バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2021年1月申し入れ行動

2021-01-18 | 日記
2021年1月16日(土)午後3時半、キャンプ座間ゲート前に10人が集合、バスストップから基地ストップの会の本年第一回の定例申し入れ行動でした。
3時に相武台前駅からお散歩デモ、帰りも歩道をプラカードやバナーを持って静かにアピールしました。
新型コロナウィルスの拡大の中でこそ見えてくる政治の誤りとマスコミの喧騒、報道されない中で進められる我が国の軍事化。今こそ、民が声を上げ世直し行動するとき。今年もよろしく!
   


申入書提出後、道路の反対側歩道よりアピール行動



            申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官   ビエット・ルオン少将様
陸上総隊司令部日米共同部長              垂水 達雄 様
座間駐屯地司令・第4施設群長             小野 一也 様

2020年11月に行われた米国大統領選挙はジョセフ・バイデンが現職のドナルド・トランプを破って46代大統領に就任する見通しになっている。ところが今年に入ってトランプ支持者が連邦会議場に乱入して4名の死者が出た。コロナ禍に見舞われた2020年同様に今年も散々な幕開けを感じている。日本ではコロナによる医療崩壊寸前の中で東京五輪を未だに中止にすら出来ない始末だ。人々の生活もままならない中でのお祭り騒ぎは要りません。為政者達は民草(たみくさ)の窮状などお構いなしで自らの権力を維持する事に躍起となっています。疫病が蔓延する中でそんな事が最優先なのは情けない限りです。

ロシアの現在に復活した皇帝(ツァーリ)プーチン
2020年7月のロシア改憲でプーチン大統領は2036年まで政権に留まる選択肢を得た。以前のロシア大統領は1期6年で3選禁止となっているが誰かを挟めば何度でも大統領になれた。2012年から大統領となっており2024年に任期が切れた後も改憲成立時の大統領は例外となるため続投が可能となる。事実上の終身大統領制でありかつてロシアに居た皇帝(ツァーリ)が蘇ったようだ。ただの大統領期間が伸びただけでは無く、大統領経験者に生涯に渡り「刑事訴追」からの免責を付与する改正(改悪)法案まで12月22日に発効された。これでプーチンは好き放題な事をやって大統領を辞めてもお咎め無しという免罪符を得る事となった。ロシア改憲の中にロシア領土の割譲に向けた行為の禁止という項目があり、これは日本が戦後求め続けている「北方領土」問題に対するロシア側の終結宣言を意味する。国際条約に基づく国際機関の決定はロシア憲法と矛盾する場合は無効とも謳っておりロシアの周辺諸国に対する宣戦布告とも取れる内容である。プーチン独裁による「強いロシア」路線は間違いなく日本にも影響を与えます。

残り物に福が無い日本の菅政権
米国やロシアが着々と権力闘争に明け暮れる中で日本と言えば前職の安倍首相は二度目の仮病による二度目の任務放棄を行ない菅義偉官房長官が総理大臣になった。日本は首相公選制ではないため与党内の中での人事で首相が選ばれる。現状の自公政権が民衆から高い支持を受けているとは言い難い中で出涸らし人事の極みのような菅が首相になった。首相として自分の言葉で説明をする事すら出来ない。コロナ感染予防に関する二度目の緊急事態宣言を(東京・千葉・埼玉・神奈川等、各地)で発令したが、菅自らが二階幹事長と銀座でステーキを8人での会食をしていたのが発覚したばかりで歯切れが悪い。大国に比べると日本のリーダーが一番の小物だが器が小さい者であるが故に国民に貧困の強要も戦争の不作為も平然とやってのける。こんな貧乏神に私達の生活を委ねておけない。コロナ禍で日本での抗議行動に制限はかかりますが今年も為政者達の独善な行動には抗議していきます。

2021年1月16日 バスストップから基地ストップの会、参加者一同




 2016年5月の定例デモ また皆で声を上げ歩ける日に備えよう。


     
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