今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

小説ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々㊤ 高屋敷英夫 1989年10月15日 エニックス(4回目)

2020-02-02 07:54:42 | ドラゴンクエスト
1回放置するとまた数ヶ月空きそうだから→1回目2回目3回目



<blockquote>第四章 自由貿易都市ルプガナ


 ドラゴンの角の北の塔を出発してルプガナ街道を北上したアレンたちは、三〇日後、このルプガナの町の手前まで来ていた。ゲームでもここの道のり結構辛かったような
ムーンペタ→フィールド→ドラゴンの角(南)→ドラゴンの角(北)→フィールド→ルプガナ
ドラゴンの角(北)は後回しにしたかな


<blockquote>1 美少女


 ムーンブルク潰滅からすでに一五〇日近く過ぎているせいか、町の人々や旅人たちは、何ごともないように普通の生活をしていたし、兵士たちにも緊張感が見られなかった。『一五〇日』後の『街道筋の宿場町や村々』の様子
一般ピーポーは常時緊張状態なんて気がもたないからしゃーない


あと少しでルプガナというところで馬車がモンスターに襲われているですぞ!
 コナンが今までかけたギラの呪文のなかで、一番大きい強烈な呪文だった。
コナンが負傷したものも何とか撃破


「わたしどものところへおいでください。すぐお医者さまに診ていただかなければ――」
「へ、平気だよ――。ほっときゃすぐ治るさ――」
「いけません」
いや平気ですよこいつホイミ使えますから



2 ラーミア号


「コナンさまの足は一〇日もあれば、もと通りに歩けるようになるそうでございます」
 ハレノフ八世はそういって、アレンとセリアに椅子を勧めた。
いやこいつホイミ使えますよ


先に助けた美少女レシルの祖父ハレノフ八世は豪商でした
助けた相手(の身内)が地位や権力のある人間てパターンの初出は何だろう
「そういえば、アレフガルドの国王が、ムーンブルクが壊滅した直後からどこかにお隠れになってしまったとか――」
(´・∀・`)ヘー


そんな世間話を挟んだ後で
「そうだ。いい船がある。小さいが非常に性能がいいよくできた船で、四、五人でも動かすことができます。よかったら、この船を差しあげましょう。しばらく放ってあるので、かなり手を入れなければなりませんが、さっそく行ってみましょう」
しかも熟練の船乗りガナルまでついてくる大変お得なセット
港の船の半分の持ち主はさすがに太っ腹である



3 セリアの涙


 ハレノフ八世は、三人が滞在していることに、心から感謝していた。
レシルやハレノフ八世的には幸福な毎日でした


が――
「セリア――?」
(´・ω・`)


からのー
 と、同時に、セリアに初めて嫉妬を覚えたのだ――。
少女漫画かな?



4 出港


「これ――お護りだと思って大事にしてください――」
ベラヌールで例のやつが起きたら置いていこうね




5 悪魔神官


「いつまで待たせれば気がすむのじゃ!」
大神官ハーゴン、いまだセリアの確保が出来ないことにおかんむり
べリアルも悪魔神官も役に立たねーなぁ


そんな時に悪魔神官の配下(?)ガルドがセリアの居所を掴んだですぞ
 二度と笛の邪魔をするんじゃねえ――。
ガルドの性格・演奏を邪魔されるとブチギレる


「とにかく頼む! 礼はたんまり弾むっ!」
悪魔神官の方が下手に出るくらい凄腕らしい



――ここから――
以下1㍉もドラクエに関係無い話
さくらさくらばっかで法案の内容を1つも流さないマスゴミェ・・・・・・
知らぬ間にってのは良い悪い以前の問題で気に入らない
もし興味を持ったらググってみてね
――ここまで――

小説ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々㊤ 高屋敷英夫 1989年10月15日 エニックス(3回目)

2020-02-01 08:11:40 | ドラゴンクエスト
2月中に下巻も終わったらいいな→1回目2回目



第三章 風の伝説


 およそ二〇〇〇年ほど前、古代ムーンブルク王朝が、ロンダルキア山脈を見張るために築いた四つの塔のうちのひとつだ。
二次創作でもよく考察される「あの塔はつまりなんなのか」
・・・・・・ロンダルキア周辺に4つも塔あったっけ?


1 風の塔


 アレンたちが町にたどり着くと、王女の姿を見た自警団の人々は、歓声をあげ涙を流しながらその無事を喜んだ。
王族全滅は滅びの象徴だったろうからなぁ


これからは3人での旅ですなぁ
 アレンは最初、セリアの呪文が自分の呪文より強力だったことに、ショックを受けたのだろうか――とも考えた。
3人になってからコナンの様子がおかしい模様


ホイミは小回りが利くから(震え声)
 だが、そんなことにいつまでもこだわるようなコナンではないことは、アレンが一番よく知っている。
剣術はアレン以下で呪文はセリア以下の雑魚男だとしても
根性○なコナンなら実力の差を受け入れるだけの器はあるはずだ


 はっと見ると、コナンは慌てて目をそらした。
あー
これ気づかれたことに気づいたことに気づいてるとさらにコナンの立場ねーな


セリアもほとんど喋らない気まずい状態で進み続け、風の塔に辿り着きました
 そして、数時間後――やっと三人は八階にあがる階段にたどり着いた。
階段があっちの端だったりこっちの端だったり真ん中だったり
風の塔に限らずRPG世界の建築家は頭おかC


「お待ちしておりましたぞ――」
ひょ?




2 風のマント


「こう見えても魔女ですから、すぐ分かります――。わしは、あなたさま方が来るのを、ずっとここで待っておりました――。精霊ルビスさまのお言葉に従って――」
おまえが何とかしろよ筆頭ルビス


「これが、あなたさま方がお見えになるのを待ちながら、毎日毎日心をこめて織りつづけてきた風のマントでございます――」
『毎日毎日』※約200年
風のマントがいずれ必要になるけど織るんメンドイなぁ
せや!負い目がある人間に使命として押しつけたろ!
汚いなさすがルビスきたない



3 嫉妬


「汚ねえぜっ! こっそりそんな真似をするなんてさっ! おまえが贈ったんだろっ!? おまえだろっ!?」
逆なんだよなぁ(´・ω・`)




4 ドラゴンの角


「どうしたら渡れるかって? はっははは。ま、あと一〇年待つんだな。今おれたちが塔と塔を結ぶ吊橋を造ってるところさ。それが嫌なら、空でも飛んで渡るんだな」
待てんのだよなぁこれが


どこかに空を飛ぶ方法が転がってないかなぁ(チラッ
「そうだ、風のマントを使ってみよう!」
その発想は無かったわー
話の流れでいえばゲームと違って風のマントはついでというか偶然入手なのよねこれ


「じゃあ、ぼくたちが網を運んで行ってあげるよ!」
コナン有能



5 雨露の糸


 アレンは、溜息をつくと、手を振って南の塔に終了の合図を送った。
そう簡単には解決しない模様


「これが――あなたさま方を待ちながら、心をこめて紡いだ雨露の糸です――」
雨露の糸がいずれ必要になるけど織るんメンドイなぁ
せや!負い目がある人間に使命として押しつけたろ!
汚いなさすがルビスきたない



とりあえず行ってみっかで構わないゲームと違って常に明確な目的地がないとね
結果ワンパターンなのはまぁ仕方ない

小説ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々㊤ 高屋敷英夫 1989年10月15日 エニックス(2回目)

2020-01-26 07:45:12 | ドラゴンクエスト
無闇に買い漁るよりもあるものをまた読むべきだと→1回目



第二章 悲劇の王女


 そのことから、この門がローラの門と呼ばれるようになった。
地名1つ取ってもストーリーがあるんじゃよ


1 商都ムーンペタ


 呪文は一度として効いたためしがなかった。
 そのたびにコナンは自信を失っていった。
レベル3未満
いやホイミの描写もないからレベル1未満だな役立たずめ


の割に剣術の訓練はちゃんとやらないし
そもそも体力無いから旅するだけでバテちゃってるし
 ただ、決して弱音を吐こうとはしなかった。それだけが、救いだった。
根性○


あっ!
魔物の不意打ちでアレンが負傷したですぞー
 ――しまった! アレンは思わず観念した。そのときだった。
魔法戦士コナン爆誕


 そしてローラの門を通過してから十六日目の昼過ぎのこと。
ローラの門からムーンペタまで16日か
サマル(コナン)がすぐ死ぬから2人で突破するまでちょっとかかった覚えが


 それは異様な光景だった。
ゲームだとただの平和な街だった気がするけど
物語上は大変な事態になっていることがよくわかるな・・・・・・


街を治めるキゲル四〇世にムーンブルクの件の詳細を確認
「じゃあ王女は!? セリアは!?」
 コナンが聞いた。
 キゲル四〇世は、黙って首を横に振った。
『無数の死体が転がっておった』んだからなぁ・・・・・・(´・ω・`)


1日休んだ2人は、自分の目でムーンブルクを確認することにしました
出発だー
 やがて二人の姿が月光街道のはるかかなたに消えると、子犬は追うのを諦めた。
 そして、哀しそうな声で遠吠えをした。
野良犬に好かれたところで連れ歩く訳にもいかんしなー(すっとぼけ)




2 哀れムーンブルク城


 また、ギラの他に、敵の魔法を封じ込めてしまうマホトーンや、闘いで受けた傷をいやすホイミの呪文も習得していた。
ホイミとギラの順番は逆になったとしてマホトーンあるからレベル8以上
ちゃんと戦力として働いている模様俺は信じてたでクルクル


 二〇〇〇年の栄華を極めた、荘厳華麗な宮殿の面影はなにひとつなかった。
残るは動く骨や動く死体のみ・・・・・・


あっ!
「待っておったぞ――。勇者ロトとアレフの血をひく者たちよ――」
ちゃんと意識を保ってるあたりゲームより強い(てきとう)


衝撃の情報
 ――ファン国王。セリアを救い、そして必ずや大神官ハーゴンを!
 二人は、心のなかでそう誓った。
(`・ω・´)



3 ラーの鏡


 セリアにもらったものだ――と、いおうとして、思わず言葉をのんだ。
マリナの好意はスルーだったわりに鈍感男ではないらしい


ラーの鏡を捜すんだ
 アレンとコナンは、大神官ハーゴンに身も心も捧げている同世代の若者がいることを知って、さすがに驚きを隠せなかった。
ハーゴンの軍勢て人間もいるんだよねぇ
そもそもハーゴンが人間だし


敵を打ち破ってラーの鏡ゲトー
 薄い桃色の絹のローブをまとった、はっと目を見張るような、美しい娘が座っていた。
おかしいですねぇだって子犬は服なんて着ていな



4 王女セリア


 コナンは、愕然として二人の顔を見比べた。
 だが、アレンもセリアも、コナンのその態度に気づかなかった。
君のように勘のいいガキは辛いんだよ(´・ω・`)


以下セリアの回想
 その数は、城下と城を守る五〇〇〇の兵士たちと匹敵するほどだった。
無理ゲーですわ


「おとうさま! おかあさま!」
(´;ω;`)ブワッ


 その瞳は、怒りと決意に燃えていた――。
壁囮そして大砲で3人PTの完成である


最終的にアレン旅立ちから何日の物語になるんだろうなぁ

小説ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々㊤ 高屋敷英夫 1989年10月15日 エニックス

2019-08-24 08:08:18 | ドラゴンクエスト
知らない奴は非国民(過激派)
あのRPGの小説版だよ



序章


 こうして、ローレシアとサマルトリアとムーンブルクの三国は、アレフ亡きあとも、姉妹国として二〇〇年もの間、ともに栄えてきたのだ。
勇者ロトの末裔だという男アレフがアレフガルドを支配していた竜王を倒す(Ⅰ本編)
ラダトーム王国の姫ローラを嫁にしてアレフガルドから大航海(Ⅰエンディング)
新天地でアレフはローレシア王国を建国、その20年後にサマルトリア王国も建国
2つの国は長男と次男に任せ、長女を大陸の大国ムーンブルクに嫁がせて三国で同盟成立


ところがぎっちょん
 だが、今――、この三国は、かつてなかった最大の危機を迎えようとしていた。
せまる~ショッカ~
※違います



ムーンブルクの王女セリアの16歳の誕生日(=成人の日)まであと10日
溺愛する娘のために盛大なお祝いを国王は考えていたのですが――
 世界征服をもくろむ邪教徒の大神官ハーゴンが、魔界の悪霊の神々と手を組んだ、というのだ。
ムーンブルク王国の南にあるロンダルキア山脈、
そこを拠点とする邪教徒どもに大きな動きがある様子


残念ながらお祝いどころではなくなってしまいました
警戒を!一心不乱の大警戒を!
 だが、敵の動きはすばやかった。
なんだと


 瀕死の兵士の早馬が、ムーンブルクのはるか北東にあるムーンペタの町にたどり着いたのは、それから九日後の夜明け前のことであった。
\(^o^)/




第一章 勇者ロトの末裔たち


1 ローレシア城


 アレフの死後、アレフ二世が高名な絵師に命じて、二〇年がかりで造らせたものだ。
ローレシア城の回廊には『壮大な絵』があるそうな
・・・・・・なんかヤダなー
そういうのを勇者本人の身内が造らせるの、なんかヤダなー
こういうのは旅の途中で出会った権力者なり豪商的な人が手配してくれる方がいい


まぁそれはおいといて・・・・・・
ムーンブルク\(^o^)/の報せはローレシア城に大きな衝撃を与えました
どうやら軍事的にはムーンブルクが1番戦力があった模様
つまり矛先が向き次第ローレシア(とサマルトリア)終わりですやん
「ぼくが行きます! ぼくが行って大神官ハーゴンを倒して来ます!」
ローレシア王国王子アレン16歳


当たり前ですが重臣全員、それに国王アレフ七世も反対しました
たった1人の王子にそんなことさせられないだろ常識的に考えて・・・・・・
「そ、そんなに心配なら――!」
 アレンは、隅に控えていた連隊長のルチアを見た。
『ローレシアで一番剣の腕の立つ男』がいれば安心だね!!!!!


よし、ルチアを巻き込めば反対の声が小さくなるはずですぞー
 だが、「ルチアと一緒に行かせてください!」といおうとして、アレンは思わずその言葉をのみこんだ。先日、ルチアは結婚したばかりの美しい妻を連れて、アレンのところに懐妊の挨拶にやって来た。その幸せそうな二人の笑顔を、思い出したからだ。
「とにかく、だれがなんといおうと、ぼくは行きます!」
そういう配慮ができるとは、熱血かつ聡明な16歳である


結局、誰にも賛同は得られなかった訳ですが――
 それ以来、アレンはそのペンダントを胸からはずしたことがなかった。
であるからして


「かつて、勇者ロトやアレフが、戦ったように――」
そうなる





2 脱 出


 勇者アレフが、三人の子供に「ロトの鎧」と「ロトの楯」と「ロトの兜」を至宝として授けたという。
子供がもっといたら「ロトの篭手」とか「ロトの肩当」とか
それこそ大家族的な状態だったら「ロトの兜のツノ」とかだったん?
なお『ロトの剣』はアレフが竜王と戦った時に失われたらしい


最強装備なー
いつ手に入るかなー
「こ、これが、ロトの鎧かっ――! これを着て勇者ロトとアレフが悪と戦ったのか――!」
最初からかーい!
まぁ『至宝』をちゃんと管理していたってことだから許す


『ローレシア城の後継者の証』として引き継がれている剣を持って、
それから食料他諸々旅に必要なものを鞄に詰めて、
防衛でバタバタしている兵士たちの隙をついて馬を拝借して――
 夏の朝は早い。東の空は、すでにうっすらと明るくなりかけていた。
出発!!




3 サマルトリア


 アレンは、剣を振りかざすと、一刀のもとに胴をまっ二つにし、返す刀でもう一匹も斬り裂いた。スライムは、見る見るうちにどす黒い血の塊になって、いきなり爆発してあたり一面に飛び散った。
スライムの死亡描写を大公開
なんで爆発するねん(´・ω・`)


出発から8日で国境の町グラハに到着
そしてグラハから6日でサマルトリア王国に到着
・・・・・・ローレシアからアレンを確保すべし的な話が来ているかも?
どうにか城内の様子を確認しよう
「ぼくだよ。アレンだ」
こいつ盗賊なんじゃね?


「アレン――!? うれしい! 会いに来てくれたのねっ!」
サマルトリア王国王女マリナ14歳
なおアレンはマリナの兄、王子コナンの方を捜していた模様


で、コナンはどこだ
「それがねえ――」
 とたんに、マリナは顔を曇らせた。
「行方不明なの」
(´・∀・`)ヘー


まぁロトの楯が欲しいから寄っただけで、別に合流したかったって訳じゃないし
おうさまーロトの楯ちょーだーい
4 親心


「コナンじゃよ。コナンが持って行ったんじゃよ」
ksg
なおどういう訳かローレシア王国の町リリザにいるらしい




5 魔物たち


 今回のムーンブルク襲撃の目的は、ムーンブルクの王女を捕らえることであった。
『邪神の像』なるものを手に入れるのに王女が必要だそうな
しかし脳筋魔物集団が勝手に襲撃して考え無しに暴れた結果、
捕らえるどころか行方不明、いや生死すら不明の模様


これには邪教徒集団の人間代表である悪魔神官も激おこですが
「とにかく、わしらはわしらの流儀で、大神官の手助けをするまで! 二度とわしらに指図するような真似は許さん! よーく心にとめておくんだなっ!」
むしろ邪魔をしたってことがわかってない魔物どもマジ無能





6 王子コナン


「今回ほど、腕の立つやつが羨ましいと思ったことはないぜ――」
コナンのだいぼうけん
どうもこいつはハリポタのロンと重なるところがある
剣術はヘナチョコだから独学で呪文を覚えようとしているらしいけど・・・・・・役に立つかねぇ
まぁロトの楯入手のイベントと思えば十分か




上巻は全5章

小説ドラゴンクエストⅤ2⃣ 久美沙織 1994年10月19日 エニックス

2018-06-02 08:18:42 | ドラゴンクエスト
あれから10年。過酷な日々に耐え、リュカは青年へと成長していた。共に苦しみを分かち合ったヘンリーと旅を続けるうち、リュカは魔物使いとしての力に目覚めていく――。新たな仲間との出会い。そして別れ。勇者を求めて、新大陸へと旅は続く。青年時代のリュカが、真実の愛を得るまでを描く第2巻、堂々の文庫化。ゲーム「ドラクエⅤ」の感動を再び!
前袖より
青年編はっじまっるよー



1 望まれしもの


 生み落としたその日、パリラは死んだ。我が子マーサを祝福しながら。なぜなら、パリラは知っていたからである。ほかでもないその子が、エルヘブン数百年の歴史上の誰よりも優れた巫女となるさだめであることを。
『さだめ』だから仕方ない


実際、マーサは幼少期からその力の片鱗を見せ始めました
「力というものは」
 モーリアンは横長の椅子に腰を下ろし、隣にマーサを座らせた。
「つねに責任をともなうもの。より強いものは、より慎重で寛容でなくてはならない」
祖母の教え・其の1
いわゆるスパイディ


「知っていることと理解することは違う。わかっていることと、そうできることも違う」
祖母の教え・其の2
だが凡人はスーダラ節



2 騎士の誕生


「おまえ、どっちだと思う? 次に指輪を預かるのって。力からいって、エリーサか俺か、たぶん、どっちかじゃねぇ? だが、エリーサはもう婆ぁだ。前の冬にも関節が痛いって寝てばっかりだった。おい、マーサ。なぁ、もし誰かに相談されたら俺を推・・・」
イーブ、マジKY


マーサは12歳で大巫女を継ぐことになりました
つまり前任者であったモーリアンは・・・・・・ね
悲しんでいたマーサにスライムのピエールが会いに来ました
「うん。あのね。ぼくたちスライム一族ってね、人間とか、普通の生き物より、ずっと進化のスピードが速いんだって。その時々の必要に応じて、どんどんいろんな種族に分化していくらしいの。そうして、ぼくたちの進化にはね、偶然や、環境や、親のスライムがどういうタイプだったかももちろん関係あるんだけど、魂が純粋な子供のうちに、将来こういうスライムになりたいなぁって、強く強く思うのが一番効くんだって」
スライムの『進化』事情
仕事絡みでろくでもないことをする奴は、
そもそも不純な動機でその職に就いたということに違いない(名推理)


で、ピエールの場合――
「だから、ぼくは、一番なりたいスライムになることにしたの。芽をだして、騎士を囃せば、その騎士が立派に育って、やがて鎧とか着ることができるようになるんだよ。剣や盾も持てるんだ。ぼく、将来、きっと立派な強いスライムナイトになって、マーサを守ってみせるんだっ!」
これは眩しすぎるほどに『純粋』ですわ


スライムはおろか凶暴であるはずの魔物たちと友達になるわ、
『乱暴な呪文ばっかり得意』なイーブに目をつけられてるわで
マーサのことはいくら心配してもしたりないくらいですぞ
もっとも――
「ずっと前から待ってるの。そのひとが来るのを。誰かは知らない。なまえも知らない。でも、逢えたら、きっと、ひと目でわかる」
ピエールの心マーサ知らず


 いいさ。あなたが誰を思っていても。
 ぼくはきっと、必ず、強くて立派なスライムナイトになって、マーサ、あなたを、守ってみせる・・・・・・!
なんだただのイケスラか


 ピエールの願いは叶わなかった。それどころか、彼はマーサに別れを言うことすらできなかったのだ。
何年にも渡った『騎士の芽』との孤独な戦いに耐え抜いたピエール
『騎士』となった喜びを早速マーサに伝えようとしましたが、
彼女の家には誰もいませんでした


通りがかりの爆弾ベビーに話を聞いてみたところ――
「みんな、すごくおこって、おいかけたの。それで、ひとが、いっぱいいっぱいいなくなったの。それから、なんか、けんかになったの。それで、いっぱいかえってこなくなったの。もう、ずっとずっとずっとずっとまえのことだよ」
絶望した環境の変化に絶望した
村の外から来た『戦士らしい人間の男』許すまじ


その後、あてもなく彷徨っていたピエールは、
とある地域で近隣の魔物の『頭領』のような存在だったソルジャーブルに拾われ、
その指導の下『魔王の使い』に『優秀な戦士』と評されるほどに成長
そして・・・・・・ピエールは配下を率いて魔王傘下の兵隊となりました
 ピエールは、じっとしていられなかっただけなのだ。何かを憎む必要があった。鬱屈した気持ちを、どこかにぶつける必要があった。たとえば、人間。人間どもを相手に戦い続けていれば、いつか、マーサをどこかに連れさってしまったそのよそものの戦士とかいう奴にも出会えるかもしれない。もし会えたら。
 斬る・・・・・・!
これは斬っていいよね


『歴戦のつわもの』として魔界でも名を知られた存在となったピエール
しかしぶっちゃけ魔王がどうのなんてのはどうでもいい
 愛するものを取り戻すために。
 諦めることによって、永遠に失ってしまうことを避けるために。
 ピエールが戦い続けずにいられぬことを、誰ひとり、知りはしなかった。
これは『忿怒』の『騎士』ですわ




3 出会い


「塔はすでに落ちております。宝物は奪われ大地や床に、ここかしこ、傷つき呻く魔物やら冥府にたびだったものたちが」
「・・・・・・遅かったか」
ピエールは魔王の命で配下と共に『神の塔』へさしむけられましたが、
どうやら予想よりも人間の行軍が早かった様子


しかしあの『神の塔』を落とすとは相当な大軍が動いたか
「いえ、ほんのひとにぎりばかりの小勢だったと聞いております。敵の長は、うら若い黒髪の男とか」
「若い男?」
ほうほう


手練れの存在に興味を持ったピエールは、
神の塔を落とした連中を捜索しそれらしい馬車を発見
移動ルートを確認し、岩だらけの海岸で包囲待ち伏せ準備おk
さぁ狩りの時間ですお
 が。先導の男の鼻歌は、ピエールが身をひそめた岩くれの間際でぴたりと止まった。
 ・・・・・・くる!
ほう、人間ごときがやるではないか!


開戦だぁぁぁ
「・・・・・・かこめ・・・・・・まわりこめ! はさみ打ちだ!」
「無理です、お頭! ・・・・・・こいつら速すぎ・・・・・・うわおがぁっ!」
ばかな、この魔界でもつわものと知られるピエールさまの襲撃がこうも容易く


敗れた配下は次々海へと落とされ、ピエール自身も黒髪の男に苦戦
止む無く撤退しようとしたところ、満潮という想定外の事態で渦に飲まれ・・・・・・
ざんねん! ピエールの冒険は これでおわって
 ピエールはそろそろと顔をあげ、馬車と人間たちと自分とが、満ち潮に取り残されたわずかな岩崖の足場に窮屈に同居しているのを知った。すぐそこは、凄まじく沸き立った黒い海だ。見回してみると、さっき自分をすくってくれた剣鞘が、黒髪の男の立てた膝の間にもたせかけられているのがわかった。
ほうほう
黒髪の男が助けてくれたのか


観察してみよう
 くっきりと濃い眉、ひと筋高く通った鼻、つぶらといっていいほど大きな瞳。いくさやつれの黒ずみは煌めく波の反射に隠れ、顎や頬の輪郭の硬さがこの角度の横顔では打ち消されたため、その顔は、あなどりがたい戦士などではなく、ひどくあどけなく、傷つきやすそうに・・・・・・たとえば、清楚で気丈な美少女のように見えた。いや、そうではない。実のところピエールは、見たとたんどきりと、ただひとりの少女を思いだしたのだった。
むむむ?


3匹の魔物を連れた黒髪の男の正体は、そういうことだったのでした
「マーサが心待ちにしていたのは、ほかならぬあなたの父上だったに違いない。すべては運命だったのに違いない。・・・・・・でも・・・・・・さっきのお話の具合では、お母さまの顔も知らぬとか? その後マーサは、また行方知れずになったのですか?」
「そうなんだ」
彼女は生まれながらのさだめの旅人なんじゃよ(てきとう)


神の塔を攻略した理由までを話し終えたところで、
腐った死体のスミスがついでに質問
「ま、前から、し、知りたいと思ってたんだけど、りゅ、リュカたち、ど、どれ、奴隷だったことがあるって、ほんと?」
リュカとヘンリーは『光の教団』とやらで10年『奴隷』やってたで
どんだけ人生ハードモードなのか


今回同行したマリアも、元は教団の信者ながら
奴隷制度に疑問を持ったことで、2年の間奴隷仲間に
先ごろマリア他若い娘に乱暴しようとした見張りの鞭男を半殺しにした結果、
危うく処刑されそうだったリュカとヘンリーでしたが、
マリアの生き別れの兄ヨシュアの助けで3人は教団を脱出できたのでした

それにしても光の教団のイブールってやつは悪い奴だなー
「いま、イーブと言いましたか?」
「いいえ、イブールです。それが、あの教団の教祖の名ですわ!」
似た名前の奴がいるもんだね
「イ」と「ー」と「ブ」が入ってたらろくでもない奴なんだよきっと
「イーブイ」とか最悪やね(流れ弾)


奴隷になるに至った原因までを話し終えたところで――
「どうかわたしをお伴に加えてください。わたしはかつて、マーサの役にたちたいと願って騎士を生やした。マーサと縁深いあなたがたの助けとなりたい。許していただけますか」
「もちろんさ!」
スライムナイトが なかまに くわわった!


マリアを修道院まで送った後、一行はラインハットへ!
国を乗っ取ったニセ太后を叩きのめすのじゃ!
 ラインハット歴四百七十六年。こうして、王家血統に長らくつきまとった忌まわしき伝統、血で血を洗う相続争いは大団円の決着を見たのだった・・・・・・。
でも、そのうちまたお世継ぎ問題やらかすんでしょう?(台無し)
今の代を実際に経験した人間がいなくなる3~4代後あたりが危ない


 十年の余、運命を共にし、血命を預け合ってきた友である。兄弟の絆に勝るとも劣らぬ契りを持つふたりである。別れがたい思いは、わざわざ言葉にするまでもない。
 だが、ラインハットはいま、ヘンリーを必要としている。
ニセ太后戦強制参加うぜーとか思ってごめんね



DSⅤやりたくなってくるから困る
いや新1そしてⅣをやらないといけないから