タイトルに深い意味はありません。もしかして、こういうタイトルの映画があったかもしれませんが。で、なんでホラーかと言うと、昨日のTBSラジオ「ListenHEART!」での「Listenシネマ」というコーナーでのこと。
これは音楽と映画について語るコーナーなのですが、昨日のテーマはJホラー。そもそもホラーとは英語で書くと「horror」であって、意味は「恐怖、戦慄」ですが、Wikipediaによると「映画や小説などの娯楽作品で、観る者が恐怖感を味わって楽しむことを想定して制作されているもの。」とされています。
私の感覚では映画だと「エクソシスト」とか「13日の金曜日」とか「エルム街の悪夢」とか「ハロウィン」とかそういうのになります。邦画だと「リング」とか「呪怨」とかいうことになりますでしょうか。ようするにただの人間じゃないものが出てきて人を殺すというもの。
が、このコーナー担当の伊藤さとりさんという女性が言うには「Jホラーというと、70年代では『犬神家の一族』とか『八つ墓村』になりますが…」ですと。むぅ~、むぅ~、ワシは今の今まで犬神家とか八つ墓村がホラー映画だという認識はありませんでした。
たしかに気味の悪い部分はありますが、殺人事件でいちいちホラーなんて言ってたら土曜ワイド劇場なんて毎回ホラードラマということになるでしょうに。また、刑事ドラマを「ホラー」とはいちいち言わんでしょうに。
とは思ったものの、もしかして世間一般に横溝作品はホラーと見なされてるのでしょうか? だとしたら由々しき事態ですね。ホラーと聞いただけで犬神家を見たくなくなる人もいるかもしれませんので。さらに、天知茂のなんとかの美女シリーズもホラーになるんでしょうか? わからんなぁ。
それはそうとして、結局昨日の番組で主題歌を取り上げたJホラーは「黒い家」「催眠」「リング」でした。私は全部見てます。別にホラーファンじゃないですけど、この中で一番怖いのは断然「黒い家」。これも一般にいうホラーのイメージじゃないですけどね。どんなもんでしょう。