チョッパーはエレクトリック・ベースの奏法の一つですが、普通の奏法に比べてかなり目立つ音色のため歌謡曲やアイドルポップスでは用いられることが少ないように思います。とはいえ、楽曲によっては効果的であるためまったくないわけではありません。それを石川ひとみさんの曲の中で探してみましょうと、まぁそういう企画です。
まずはわかりやすいところで、アルバム「ジュテーム」収録の「モナムール・モナミ」。音色からして「いかにも!」という事でご機嫌なサウンドになってます。
続いてわかりやすいのは「空色のフォトグラフ」。これはシングル「オリーブの栞」のB面でアルバム未収録曲。前半は普通の奏法のようですが、サビからウンペッというサウンドが炸裂してます。かっこいい!
あとはアルバム「プライベート」の「恋は魔法の鏡」。これも凄くわかりやすくて、あの曲のノリを支えてます。
今のところスタジオ録音で見つけたのはこれくらいなのですが、「キャンパス・ライブ」ではガンガンやってますね。「らぶ・とりーとめんと」「Do You Love Me?」、意外なところでは「くるみ割り人形」もギンギンに決めてます。これらはスタジオ録音はチョッパーじゃないのですが、そこはライブのノリなのでしょう。
ということで、もし他にもあればご連絡いただければ第二弾をやろうと思います。普段ベースの奏法を特に気にしてない方も、この辺を意識して聞いていただければまた違う味わいを感じられるかもしれません。
ちなみに、チョッパーというのは和製英語というか日本独自の用語で、一般的には「スラップ」と言います。また、親指と人差し指で弾くので「Thumbpin`& pluckin`」とか、単純に「Push & Pull」とも言われるようです。
実は私もスラップ・ベースが大好きで、どうしてもあれをやりたくて中古のベースを買ったのが30年ほど前。まぁ今もほとんど弾けませんが…。