バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2017年10月定例デモと申し入れ書

2016-10-17 | 日記

雲一つない秋晴れの下、この日座間キャンプは「オクトーバーフェスタ」とやらの基地開放日でした。申し入れが3時の開始時間と重なり、ゲート前は基地を訪れた人たちの長蛇の列。米軍の守衛(日本人)は、門内にいる私服のアメリカ人に指示されている様子で、申し入れ書を読み上げようとする仲間に対し高圧的な態度をとります。反対側の人のいないほうへ移動させようとしたり、いつもより道路寄りに下がらせようとしましたが、理由がないことなので私たちは拒否、ほぼいつもの場所でよみあげました。(事前の申し入れの際にはいつも通りと確認済み)

大きな声で下記の申し入れ書をよみあげましたが、長蛇の列に並んで顔写真付証明書を見せ、荷物チェックを受けて並んでいる人たちの関心はあまりひいていないようでした。それでもいつものデモでは、関係者以外人影のないゲート前にたくさんの人が並んでいたので、今日の申し入れ書作者氏はおおはりきりでよみあげていました。

参加者数14人。デモ行進中、高江から帰った仲間の話もききました。終了後にポレポレ東中野で上映中の「高江 森が泣いている」を見て現地で闘っているKさんのお話を聞きに行く4人もいて、デモ中のアピールでは、辺野古・高江と心を一つに座間行動を続けようと確認しました。

                                       

           申し入れ書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官    ジェームズ・パスカレット少将様
陸上自衛隊中央即応集団司令官                  小林 茂 様
座間駐屯地司令                             豊田 真 様

米軍の皆さんへ
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22日沖縄の海にAV8 ハリアーが墜落しました。幸い人命は奪われませんでした。海に漁船が出ていたら、沖縄の陸地に墜落していたら、大惨事となったことでしょう。ここの空にも厚木基地や横須賀の原子力空母からの米軍のジェット戦闘機などが轟音を響かせて飛び回ります。欠陥機オスプレイも飛んできます。私たち市民は安心して安全に暮らすことができません。
私たちは米軍兵士が被ばくまでしながら、トモダチ作戦で活躍したことを知っています。が、本当に米軍が感謝されるのは、沖縄はじめ日本から米軍が撤退したときでしょう。
今の日本はヒットラーばりの安倍首相、核武装論者の稲田防衛相などが政治を取り仕切っていますが、彼等は必ずや民主的な国民市民によって打倒されることでしょう。
沖縄の人々は、一丸となって辺野古新基地建設阻止、高江オスプレイヘリパッド建設阻止の闘いを繰り広げています。米軍の皆さん!あなた方にも人間的良心があるはずです。基地を撤去してアメリカへ帰りましょう。

自衛隊の皆さんへ
臨時国会冒頭の所信表明演説の際、安倍首相が、国を守る自衛隊へ敬意を表わすとして、自民党議員に起立、拍手をさせるということをしました。
皆さん、うれしかったでしょうか。
自衛隊の皆さん、だまされてはいけない!
安倍首相たちは、多くの国民の反対の声を無視して強行採決した安保法の下「名誉の戦死」を強要していると思います。
南スーダンでは7月、陸上自衛隊宿営地のすぐ隣のビルに、反政府勢力が立てこもる事態となり、大変危険でした。
自衛隊の皆さん、死んではなりません。殺してもなりません。アメリカの戦争に巻き込まれてはなりません。日本で国民市民の命、生活を守る仕事、例えば災害救助などがあります。考えてください。騙されまいぞ!

20161015日                       バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同

      

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