が手にする方のハートに寄り添えることが
チームの最大の喜びです。