月曜にBS日テレで「歌謡プレミアム」という番組を見たのですが、新川二朗さんが出てました。この人は私と同じ石川県出身なのですが、ご存じ「東京の灯よ いつまでも」が大ヒット曲。これで1964年に紅白歌合戦にも出場したそうですが、なんと石川県出身歌手で紅白に出たのは今までこの人だけだとか。
考えてみれば、歌手の人で大ヒット出した人というのは確かに新川さん以外に記憶がありません。なので色々探してみようという企画です。
私の記憶とWikipediaで調べたところによると、歌手では以下の方々が出身です。
浅川マキ
井上あずみ
石坂智子
一般に一番知られているのが、「となりのトトロ」でお馴染みの「井上あずみ」さんでしょう。この方はプロフィールによると私と1歳しか違わないので、学校は違いますがもしかして金沢の町ですれ違ってたかもしれないなどと思い、勝手に応援しています。
石坂智子さんは1980年デビューのアイドル歌手でしたが、歌は上手かったですね。青春学園ドラマの主題歌だった「ありがとう」や第二弾の「デジタル・ナイト・ララバイ」、UCCコーヒーのCMソングだった「二人の恋はABC」など割とヒットしましたが、早々に引退してしまいました。私は結構好きでした。
浅川マキさんは1942年生まれという事で、私よりかなり上の世代にはファンも多かったでしょうが、もう亡くなって10年以上経つのですね。うちの母は歌は知ってましたが、この人が石川県出身だとは知らなかったので、特にそれは前面には出してなかった様子。
あとは70年代から活躍してたロックバンドの「めんたんぴん」、その弟バンド的な位置づけからメジャーデビューもした「T-Bird」というのもありましたが、もちろんどちらも紅白には出てません。めんたんぴんのギターの方が何年か前に亡くなったのは知ってましたが、今回調べてたらT-Birdの中心メンバーだった方も故人となってました。金沢でライブハウスやってたという話でしたが、亡くなったのは知りませんでした。実はコンサート見たこともあったのですが。
フォークグループでは、まず女性三人組「マザー・グース」がいました。1976年にシングル「とんでるルーシー」でデビューし、1stアルバム「インディアン・サマー」には同じレコード会社だった尾崎亜美さんもコーラスで参加したりしてます。これは名盤だと思いますが、大ヒットには至らず当然紅白には出てません。演奏は吉川忠英さんとかラスト・ショウがやってて、今聞いてもかなりかっこいいんですけどね。ヴォーカルもコーラスも素敵だし。
男性では「古時計」というフォークデュオの片方が金沢の出身でした。1976年に「ロードショー」という曲がヒットして、Wikipediaによるとこれは60万枚も売れたとか。それでも紅白には出られない時代だったのですね。
ちなみに歌手ではなく俳優では潮哲也さん、鹿賀丈史さん、篠井英介さん、女優だと朝ドラヒロインも努めた田中美里さん、最近ドラマやCMに引っぱりだこの浜辺美波さんなどがいます。お笑いだとダンディ坂野さん、漫画家ではかの永井豪先生が石川県の出身です。
そうやって考えてみると、紅白に出るってのはなかなか大変なんですね。私は東京は新中野にあるライブカフェ「弁天」の「弁天紅白歌合戦」に2回出場したことがあるのですが、それだとダメでしょうか。って、ダメですね。まあ所詮一般男性ですし。