今日のひとネタ

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ダブルネックギターへの憧れ

2022年07月03日 | ギターと楽器のこと

 

 ダブルネックギターというと、ギター弾かない人はピンと来ないかもしれませんが、現物を見ると「あれか!」と思うかもしれません。これはダブルというくらいなので、同じ胴体にネックが二本生えているというか着いてるもので、通常は12弦ギターと6弦のギターの組み合わせになってます。

 これにどういうメリットがあるかというと、ステージでいちいち持ち替えずに同じ曲の中で6弦でソロを弾いて12弦で幻想的なアルペジオを弾いたりできるわけです。初めて見たのは中学生の頃だったと思いますが、多分雑誌にジミー・ペイジが出てたのだと思います。

 そして実際にダブルネックを弾く姿を歌番組で見たというと、多分ツイストの「燃えろいい女」。ダブルネックというと大体ギブソンのSGタイプのボディーが多いですが、この時もそうでした。この時の色は白というかアイボリーというかそんな感じ。

 私はというと、当時ちょうどエレキギターを始めたばかりだったので、それを見て「かっこいい~」と思い、「どうせならエレキは全部ダブルネックでよくない?」と思ったりしました。もちろんまだバンドはやってなかったので、ギターを持ち歩くこともなかったし、単純にそう考えたのでしょう。

 現実的に考えると、あのでかさだと普通のケースには入らないし、専用のハードケースに入れたとしても電車移動はきつそう。さらにステージで使うとしても、12弦+6弦ということでその都度18本もチューニングしなければならないのはかなり面倒。1ステージで1回使うか使わないかの12弦のためにそれをやってると、他のメンバーからは「チッ!」と舌打ちが聞こえてくる可能性も大。。

 ということで、全然現実的なことを考えずにあこがれてたわけです。まあ今でも欲しいとは思ってますが、あれはボディーもでかいので重さが6キロ近くあるとか。ひー、健康に悪そう。