父

今日は晴れるというわけだったのですが　
実家へのLONG　WAY　DRIVEの最中も今も　雨が降っています。

さて　父は昭和ひとけた生まれで　はっきりいって　ものすごく頑固です。
頑固でマイペースで（こっちは性格か？）　
若いころから　女三人（母　姉　私）が　山ほどの荷物を持っていても　
涼しい顔して何も持たずにどんどん行ってしまうような人でした。

これが　還暦をすぎたあと　母が病気をしたのがきっかけで　母の荷物を持つようになり
気付くと　私の荷物も持ってくれるようになり　ちょっとびっくりしています。

昔は　人のことなんて　まるで気にしない人でしたが
今回も　帰省することを聞いたら　指折り数えて待っていた模様。（母談）
着くなり　今度はいつ帰るのかを　しきりに気にする。

年を取ったということなのか　それとも　丸くなったということなのか？
子供のころは　気分屋の父の雷が落ちるのが怖くて　
よその友達みたいに優しいお父さんをうらやましく思ったものです。

大人になり親となって初めて
父が不器用だけれど　子供のこと　孫のことを　心配してくれていることが
母の通訳なしでも　分かるようになってきました。

子供がいくつになっても　親は　子供のことを考えているんだなと感じ
ありがたいなと思うと同時に　自分もそういう親になりたいなと思います。

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