迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[各駅停車で南へ]その7・優しい人々

2007年04月03日 | 旅する。
4月3日

西陣は、応仁の乱の際に船岡山一帯が西軍の陣地となったことから、その名がついたという。

夕方、通りがかると、軒下の植木に水を遣っていたおじいちゃんから、「お疲れさん」と、柔らかい声をかけられた。

「丹精してはりますなあ」

優しさがこだまするような小路に、夕日がやがて落ちていく。

夜、古い友だちに会う。