4月のOUAGADOUGOU
朝から照り付ける灼熱の太陽は大気をも熱し
熱い風となって私の体を包む
最後の雨からはもう7ヶ月経つというのに恵みの雨はまだ遠い
乾いた熱い風がただ吹いているだけ
植物や動物達も生きるがために無駄なエネルギーは使わないように見える
そのような乾いた世界の中で毎日古着を売る少年がいる
少年は何枚かの古着を大切そうにかかえ次々と出会う人たちに見せて歩く
1枚1000フラン(200円)ではあるがなかなか売れそうにない
少年の顔を見るとなぜか悲壮感が漂っていない
音楽のなっているスピーカーの近くに行くと少年は小刻みに踊りだす
まるで自分はダンサーかの如く目をつぶり踊りながら陶酔している
周りの人たちはそれを見るでもなく普通に他の人たちと会話をしている
生きて行くことだけでも難しい環境の中で
人をどうこう批評するゆとりなどないのかも知れない
今度はオレンジを売り歩いている少女がスピーカーの前で踊っている
朝から照り付ける灼熱の太陽は大気をも熱し
熱い風となって私の体を包む
最後の雨からはもう7ヶ月経つというのに恵みの雨はまだ遠い
乾いた熱い風がただ吹いているだけ
植物や動物達も生きるがために無駄なエネルギーは使わないように見える
そのような乾いた世界の中で毎日古着を売る少年がいる
少年は何枚かの古着を大切そうにかかえ次々と出会う人たちに見せて歩く
1枚1000フラン(200円)ではあるがなかなか売れそうにない
少年の顔を見るとなぜか悲壮感が漂っていない
音楽のなっているスピーカーの近くに行くと少年は小刻みに踊りだす
まるで自分はダンサーかの如く目をつぶり踊りながら陶酔している
周りの人たちはそれを見るでもなく普通に他の人たちと会話をしている
生きて行くことだけでも難しい環境の中で
人をどうこう批評するゆとりなどないのかも知れない
今度はオレンジを売り歩いている少女がスピーカーの前で踊っている