大ベストセラーでありロングセラーである大瀧詠一さんの「A LONG VACATION」が、発売されてから40年だそうです。そして、今日は代表曲はもちろん、他アーティストへの提供曲のセルフカバー音源、オリジナルアルバム未収録の音源を含む全177曲が各サブスクリプションサービスで解禁となりました。
私ははっぴいえんどは間に合わなかったというか、その名前だけ聞いてて大人になるまで音楽を聞いた事なかったので、この人をちゃんと聞いたのは本当に「A LONG VACATION」から。
と、思ってたのですが、今日雑誌「ヤングセンス」の1977年夏号を読んでたら、サイダー77の譜面が出てました。当時私は中2。譜面は得意ではないですが、この歌詞を見て「あ、この曲は知ってる。」と当然わかりました。それを思い出したので、最初の出会いはここだったのかも。そして、今回のサブスク解禁でこれも聞けますね。
「A LONG VACATION」は物凄く内容が充実したBOXも発売されて、かなり盛り上がってます。これは今後あちこちでレビューされると思いますが、この内容を全部聞いて音の違いとかのレポートが出てくるのは楽しみですね。
こういうのは好きなので、この企画があちこちでなされるのも面白そうですが、おそらく大瀧さんのこのアルバムしかありえないような。当面ブームが続きそうな予感はします。
NHKFM「歌謡スクランブル」は、来週25日(木)の放送が「キャンディーズ作品集」。なにしろ1時間半の番組ですので、曲がたっぷり聞けます。既に番組サイトでオンエア曲が公開されてるのでチェックしてみましょう。今回は以下の通りです。
「年下の男の子」
「あなたに夢中」
「危い土曜日」
「なみだの季節」
「内気なあいつ」
「その気にさせないで」
「ハートのエースが出てこない」
「ラッキーチャンスを逃がさないで」
「恋のあやつり人形」
「午前零時の湘南道路」
「春一番」
「哀愁のシンフォニー」
「やさしい悪魔」
「暑中お見舞い申し上げます」
「アン・ドゥ・トロワ」
「わな」
「ラン・スー・ミキ」
「キャンディーズ」
「キャンディ・ツイスト」
「キャンディーズ1676日」
「つばさ」
「微笑がえし」
キャンディーズのシングルは17曲ありますが、今回はそのうち14曲かかります。漏れてる3曲が即答できる人は上級者ですが、普段こういう特集だとスルーされる「なみだの季節」「内気なあいつ」がオンエアされるのは嬉しい限り。
「なみだの季節」はスーちゃんがメインボーカルの曲で、悲しい感じの曲ですが、メロディもいいしアレンジもいいし、なにより歌声が切なくて大好きな曲です。「内気なあいつ」は、レコードで聞いたときに「なんかドラムがちょっと変わってる」と思ったのですが、なんとこれがツインドラム。前作の「年下の男の子」では、当初村上ポンタ氏が叩いたもののそのヴァージョンはお蔵入りとなり、田中清司さんの演奏で録りなおしたそうですが、そのリベンジというかこの「内気なあいつ」では、編曲の穂口雄右先生がポンタさんと田中清司さんのツインドラムで録音したというもの。確かにヘッドフォンで聞いてみると、ドラムが2セット鳴ってるのがわかります。ただし、私はどっちがどっちかはわかりません。
今回は結構アルバム曲が多いのですが、「ラッキーチャンスを逃がさないで」は「プロポーズ大作戦」テーマソングだった曲で、記憶されている方も多いでしょう。アルバム「春一番」に収録されてますが、この曲はその中で唯一編曲が渡辺茂樹さんで、この方はステージでのバックバンドMMPのリーダーなので、多分レコードでの演奏もMMPなのでしょう。聞いた限り、ホーンセクションもトランペット×2、バリトンサックス×1と思えるので、まだ新田一郎さんと兼崎ドンペイさんがいた頃ではないかと思います。MMPがこのメンバーでスタジオ録音の演奏を努めたのは珍しいのではないでしょうか。凄くキャンディーズっぽい曲で元気ありますし、ず~っとユニゾンで来て最後の最後でハーモニーが光るのも萌えます。
「恋のあやつり人形」はライブでの定番で、凄く人気のあった曲ですから選曲した人はツボを知ってます。「午前零時の湘南道路」が出てくるのが唐突な感じですが、これはスーちゃんのソロボーカル。しかも、彼女たちが最後に自作曲のみで作ったアルバム「早春譜」からの曲。作詞:田中好子、作曲:田中好子・渡辺直樹という作品です。渡辺直樹さんは当時MMPのベーシストで、その後スペクトラム、AB'Sなどでも活躍しました。これはラジオで聞くのは珍しいです。珍しいというと、「キャンディーズ1676日」もラジオではめったに聞けないでしょう。
で、私は「つばさ」を聞くのがあまり好きではなく、というのもこの曲さえ聞かなければキャンディーズが解散しないままなのではないかと思ったりしますので、代わりに別の曲、たとえば「銀河系まで飛んで行け」「悲しきためいき」「卒業」あたりを入れて欲しいというのはわがままでしょうか。あるいは洋楽カバーの1曲でも聞きたかったと思わないでもありません。洋楽カバーなら、ミキさんのソロで「ふたりのラヴ・ソング」が希望です。
とはいえ、FMで1時間半のキャンディーズ特集というのは喜ばしいことには違いありません。今はこの番組も「らじるらじる」の聴き逃しに入ってますので、放送後1週間はいつでも何度でも聞けます。皆さまお忘れなきように。
3月19日は319ということで、ミュージックの日だそうです。これがどういう日かというと、実はシンガーソングライター尾崎亜美さんの誕生日。デビュー当時から全曲の作詞作曲を行い、3rdアルバムからは自分でアレンジまで担当、さらにピアノはもちろんシンセからボコーダーまでバリバリ演奏してアルバムを作るようになったスーパーミュージシャンの誕生日がミュージックの日とは、まさに生まれた時から運命が決まってたような気がします。
現在は尾崎亜美として活躍してますが、元々は尾崎美鈴さん。今はベーシストの小原礼さんと結婚して本名が小原美鈴さんとなりましたが、私くらいになりますと「尾崎美鈴は結婚するけど尾崎亜美は結婚しないんだよ」と、ヒロミゴーのような思いこみになりますので、今も私にとっては尾崎亜美さんです。
それはそうと、尾崎亜美さんのアーティストネームの英字表記は「Amii Ozaki」となっています。私も最初は「ん? あみい?」と思ったのですが、これには理由あり。
ご本人は本名でデビューしたかったのが、同時期に同じレコード会社で美鈴という名前の歌手の方がおり、それで別のアーティストネームをつけることになったとか。当時18歳の彼女は、違う名前でデビューすることで何か自分が自分でなくなるような怖さがあり、「私は私だ」という思いから「I」の一文字を足して「Amii Ozaki」という表記にしたそうです。ちょっと「千と千尋の神隠し」の感じもあります。それだけ本名が好きだったのでしょうし、芸能界で流されたくないという思いも強かったのでしょう。
ということで、怪しいベストアルバムなどで英字表記が「Ami Ozaki」となっているものは、まずバッタモンだと思って間違いありません。同様に、デビュー曲のタイトル「冥想」を「瞑想」と表記してあるのもだめです。
ちなみに、「I」の文字を足した経緯についての情報源はご本人。直接お聞きしました。(えっへん!) これは一次情報ということになりますでしょうか。ただ、そういう表記だと「『あみい』と読まれるのでは?」とか「間違いじゃない?」と事務所やレコード会社からは反対意見もあったのではないかと思うのですが、それをいかに説得したかは聞いてないのでわかりません。この辺、当時の事を関係者に聞いてみると、ドキュメンタリーができるかもしれませんね。
なにはともあれ、亜美さんにお祝いのメッセージを送りたい方は公式ブログかツイッターからどうぞ。「誕生日が嬉しいというより、祝ってくださる方の存在を感じられることが何より嬉しいです。」というツイートがあります。私はこのツイートを見られたことが嬉しいです。
伊藤蘭様が昨年秋に行ったコンサート「マイ・ブーケ&マイ・ディア・キャンディーズ!」のブルーレイが火曜日に届いて、昨日全部見ました。もう最高です。見てるとついつい微笑みが漏れてしまうのですが、音楽とかショービジネスというものはそういう風にさせてくれるのがいいなあと思う次第。
私もこのコンサートは見に行ってたのですが、今回は2日間の公演だったのでMCを聞くと私が見た回の前の日の公演ですね。2日で3回やったと思うのですが、私はその最後の回を見たので、今は舞台もやっている女優さんである蘭様からすると、2日目の最終回が一番調子が出たのではないかと思うようにしてます。
とにかく、このディスクが手元にあるということは、今後いつでも好きな時に見られるということで、当面毎日1回は見たいと。これが世にいう「一日一蘭」ですね。(なのか?) ただ、何度見ても泣けるので涙が枯れないかなあと心配になる反面、乾燥するシーズンだからドライアイには効きそうな気がします。(なのか?)
ちなみに私が見た時と曲はもちろん同じでMCも大体同じですが、ディスクに収録されているものは「私には時間がないのよ」と言ってたのに対し、私が見た時は「ニカンがないのよ!」と言ってたので、毎回同じことを言うのにも飽きてきたという舞台女優の意地でしょう。(なのか?)
当日は私は二階席の後ろの方で見てたのでオペラグラス必須だったのですが、こうやって映像で見るとステージ全体も見られるし細部も見られるしありがたいです。特に二階席からは見られなかったアングルが、今日のトップ画像。
コーラスのお姉さんが二人いて、実際はバンドの後ろのコーラスをやるブースにいたのですが、こういうカメラワークで見ると三人で並んで歌ってるようにも見えます。コーラスのお二人は振付も頑張ってて、それもなかなか揃ってるのでかなり萌えッときてしまいます。このお二人にはかなり好感を持ちました。
ということで、これは是非ご家庭に一枚は備えていただきたい作品です。皆さんも是非どうぞ。一緒に泣きましょう。笑いましょう。
(注:本日の画像は微妙に時期がずれているものがありますのであくまでもイメージ画像です。)
Twitterを見てたら、自分が持っていた「ラジオマガジン」の記事を目にして懐かしく思い出しました。当方昭和38年生まれの一般男性ですが、この雑誌を見ていたのは高校生の頃。それで、当時どんな雑誌を読んでいたか思い出してみました。
記憶しているのは
ヤングギター
Player
GORO
ラジオマガジン
ワイワイジョッキー
写楽
BOMB
など。当時、漫画の週刊誌はまったく読んでおりませんでした。
高校時代は家からバスに20分ほど乗って通学してたわけですが、高校のある町の方がちょっと大きいので、高校の近くの書店かショッピングセンターの書店で主に雑誌をチェックしてたと思います。
また、家の近所にも一応ショッピングセンターと書店はあったので、そこでもチラリとは見てたと思いますが、品ぞろえがあまりよくなかった記憶あり。
ヤングギターは毎月立ち読みしてて、高校に入ってからエレキギターを始めたので「弾いてみたい」という曲の楽譜が出てた時などは買ってました。当時500円だったのですが、毎月とは言わないまでも結構買ってたような。ただし、同じ部活にギター弾きの友人がいて彼の部屋でも見てたので、自分が買ったのかそこで読んだのかは既に記憶が怪しいです。
Playerは、ギターに限定した話だとヤングギターに比べて読むところは少ないのですが、全般的な音楽情報というとこちらの方が幅広かったような。あとは吾妻光良さんのブルースギター講座が面白かったので。でも、買ったのは年に数回だったような。1冊いくらだったかは忘れました。
GOROは高校生にとっては必須というか、何しろ表紙が大体アイドルのアップの写真だったのでついつい手にとってしまいます。これは月刊だったのか月に2回くらいだったのかは既に記憶がないのですが、たまに買ってました。というのも、毎号買うお金もなければこれが部屋に山積みになるのも母親の目を気にしてなかなか厳しいものがあったと。ただし、今思い出してもかなり好きなタイプの雑誌です。篠山紀信先生の激写で有名ですね。
そして「ラジオマガジン」は、高校時代ずっとチェックしてたような気がするのですが、調べてみたら1980年9月創刊なんですって。ということは、一般男性の私が高校2年生だった頃ですね。意外でした。どうやらこれとワイワイジョッキーを混同してたようです。ワイワイジョッキーもちょくちょくチェックしてたのですが、あまりにもマイナーでWikipediaでは調べられませんでした。
当時からラジオを聞くのは好きだったのですが、体育会系の部活だったのですぐ眠くなるので深夜放送は聞いてませんでした。ビートたけしのオールナイトニッポンもタモリのも中島みゆきのも、実は聞いた事ありません。ラジマガ読んで聞いたような気になってました。
当時流行ってたラジオ番組としては「ミスDJリクエストパレード」というのもあったのですが、これも聞いた事なかったけど高校生活のど真ん中だと思ってたら、この番組が始まったのは1981年の10月。ということは、昭和38年生まれの一般男性の私は高校3年の秋。なんか意外でした。
「写楽」はちょうどこの頃創刊されたのではないかと記憶してますが、調べてみたら1980年の4月創刊だそうです。結構高かったというイメージがあって、ほぼ立ち読み専門でしたが(勃ち読みではありません)、高見知佳ちゃんのグラビアがあった号くらいは買った記憶あり。しかし、他にどんな記事があったかまったく記憶してないので、そもそも私のような一般男性が読む雑誌ではなかったのでしょう。
BOMBはいつ頃からあったのか記憶してなかったのですが、1979年の創刊当時は隔月刊で記事も読者投稿が中心で、1980年からアイドル寄りにシフト、1981年に月刊化したそうです。私がチェックしだしたのは1981年の後半で、買ったのは2回くらいだったような。
当時から「プレイボーイ」とか「平凡パンチ」というのは人気雑誌だったのですが、「いかにも」という感じがして実は高校生の頃には一度も買ったことはありません。これは、地元のショッピングセンターでは近所のおばちゃんの目が気になって立ち読みもできず、表紙の文字を眺めてるだけだったと思います。それでも、全集中の視線でグラビアは透視してたような。ちなみにこの当時、「松田聖子SEXYピンナップ」という文字が「SEXピンナップ」になってた誤植があって、実際の写真を見るよりその文字に「モリッ」と来てた高校生が多かったのはいうまでもありません。
そんなある日、GOROとかその辺の雑誌を放課後の教室で見ながら、「河合奈保子と岩崎良美はどっちがいいか」と激論を交わしてた奴らがいたのですが、もちろん簡単に結論が出るわけはなく、たまたま通りかかった奴に「どっちがいいと思うか?」と聞いたら「ワシ、若いのやったら誰でもいいわ。」とあっさり言われて一同唖然ということがありました。青春ですね。
なお、上記の学校の近くにあったショッピングセンターは「ユニー」で、地元のショッピングセンターは「ハッピー片山津」でした。今はどちらも跡形もなく。あれから40年ですか。奴らはどうしてるだろう…。
これはニュース情報番組ですが、番組MCは元NHKの堀潤さんと元フジテレビの宮瀬茉祐子さん。そこに日替わりで毎日2名ずつのコメンテーターが出演するというもの。なぜこれを見てたかというと、ニュース中心でテンポもよくわかりやすいことと、堀潤さんのニュースの切り口が面白い事、出演するコメンテーターが独特なことがあります。
あとは、他の同時間帯の民放番組に比べるとエンタメニュースが少ないこともあります。ジャニーズかEXILEか乃木坂の話題だけ出しておけば視聴者が満足するだろうというようなエンタメニュースは見ててムカムカきます。あとは女優がSNSでなんかしたとか、そんなのはニュースでもなんでもなし。また、フジの「めざましテレビ」は女子アナをはじめ出演者が無駄に多いような気がして中身が無いと。
モーニングCROSSはコメンテーターが独特と書きましたが、実際この番組でしか見たことない人がいるのが面白いです。ちなみにこの1ヶ月くらいにでた人の肩書を並べると、社会学者、元衆議院議員、前横浜市長、ファッションデザイナー、弁護士、大学特任准教授、ニュースディレクター、フリーアナウンサー、経済研究所代表、コミュニケーションコーチ、実業家、大学教授、評論家、公認会計士、ジャーナリスト、国際弁護士、税理士、ニュースサイト編集長、メンタルトレーニング指導士、化学講師、新聞記者、大学特任教授、雑誌のオンライン編集長、ゴルフ解説者、タレント、IT起業家、国際ジャーナリスト、政策コンサルタント、健康社会学者、ラジオDJ、プロインタビュアー、お笑い芸人、メディア研究所所長、ニューヨーク州弁護士、などなど。
もちろん「こら、あかん」という人もいますので、見ただけでチャンネルを変えてしまう日もありますが、番組後半にはそれぞれのコメンテーターに5分ほど与えて好きにプレゼンさせるコーナーがあり、そこも面白いです。ニュースへのコメントは全然たいしたことが言えない人も、自分の専門領域の話をすると面白かったり、どちらも面白い人もいればどちらもダメな人もいます。低予算なのでしょうが、ニュース映像をコテコテに加工することは無く、大きなボードでシールをちょっとずつはがしながらじらすこともなく、さらっと紹介してすぐコメント求める形式ですから、底が浅いコメンテーターはすぐばれます。
最近私が気に入ってるのは化学講師の坂田薫さんですが、この人の専門の話は興味深いです。燃料電池車の話とかされることがありますが、普段全く触れる事のない分野についてああいう可愛らしい人が教えてくれるとつい勉強したくなります。
それで、なにがどうかというとこの「モーニングCROSS」は今月いっぱいで終了するのですと。4月からは堀潤さんだけ残留して、新しい情報番組をやるようですが、概要を見るとあまりそそられず。
ということで、4月から7時台は何を見るかが問題。多分NHKニュースになるでしょうが、たいしたニュースがなければ主なニュースの見出しだけで用が足りるし、そもそも夜の11時台のニュースも見てるので、特に内容は違わないような気も。夜中によほど大きなニュースがあれば別ですが、そんなことも滅多にないので。
と、そんな事を考えてたのですが、今日は仕事の都合で久しぶりに早く出かけたら、車の中で聞いたTBSラジオの「森本毅郎 スタンバイ!」がやっぱり聞きやすくて情報量も適度で、こっちでいいかなあと思いました。TBSラジオの改編情報はまだチェックしてないのですが、これは続きますよね?
一説によると、日本の三大祭りとは「ヤマザキ春のパンまつり」「東映まんがまつり」「花王ヘアケア祭り」とのことですが、どうやらこれは正しくない様子。
それはそうと、ポイントが貯まりましたので、早速今年の景品である白いスマイルディッシュを貰ってきました。思ってたよりでかくて、私の手のひらより大きいくらい。サイズの比較のため、隣にCDジャケットを置いてみました。深みも少々あるので、これでカレーも小盛なら食べられるかも。大盛りは無理だけど。
それで、この皿は陶器かと思ってたらなんと強化ガラスなんですと。説明書きによると、「一般のガラスより丈夫ですが決して割れない、欠けないというわけではありません。」とのこと。耐熱ではありませんが電子レンジもオッケーだそうだし、いずれにしてもかなり丈夫そう。しかも、MADE IN FRANCEと書いてあるし。当方おフランスには弱いザンス。
締め切りにはまだまだあるので、このまま2枚目を目指します。頑張れば3枚行けるかも。どっちにしてもパンは食べるし、くるみパンは1.5点だから毎日1袋ずつ食べれば20日で到達できるわけだし。
ところで、日本の三大祭りとは「ヤマザキ春のパンまつり」「PRIDE男祭り」「亀田のケンカ祭り」ではないでしょうか…。
いま日本中のお祭り好きが熱狂していると言われる「ヤマザキ春のパンまつり」ですが、私は着々と得点を重ねついに28点に達しました。
これで何が貰えるかというと、今年は白いスマイルディッシュ。歴史を調べると、なんとこの祭りは1981年春から続いてるそうです。1981年春というと私は高校三年生。ちょうど石川ひとみさんの「まちぶせ」が発売された頃です。
石川ひとみさんというと、最初のヒット曲が「くるみ割り人形」。今回28点集めた中でも「くるみパン」の1.5点×3枚が結構貢献しているので、これも何かの縁でしょう。(なのか?)
私は自分でポイント全部貯めたのは初めてなので、まずは明日貰ってくるのが楽しみです。ちなみに、今日娘1号が買ったシベリアのシールも貰ったのですが、その分は点数が余ったので2枚目に向けてさらに前進します。祭りはますます盛り上がってます。
高田みづえさんは元歌手で、大関若島津と結婚して引退し相撲部屋のおかみさんになったのはご存じの通り。これは毎日新聞日曜くらぶ連載の、「高田みづえのおかみさん日記」を改題して出版したもの。連載は1991年9月~93年3月までで、本としてはその年の5月に出版されました。
アイドル歌手が本を出すというと、大体ゴーストライターが適当にまとめるイメージですが、これは歌手を引退して5年以上経ってから出版されたものであり、新聞連載の記事でもありますので本当にご本人が書いたようですね。色々なエピソードを見てもそう感じますし、上手すぎない文章からもその辺ひしひしと感じます。
実は図書館で見かけて珍しさだけで借りてきたのですが、読んだところ凄く面白かったです。高田みづえさんと結婚した若島津関は、引退後松ヶ根を襲名し二子山部屋の部屋付きの親方となったのち、松ヶ根部屋として独立。この本は独立した翌年からの連載によるものです。
私は相撲の世界は知らないことが多いのですが、高田みづえさん自体も当初は二子山部屋で色々お手伝いを経験したのちに独立しておかみさんとなったので、その初々しさというか周りから助けられながら一歩一歩努力していった様子がよくわかります。
入門してくる力士は大体親方が各地の有望な若者を口説いて連れてくるわけですが、大半は中学を卒業したばかりの少年。そして高田みづえさんも、高校を卒業した直後の5月に歌手を目指して鹿児島から上京したわけで、15歳にして親元を離れて厳しい勝負の世界に入る気持ちはある程度理解できたのでしょうね。
松ヶ根部屋は両国ではなく千葉の船橋に設立されたのですが、部屋での稽古の様子から、地元の人たちとの触れ合い、新入門の若手の苦悩、力士の日常生活、地方巡業の話など、高田みづえさんが見たことや感じたことを率直にあれこれ書いてるので、写真は無く挿絵だけの本ですがかなり想像力を働かせることができ、相撲の世界もほんのちょっとだけわかった気になりました。
相撲界はこの後一旦若貴ブームで大いに盛り上がり、その後外国人力士全盛の時代が来たり不祥事を含めいろいろなことがあって、さらにこの親方自体も大変なことになりました。これはまだ良き時代の良き話ということになりましょうか。
当時その連載やこの本がどの程度話題になったのかはわかりませんが、私としては面白かったです。今も入手は可能なようですので、興味のある方は是非どうぞ。割と爽やかな気分になれます。
昨日は尾崎亜美さんの提供曲のことばかり書いたので、真璃子さんそのものの話をもう少々。この人は「恋、みーつけた」がデビュー曲かと思ってたら、これは2曲目だったのですね。そこそこヒットした記憶があります。
それで、この曲は「時間ですよ」の挿入歌かと思ってたら、ドラマ「お坊っチャマにはわかるまい!」の挿入歌だったらしいです。「らしい」というのは、このドラマの事は覚えてて見た記憶もあるのですが、何しろ1986年4月~7月にかけて放送されたドラマで、その4月に就職して社会人デビューした一般男性としては、まともにドラマを見るような生活ではなかったです。
当時、4月中は毎日朝から晩まで本社で研修、住んでたのは会社の寮でテレビは無し。GW明けにトーホグに配属されたもののそこの寮の部屋にもテレビは無く、平日は毎日出張生活でしたから、ドラマは出張先の旅館(ホテルではない)でしか見た記憶がないです。そういう物理的な環境以外に、こういうバラエティ系のドラマを楽しむ精神的な余裕は皆無でした。今でも、この頃に流行ってた音楽とかドラマとかは全部嫌い。
そういう状況ですので、この「恋、みーつけた」は曲だけ知ってて、誰が歌ってるか知りませんでした。今も覚えてるのは、その夏に同僚と中華料理屋で食事してたら有線放送でこの曲が流れてきて、そいつが「この曲ってだれ?」と聞いてきたので、歌声を聞いて「ん~、柏原芳恵じゃない?」と言ったら、「ふ~ん、やっぱり芳恵ちゃんはいいね。」とかそういう会話になってしまったこと。あいつは今でもこの曲が柏原芳恵だと思ってるかもしれません。まあ、いいですけど。
で、この曲は今となっては好きですし、この人の歌声も好きなのですが、何しろその後の「時間ですよ ふたたび」で見たイメージがあんまりよろしくないので…。(意見には個人差があります。)
ただ、昨日も書いたように亜美さんが彼女に提供した曲は相当いいです。亜美さんは曲を書くときに本人と結構話し合ったりするというのを聞いたことがあるので、その辺から想像するに真璃子さんに合うイメージの曲を相当考えたのだろうと。そして、真璃子さんの曲が良くて亜美さんのセルフカバーもいいということを考えると、この二人は割とイメージが似てるのではないかと思ったり。
と、あくまでも楽曲からだけの話ですが、真璃子さんがどういうきっかけでデビューして、どんな流れでドラマに出たりしてたのかは知りません。結構素材としては良かったのではなかろうかと今になっては思いますが、何しろ当時全くチェックしてなかったのでそこはなんとも。アイドル寄りだったのか、アーティストとして売り出したかったのか。
調べてみたら私より5歳下らしいですね。今も歌ってるようですが、亜美さんの曲もステージで披露したりしてるのでしょうか? とにかく、歌はSpotifyで聞けるようになってて、そこはよかったと。