月曜日の話。CSのファミリー劇場では朝からドラマ「獄門島」の一挙放送をやってました。「久しぶりに見てみるか」と思って見てたら、牢屋から出てきたのは古谷一行ではなくて石坂浩二。
「え???」と思ったら、なんと朝6時からドラマ「獄門島」の一挙放送で、9時30分からは映画「獄門島」の放送でした。ドラマは女優さんは誰が出てたんでしたっけ。今回は映画の方しか見なかったのですが大原麗子はさすがにキレイです。惜しい人を亡くしたものです。この映画では浅野ゆう子も思いのほかGoodでしたけど。
たしかドラマ版と映画版では犯人が違ったように思いますがどうだったでしょうか。もっと凄いのは片岡千恵蔵版の映画で、これまた全然犯人が違うそうです。おまけに犯人と片岡千恵蔵が二役ってのもありえんし。そういえば原作は誰が犯人なんでしょう???
さらにこの日は午後0時20分からドラマ「女王蜂」でその後映画「女王蜂」。ちょっとあけて6時20分から映画「悪魔の手毬唄」で、9時から映画「犬神家の一族」(1976年版)。その後深夜12時からは2006年版の「犬神家の一族」。シメは3時半から映画「病院坂の首縊りの家」。もう金田一三昧です。
とはいえ「女王蜂」は映画もドラマも興味なくて「悪魔の手毬唄」はドラマの方が好きなので映画版はスルー。1976年版の「犬神家の一族」はまた見てしまいました。これはなかなか結構です。
ただ説明が足らんなぁというところはあって、犬神佐兵衛翁は戦争の度に儲けたという話で「ケシからアヘンを作ってそれを軍部に…」ってことだそうです。が、私の認識では、一部のケシから取れるアヘンを精製してヘロインを作ったりモルヒネができたりするのですが、これらの麻薬はどっちもダウナー系というか抑制系なので、軍がこれらを使ったというのは違うんではないかなぁと。軍隊を薬物で元気にさせようと思うと覚せい剤とかヒロポンなのでは?と。
で、あるサイトを見ていたら、軍が遠征先でアヘンを売りさばいて戦費を調達していたという噂はあるそうです。それなら話はわかると。その辺どうなんでしょう。
あとは湖の逆立ち死体。あれは斧(ヨキ)・琴(コト)・菊(キク)の関連では映画では「斧で頭を割られた死体」ということになってるのですが、原作では「スケキヨ」が逆さになって下半身だけ水面から出てるので「ヨキケス」→「ヨキ」ということで斧との関連を説明されてるのですね。その辺が映画では話がなかったなぁと。
実は中二の夏休みの読書感想文の宿題は角川文庫版「犬神家の一族」で書いたので、私はちゃんと原作は読んでます。もう1回読んでみるかなぁ。ちなみに映画では坂口良子がGoodでした。そこがフカキョンとの違いです。
ということで今回は全部敬称略でした。あしからず。