今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

今にして時間の無駄だったと思うのが卒業式の予演

2021年03月31日 | 日記・雑記・ただの戯言
 大人になって冷静に考えると、子供の頃にやってた事で「時間の無駄だったなあ」と思うものは多々あるわけですが、別に動かないガマガエルをじ~っと眺めてたようなのは自分も楽しかっただろうからいいわけです。

 何がどうかというと、もう卒業式シーズンも終わりましたが、小学生の頃の卒業式の予演は本当に時間の無駄だったなあと思う次第。別に自分たちが卒業する年ではなくて、上級生が卒業する年にゲネプロを何回も繰り返して、それに毎回参加させられてたのを思い出したので。

 卒業式なんて、卒業証書授与の手順だけ当事者に示しておいて、あとは校長の挨拶、送辞、答辞、蛍の光の合唱くらいでよいのではないかと今では思います。よそは知りませんが、うちの小学校では「別れの言葉」というのがあって、卒業生が一言ずつ喋るのですがそれが台本があるので、何回も聞いてるうちに低学年でも覚えてしまったものです。

 どんなのかというと、

「私たちは思い出す」
「桜の花の咲く頃に」
「母の手に引かれて校門をくぐった」
「あの入学の日の事を」

とかいうもの。これが延々と続くのですが、1行ずつ別の生徒が言うわけで、しかも毎年同じ文言なので感動もクソもありません。ゲネプロを何回もやるもんだから、聞いてる方も覚えちゃったりして。

 とはいえ、私は自分でいうのもなんですが、小学生の頃はとても良い子だったので、こういう予演を気をつけしたままじっと聞いてるのは苦ではありませんでした。先生からすると扱いやすい子供だったのでしょうが、今となればそんな自分も嫌だし、そういう事をさせてた先生にも不信感を持ったりします。

 退屈な時間を耐えられず、勝手に抜け出したり、適当にフラフラ踊ってたりする子供の方が将来大物になる予感があったりします。まあ私の場合は、小学生の頃は身長順で並ぶと大体前から三番目くらいだったので、勝手に列を抜けたりするのも無理だったのですが。

 また、私の小学生の頃は通える範囲に私立の中学なんてなく、卒業すると全員同じ公立中学に入学する仕組みでした。しかも、同じ学区内にある他の小学校は小規模だったので、中学に進んでも同期は半分以上が同じ小学校からの生徒。友達関係はまず変わらないので、小学校の卒業式で泣く奴は、まずいませんでした。

 ということで、決してセレモニー自体を否定するわけではありませんし、それはそれでやるべきと思いますが、予演を何回もやると段々感動は薄れるしその時間を勉強に当てた方がよろしいのではないでしょうかと、今さらながら思いました。

 なお、兄の代の先生で卒業式に「仰げば尊し」を歌う事を反対した教師がおり、それ以来わが校では歌われることがなかったので、私は卒業式であれを歌った記憶はありません。その先生の言い分としては、「これを歌う事を強制するのは押し付けである。」という事だったそうです。そういう先生は面白そうですね。もしかして特殊な思想の方だったのかもしれませんが、卒業式のゲネプロを何回もやって当然と思うような人よりは好感が持てます。

 そういえば、予演に延々と付き合わされた卒業式は覚えてるけど、自分の小学校の卒業式はほとんど覚えてないなあ。泣かなかったのは確かだけど。

いい曲がすぐ売れるわけでも必ず売れるわけでもないという

2021年03月30日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 チェッカーズは第二弾の「涙のリクエスト」がヒットしてから、デビュー曲の「ギザギザハートの子守唄」も注目されて引きずられるようにヒットしたという話を思い出しました。というのも、高杢禎彦著の「チェッカーズ」を久々に読んでるので。

 これは高杢さんの闘病記であり自伝であり、チェッカーズの結成からサクセスストーリーから解散のゴタゴタまで記された本で私の愛読書であります。大変面白いので、皆様も是非お読みください。特に興味深いのは、デビューが決まって上京し、人気グループになるあたりの話。

 デビュー曲の「ギザギザハートの子守唄」は当初まったく売れなかったのですが、別に本人たちがやる気がなかったわけでもなく、事務所が力を入れなかったわけでもありません。この本の記述を見ると、「苦肉の策で、レコード店に入るや、『この曲かけてください。いい曲なんで。』といって、店内にレコードをかけてもらった。しかし、反応はゼロに近かった。」のだそうです。

 初期のチェッカーズのシングルを作曲した芹澤廣明先生は、彼らがデビューする数ヶ月前からレッスンしており売れる事は確信していたようですが、「ギザギザハートの子守唄」は特に自信作だったようです。あれだけのヒットメーカーが「売れる」と思っても最初からヒットしない事はあるということで。

 なので、いくらいい曲を良質なパフォーマンスでリリースしたとしても、売れない事はあると。大事なのはいい作品を作りたいという志であって、ちょっとしたネタとかアイディアとかキャラクターを利用して売れる事だけを狙ったものは音楽としてはどうなのでしょうということです。ヒットする曲には何かがあると思いたいのですが、瞬間最大風速的に一瞬チャートの1位を獲ったとして、翌週にはランキングから消えるようなものは流行歌とかヒット曲と言えるのでしょうか。

 そういう曲とリリース時期が重なったり、なかなか一般大衆には理解されにくくてヒットには繋がらなかった曲でも、いい曲はいっぱいあります。ヒットチャートだけ追いかけるのも虚しいので、古今東西いろんな曲を知って心豊かに過ごしませんか?というのが今日のテーマです。

 メロディーに心打たれるもよし、歌詞に潜む深い意味を考えてみるもよし、アレンジの妙を楽しむもよし、歌声に耳を傾けるもよし、ティッシュペーパーのようにすぐにゴミ箱行きとなる音楽よりは、自分なりにずっと好きでいられる曲やアーティストを見つけられれば幸せに生きられると思う次第。まあこの辺は好みの問題なので、週間チャートの1位になる曲はすべて好きで、そういうのを聞いてるのが本当に好きという人は別にそれでいいです。ただ、売り方にもやり方とか志はあるのでは?と思ったりします。

 なお、その芹澤先生は別にチェッカーズに惚れ込んで後押ししたとかいうことはなく、初対面では「お前ら、何ができるんだ?」という態度で臨み、その後のデビューまでのレッスンでは言ったことを言ったとおりにできるようにしてこなかったメンバーはスタジオから閉め出して、ちゃんとできるようになるまで許さない厳しさもあったとか。

 それでいて「今日はここができなかったバツな。」と言って、練習が終わってから二人ずつ自宅に連れて行っては、説教かと思いきや給料の安い彼らに奥さんの手料理を腹いっぱい食べさせるという男気を見せていたとか。本当に素敵な人です。

 そんな厳しい芹澤さんが、デビューが迫った頃に「人気がでてきたら、こんな練習ももうできないんだからな。」と言ってニッコリ笑ったのを高杢さんは鮮明に覚えてるそうです。しかし、それでもデビュー曲は当初は売れなかったので、本日のタイトルの通り「いい曲がすぐ売れるわけでも必ず売れるわけでもないという」のを実感しました。

 かの小椋佳さんは堀内孝雄さんと組んで曲を作る時に、「堀内さん、とにかくいい曲作りましょうや。」と言ったとか。もちろん、それでヒットするのがベストですが、音楽の作り手にはそういう思いを持って欲しいです。私は、世間ではヒットしなかった、あるいはまだヒットしたとはいえないけど、凄くいいと思う曲はいっぱい知ってます。それで結構幸せです。あなたはいかがですか?


「あぐり」面白いかなあ

2021年03月29日 | 新着ドラマの話題

 BSP朝のドラマ再放送で、今日から「あぐり」が始まりました。主演が田中美里という事だけ知ってて、てっきり21世紀になってからの朝ドラだと思ってたら、これは1997年の作品でした。

 調べてみたら、これの前が「ふたりっ子」で、その前が「ひまわり」、さらにその前が「走らんか!」ですが、「走らんか!」と「ひまわり」は一応見た記憶あり。が、どうも「ひまわり」がつまらなくて見るのをやめたような気がしたので、その流れで「ふたりっ子」も見なかったのでしょうね。

 ちなみに田中美里は同郷なので、実家に帰った時に見るテレビのローカルCMには色々出てたりしてます。特にタイプではありません。

 第一話を見た限りでは割と面白そうですが、ここではまだヒロインは子役。が、子役とはいえ調べたら当時16歳の女優さんがやってたのですね。

 実在の自分がモデルですが、話としては特に面白くなさそうなので(失礼)、脚本や演出や役者さんに注目してみましょうか。面白いといいなあ。


ザ・ベストテン再放送(1979年9月27日放送回)

2021年03月28日 | TV番組レビュー
 CSのTBSチャンネルで先週再放送されたものを、ようやく見ました。この1979年当時私は高校1年。体育祭は終わって文化祭の準備中とはいえ、特に何かやるという予定はなかったので、どちらかというと普通に部活に集中してた頃でした。学校の成績も部活の成績もそんなに芳しくなく、冴えない普通の高校生ということで。

 それで、当時はこれは確実に見てません。今回見てもまったく記憶になかったので。歌謡曲番組は見ないと突っ張ってた記憶もあるのですが、自分が応援してる方々がヒットチャートに出てこないので反発してあえてベストテンを見なかったのかもしれません。

 それはそうと、あらためてこの番組を見ると、やはり司会のお二人のトークと進行は素晴らしいですね。今だったら、歌はどうでも久米さんと黒柳さんのやりとりを楽しみにしたでしょうが、それがわからなかったあたり屁たれだった自分を悔やみます。

 二人とも物凄い早口ですが、それでいて次に喋ることをまたちゃんと考えてるので、常人では真似ができないというのは言うまでもありません。あとは、この番組は生放送で生演奏なのでそこの緊張感もたまりません。

 今回の順位は画像の通りですが、スタジオへの登場は山口百恵、サーカス、八神純子、西城秀樹の4組のみ。桑名正博、ゴダイゴが地方からの中継、松山千春、水谷豊、チューリップ、さだまさしの4組が出演拒否だったり海外に行ってたりで出演せず。

 要するに半分近くが出演しなかったのですが、スポットライトで松坂慶子が「愛の水中花」を凄いセクシーなドレスで歌ったので、まずまず見ごたえはありました。

 この回でゴダイゴが6週連続1位ということで、さすがにあの曲は物凄いヒットだったんですね。当時あんまりテレビ見てなかった私はそこまで実感してませんでした。資料によると翌週も1位だったので、結局7週連続まで行ったそうです。

 いろんな権利関係とか関係者への交渉を乗り越えての放送だとは思いますが、やはり見てると面白いのでまた別の回が放送されることを期待しています。番組関係者は頑張って下さい。

ドラマ「24 JAPAN」終わりました(ネタバレなし)

2021年03月27日 | ドラマレビュー
 テレ朝で放送されていた「24 JAPAN」が終わりました。これは、もちろん米国ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の日本版リメイクなのですが、私は米国版は見た事ありません。なので、そちらとのストーリーの違いとかはまったくわかりません。流行った当時はあちこちでネタになってたので、さすがにジャック・バウアーという名前くらいは知ってましたが。

 元々のドラマは緊迫した24時間を、1話1時間ずつ進行するという形式だったと聞いてます。今回のドラマはどうだったかというと、昨年10月から始まって昨日終わったわけですので、きっちり24回やってたそうです。最近は1クール10回前後で終わるものが多いので、これだけの長丁場にした制作陣の勇気にアッパレといいましょう。最初見ない人が途中から見ることは少ないでしょうし、評判悪くてドロップアウトする人多ければ、視聴率は段々下がることはあっても上がることはないでしょうし。

 主演は、最近めっきりアクションシーンが多くなった唐沢寿明、その妻に木村多江、唐沢寿明の同僚に栗山千明、池内博之、佐野史郎、初の女性総理大臣になるかと言われる政治家に仲間由紀恵、その夫に筒井道隆、その他悪役は多数。

 感想としては、私は楽しめました。スリルあり、サスペンスあり、謀略あり、バイオレンスあり、銃撃戦あり、ちょっとだけワッチコンあり、お笑い無し、ということで。とにかく、いっぱい人は死にました。

 ちなみに、犯人は最終回までまったく出てこなかった蟹江敬三で、その裏で糸を引いていたのは荻島真一、しかし本当の黒幕だったのは実は天知茂だったという内容なら、視聴率は200%を超えたことでしょう。

 ところで、これの世間一般の評価はどうだったのでしょう。視聴率がいいとか悪いとかいう話は一切聞いた事なかったですが。まあ、大ヒットしてたのなら嫌でもニュースになりますが、そういう事はなかったような。そういえば、森マリアという女優さんの名前があったので、どこにゴールデンハーフがいるのかと思ったら、同じ名前の若い人でした。仲間由紀恵の娘役の。多分同じ勘違いをした人は、3万人くらいいると思います。

「燃えよ剣」面白いです

2021年03月26日 | ドラマレビュー
 東映チャンネルで、ドラマ「燃えよ剣」を放送中。何回かドラマ化されてるのですが、これは1970年版。土方歳三役は栗塚旭さんで、当たり役として知られてます。

 ちょっと見てみたら、これが結構面白いです。幕末オタクになる前は気にもしなかった存在だったであろう清河八郎もちゃんと出てきて、なかなか上手く人柄を表してるので脚本はナイスです。

 当時はもちろん見てなかったですが、新選組ものでは1973年にフジテレビでやってた「新選組」というのは見てました。その土方役はというと、調べてみたらこっちも栗塚旭さんでした。ただし、見てたけどこの人は記憶にないという…。ちなみに、この時の近藤勇は鶴田浩二さんでした。この時の鶴田さんは48歳。実際の近藤の年齢からすると、かなり行き過ぎてるのではありますが、私は新選組をドラマで見たのはこれが初めてだったので、近藤勇ってそういう年代だと思ってました。ドラマのイメージは強いですね。

 なお、1966年版のドラマ「燃えよ剣」では杉良太郎さんが沖田総司役、1990年版では石立鉄男さんが近藤勇役だったそうです。どっちも見たいです。

 今回放送されてるのは2話まで見ましたが、まだ壬生に来たばっかりで芹沢とも共存している状態。これから本格的に揉めていくところが楽しみ…と言いたいところですが、実は東映チャンネルは契約しておらず無料放送で最初の2話だけ見たのでした。仕方ないので、続きは頭の中でこねまわして見た気になります。

 ところで、「燃えよ剣」の主題歌を聞いてなんか聞き覚えがあると思ったら、実はこれが歌詞といいメロディーといい「新選組」の主題歌そっくり。私はパクった方しか聞いてなかったということで、50年近く経って元ネタを知ったという衝撃。世の中知らないことが多いですね。

 

27日(土)はBSフジで「くるみ割り人形」

2021年03月25日 | 石川ひとみ
 
 27日(土)は、19時から<BSフジサタデースペシャル>『昭和歌謡パレード』という番組が放送されます。番組サイトによると、「昨年好評だった「春の紅白歌合戦」がパワーアップ!この1年間に番組に出演したゲストを中心に過去の映像も交えお届け!」とのこと。

 「さて、好評だったかなあ…。」と思ったのは、実は昨年それを見てたため。(その際のレビューはこちら) まあ私は楽しめたのですが、なかなか強引な構成だったので、今回もそれを見られると思うと期待してしまう自分がいるのでした。

 なにはともあれ、既に番組サイトで曲目が公開されています。予習しておきましょう。今回は下記のとおりです。

五木ひろし「夜空」
八代亜紀「舟唄」
千昌夫「味噌汁の詩」
水前寺清子「ありがとうの歌」
上田正樹「悲しい色やね」
石川ひとみ「くるみ割り人形」
前川清とクールファイブ「東京砂漠」
岩佐美咲「ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)」
布施明「君は薔薇より美しい」
小林幸子「とまり木」
秋川雅史「千の風になって」
川中美幸「二輪草」
細川たかし「心のこり」
中山秀征・ロザンナ「愛は傷つきやすく(ヒデとロザンナ)」
ピーター「夜と朝のあいだに」
丘みどり「喝采(ちあきなおみ)」
堀内孝雄・はやぶさ「チャンピオン(アリス)」
長山洋子「ヴィーナス」
三山ひろし・杜このみ「カナダからの手紙(平尾昌晃・畑中葉子)」
市川由紀乃「横須賀ストーリー(山口百恵)」
純烈「愛をください〜Don’t you cry~」
水森かおり「北国行きで(朱里エイコ)」
新沼謙治「嫁に来ないか」
坂本冬美「人生いろいろ(島倉千代子)」
森進一「おふくろさん」
天童よしみ「珍島物語」


 何よりも注目は、石川ひとみさんが「まちぶせ」ではなくて「くるみ割り人形」であること。いつの映像かわかりませんが、去年の様子からすると過去にこの番組に出た時の映像と思われるのですが、私はその辺は情報がありません。

 その他は妙なカバーがいろいろありますが、中山秀征・ロザンナの「ヒデとロザンナ」にはちょっと受けました。

 これはBSの番組なので、全国で見られます。石川ひとみさんのファンの方も、ヒデとロザンナのマニアの方もお見逃しなきよう。それにしても演歌系多いですね。

キャンディーズ特集は明日だったのでした

2021年03月24日 | キャンディーズ・伊藤蘭
 
 「だったのでした」というからには勘違いしてたわけです。「あっ、今日はキャンディーズ特集だった! ラジオ聞かなきゃ。」とスイッチを入れたら、いきなり和田アキ子の歌声が聞こえてきたときの衝撃ったら…。

 ということで、あらためて告知します。明日25日(木)のNHKFM「歌謡スクランブル」はキャンディーズ特集です。お昼の12時半から14時まで1時間半に渡ってキャンディーズの曲だけしかかかりません。(オンエア曲はこちらのサイトをどうぞ。)

 なお、キャンディーズというとライブのバックバンドとしてMMPという存在がいましたが、コンサート映像の印象が強すぎて、レコーディングでも全部演奏してたと思っている方も少なくないように思います。

 作編曲家の穂口雄右先生をはじめ、いろんな方の発言を見てると、レコードでは当時売れっ子のスタジオミュージシャンが演奏してたようですね。ドラムだと田中清司さん、林立夫さん、ギターは水谷公生さん、松原正樹さん、キーボードは佐藤準さんとか。

 そんな中、今回の特集ではスタジオでもMMPが演奏しているだろうと思われるものが2曲あります。「ラッキーチャンスを逃がさないで」と「午前零時の湘南道路」ですが、前者はMMPのリーダーだった渡辺茂樹さんが編曲で、アルバム中でもこの曲だけ演奏の感じがちょっと違います。バンド的というかなんというか。

 「午前零時の湘南道路」は、キャンディーズのメンバーがMMPのメンバーのサポートを得て、全曲自分たちで作ったアルバムの収録曲なので、これは間違いないでしょう。作詞:田中好子、作曲:田中好子・渡辺直樹ですが、渡辺直樹さんはMMPのベーシストですし。アルバムの歌詞カードにも、MMPのメンバーの写真がありました。

 ということで、皆様明日はお聴き逃しのないように。まあ「今日かと思ったら明日だった。」というのはラッキーなのであって、「あ、昨日だった…。」ということでなくてよかったです。私は幸せ者です。(なのか?)

東映はまんがまつり、東宝はチャンピオンまつり、そして…

2021年03月23日 | 日記・雑記・ただの戯言
 先日「どうするどうなる東映まんがまつり」という朝まで討論会を実施したところ(一部フィクション)、「東宝チャンピオンまつり」なるものがあったことを教えて貰いました。

 調べてみると確かにそういうものがあって、しかも1971年春の回は見たような記憶があります。いなかっぺ大将とかアタッチュNo.1と一緒に「怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ」も上映されてたのを覚えてるので。

 そもそも「怪獣大戦争」は1965年の映画なので、私が映画館で見た記憶があるのはどうもおかしいと思ってたら、この時に短縮再編集版リバイバルとして上映されてたのですね。ようやく謎がとけました。

 一方、東映まんがまつりの方はラインナップを見ても映画館で見た記憶は全くなし。小学生男子としては、やはりアニメだけよりは怪獣の方が魅力だったのでしょう。

 そして、東映と東宝で祭りがあるのなら、他の映画会社でもあるはずと思って調べてみました。

 まずは大映からですが、なんとこれが「おとなの大映祭」というものがありました。とはいえ、これがいつの企画かはわからないのですが、作品は「いそぎんちゃく」「女賭博師さいころ化粧」「女賭博師乗り込む」「関東おんな悪名」「高校生ブルース」「女体」「しびれくらげ」など、書いてて恥ずかしくなるくらい。(「高校生ブルース」はちょっと魅力ですけど。)

 さらに松竹を調べたら、映画はヒットせず「2021年7月南座「松竹新喜劇 夏まつり特別公演」」というものが見つかりました。「二代目渋谷天外、藤山寛美、浪花千栄子らを輩出した松竹新喜劇が多彩なゲストを迎えて贈る人情喜劇の魅力をたっぷりとお楽しみいただきます。」だそうで、今年は「おちょやん」の影響もあって盛り上がるかもしれませんね。行かんけど。

 日活はというと、「日活『事件記者』まつり」というのがありました。「1958年からNHKテレビで放送された人気ドラマを、日活が映画化。全10作。」だそうです。ただし、この企画は2018年のもの。そんなことをやってのたのはまったく知りませんでした。知ってても行かんけど。

 最後にATGを調べてみたら、当然イベントはなかったのですが「祭りの準備」という映画がヒット。1975年の作品ですが、脚本家中島丈博の半自伝的作品とのこと。あらすじを見ただけで、出てくる言葉が「村の赤裸々な男女関係」「夫の女道楽」「母の過剰な偏愛」「ヒロポン中毒」「首吊り自殺」「祖父に寝取られ」「オルグにきた左翼の男」「とろけて関係を持って」「強盗殺人事件」などなど。

 さすがATGだといえばそうですが、実際の映画の様子を想像するとチャンピオンまつりで盛り上がった気分が一気に落ち込んだのでした。やはり「しびれくらげ」くらいでやめとけばよかったですね。

石川ひとみ配信ライブ&生ライブ情報

2021年03月22日 | 石川ひとみ
 

 いろいろと慌ただしい時期ですが、いきなりビッグニュースが飛び込んできました。我らがひっちゃんこと石川ひとみさんのライブ情報ですが、まずは初の配信ライブから。

 情報は以下の通りです。

タイトル:石川ひとみライブ「わたしの毎日」
配信日時:4月4日(日)14:00~15:10
アーカイブ配信:4月6日(火)23:59まで
チケット代:3,500円(別途決済手数料220円)
販売サイトのイマチケはこちら

 いまや「アーカイブ」という言葉がなんの説明もなく使われるようになりましたが、これはわかりにくいですね。石川ひとみさんの公式FBページにも、「日曜日は見られないので今回はあきらめます」というコメントがあったり。

 要するにリアルタイム配信は日曜ですが、アーカイブ配信があるのでその後火曜日いっぱいまで見られるという事。なお、通常はアーカイブ配信はリアルタイム配信後1~2時間で見られるようになるそうですが、そこは公演により違う様子。今回の注意書きにも翌日になる場合もあるようなことも書いてありますが、それは困ります。まずは普通にアーカイブが見られるようになることを祈りましょう。

 そして、もう一つはビルボードライブ大阪でのライブ! 情報は以下の通りです。

日時:6月13日(日) ※特別公演時間 1st 15:00~ 2nd 18:00~
料金:サービスエリア¥7,700- カジュアルエリア¥7,200-(1ドリンク付き)
チケット発売:BBL会員先行:2021/4/5(月) 一般:2021/4/12(月)
ご予約 お問い合わせ ビルボードライブ大阪 06-6342-7722


 先日のアミューズカフェシアターのライブで久々にファンの前で歌声を披露しましたが、いよいよ来月からは本格的な活動が見られそうです。注目はなんといっても配信ライブで、40周年記念ライブあたりからはチケット争奪戦が激しかったことと、何しろ近年はほとんど東京近郊か名古屋でしかライブを行っていなかったので、それこそ全国のファンに歌声とその姿が届くことが楽しみです。

 昨日情報が公開されて公演日が2週間後ですから、これは頑張って全国の隅々まで情報を届けねばなりません。何しろ配信ライブは全員が最前列かぶりつきで見られますしね。