ただの配達。ゴブリンスレイヤーですら、そう思っていた。裏表紙より
牧場の手伝いで配達に出たゴブリンスレイヤーは牛飼娘とともに、ゴブリンの大軍に待ち伏せされる。それは、ある祈らぬ者の策謀だった!
一方、ゴブリンスレイヤー不在の一党は、見習聖女の託宣より、雪山を目指すことに。そこは、氷の魔女の統べる永久の冬の領域だった!
包囲された雪の廃村で、牛飼娘を守り、孤軍奮闘するゴブリンスレイヤー。彼不在の中、女神官は、ゴブリンではない怪物たちの脅威と対峙し、一党の行動を決断していく――。
「――手は、あります」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第9弾!
GOBGGRBGORRRBGOBB!!
第1章 『破滅の予感』牛飼娘が『小鬼の領域』にいるだと・・・・・・?(;`・ω・)
だから――彼女は、小鬼の領域へ踏み込むとはどういう事なのか、今やっと理解していた。
それについての流れ、の前に
「馬鹿にしないで!」と妖精弓手は憤然とその薄い胸を反らした。「二〇〇〇年よ!」・・・・・・はぁー(溜息)
さて、改めてどういう流れだか説明が入るよー
お洒落、よそ行き、年頃の娘らしいことは大いに歓迎だ。問題は――・・・・・・。今巻も牧場主殿の溜息は止まらない
――その相手、か。
ゴブスレさんは牧場の食料配達のお手伝いなのです
道中荷物と馬と牛飼娘を守らねばなりません
だがしかし、今回の案件は依頼というには非公式で、身内の頼みごとに近い。いつもの面子に声はかけませんでした
――ならば、良いか。
『仲間』だと思ってはいるものの、やはり長年のソロ思考はそう簡単には抜けない模様
しゅっぱーつ
冒険ではない。ただの配達だ。だって『ただの配達』だよ?
ゴブリンスレイヤーですら、そう思っていた。
だよ?
「――拙いな」あっ
という訳で
だから――彼女は、小鬼の領域へ踏み込むとはどういう事なのか、今やっと理解していた。そういう感じです
まぁゴブスレさんなら何とかするやろ(楽観)
一方、いつもの面子はヒマでした
「いいとこ十三くれぇだろ」公式ツッコミ
7巻では『二〇〇〇歳』ぽいところも見せたから(震え声)
「つっても、まあ、まだ白磁から黒曜なんだけどさ」【祝】見習聖女と新米戦士、昇級決定
地道にやってれば結果はついてくる訳ですなぁ
で、見習聖女が神殿にソレを報告したら『託宣』(ハンドアウト)があったそうな
「至高神様の試練は、困難なものが多いと伺っていますけれど・・・・・・やはり?」至高神はムチャ振りのバカヤロウとφ(..)
「そうなの」
ヒマだった女神官たち4人は新米2人の『託宣』に付き合うこととなりましたとさ
第2章 『さまよえる小鬼殺し』いつだって最後はKIAIの問題なんだ
「体が諦めていないなら、あとは気合の問題だ」
「必要な時に使うために、買っている」ケチる奴は死ぬ(戒め)
楽しい状況ではないとはいえ、ゴブスレさんにかかればどうにでもなるさぁね
――手強い。むむむ・・・・・・!
ゴブリンスレイヤーは結論づけた。
ゴブリンではない親玉はゴブリンを扱い方をわかっている模様
さてどうしよう
「何でもするんだよ、いとしい人よ!!」そう教わったのでゴブスレさんはそうします
お前はどこにでもいるような馬鹿なのだから、人並み以上の事はできるわけがない。先生きびC
「だが、答えは常に、ポケットの中だとも教わった」ポぉケットの中にはビスケットがひっとっつっ
ポぉケットをバン叩けばビスケットがたっくっさんっ
間章 「冒険が始まる前のお話」雪山なら訓練代わりにいくらか動かしてもよくない?
「軍は戦をするものであって、当て所なく北方辺境を探索させるものではないよ」
脱落する程度のはそれはそれでよかろうなのだ(外道)
第3章 『足取りも軽やかに』地母神様に乗り換えてもいいのよ?
「ううう、至高神様ぁ・・・・・・託宣がふわっとしすぎですよぉ・・・・・・!」
雪山を進む6人
戦士、神官戦士、弓使い、魔術師、神官、聖女
神官と聖女って何が違うん?
今のところ見習聖女は回復呪文ないけど見習だから?
何のための託宣だったのか。雪山に暮らす兎人と会って今起きている異常事態を把握
何故、自分たちはこの山へと導かれたのか。
彼女はそれを確信したのだろう。
新米冒険者じゃなくてそこそこの等級の奴に託せよ至高神さぁ
兎人の村に着いてまともに休めたと思っていたら――
「んーむ。兎っちうんは、小骨が多いわりに肉が少なくていけねぇなぁ」うわー雪男どもだー
明らかにバカの類だけど3体もいるからなぁ
「街ン中だもの。あいつら暴れさせたら、えらいこったわ」ふむ
「故、正々堂々と真正面から決闘を受け、真正面から出し抜くが上策かと」
どうしよう
「手は、あります」ほう
そして
「誰でもない! 誰でもないにアニキがやられたぁっ!!」そうなった
女神官有能
「え」どうしてこんなになるまでほうっておいたんだ
第4章 『廃村の暗殺者』あわわわわわわわ
どうするべきか。考えなければならない。ポケットの中だ。考えろ。
雪。ゴブリン。廃墟。氷。ゴブリン。見張り。井戸。ゴブリン。ゴブリン。ゴブリン。
「全て運任せだ。どうしようもない」とりあえずセェェェェェフ
でも何も解決してないんだなこれが(;`・ω・)
間章 「小鬼に軍師は向いていないというお話」ゴブリン並が如何に多いことか
いや、士気というのも憚られる。やる気がないのだ。
『託宣』に従い雪山に挑む女神官たちを待ち受けるものとは?
そして『孤軍奮闘』するゴブスレさんに状況を打破する手はあるのか?
第8章 『小鬼殺し、渦中へ』これは銀等級の風格
「何を勘違いしているのかは知らんが」
その男は、静かに言い放った。
「死ぬのは貴様らで、殺すのは俺だ」
勝ったな(確信)
迫り来る巨影、その致命的な威力を前にして、彼は、彼は――・・・・・・。あっ