今日のひとネタ

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あれはレイラじゃねぇら>傷つく世代

2019年07月18日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 NHKFM「夜のプレイリスト」にみうらじゅんが登場。その三日目に紹介したのがエルトン・ジョンのアルバム「ピアニストを撃つな」でした。1973年の作品ですが、大ヒット曲の「クロコダイルロック」も収録されている大ヒット作。私は初めて聞きましたが、その6曲目の「罪人にあわれみを」(原題: Have Mercy on the Criminal)でビックリ。イントロが南沙織の「傷つく世代」そのままでした。

 あのイントロは、一般的にはクラプトンというかデレク&ドミノスの「愛しのレイラ」のイメージだと言われますし、実際に演奏したギタリストの矢島賢さんもそのように語ってましたが、筒美京平先生はエルトンジョンの曲からインスパイアされたんですね。

 私は南沙織のシングル曲のベスト5を挙げるとすると、「早春の港」「潮風のメロディ」「ともだち」「夏の感情」とこの「傷つく世代」になりますので、これはアイドルポップスとしてはすごく良い曲です。特に有馬三恵子先生の作詞が秀逸で、当時聞いた時はお子ちゃまだったため、「優しくて頑固で冷たくて」なんてのは理解できなかったのですが。

 なお、当のみうらじゅんは小学生の頃からメガネ男子で、それはすごく嫌だったそうですが、そんな彼を勇気づけてくれたのがエルトン・ジョンとジョン・レノンという二人のジョンだったとか。ジョン・デンバーもメガネかけてましたが、そちらの影響はないそうです。

 ということで、「傷つく世代」の元ネタを含めてその辺の情報は知ってる人はみんな知ってたのでしょうが、私は今回初めて知りました。いや、なかなか勉強になる放送で。